台湾ということで、真っ先に私が思い浮かべる事はと言えば、
「もしも中国が民主主義国家だったなら・・・」
あの反日共産主義国家、中華人民共和国全土が台湾のような親日の国だったら、どれだけ日本にとってプラスだっただろうか・・・
あまりにも惜しい。
まあ、そんなに単純な話では無いかも知れないけれどもね。
台湾観光はコンテンツ勝負だ
ところで今回台湾に行くにあたり、ランダムにまっぷるの観光ガイドブックを買ったのだが、内容はと言えば、ひたすら「メシ」「スイーツ」「小物」。
どのページをランダムに開いても、必ず「メシ」か「スイーツ」か「小物のお買い物」に関する内容なのだ。
どうも台北は女子旅定番の行き先らしい・・・
というわけでおっさんの私にとってはメシが中心の旅となった。
台北に行く際には皆が行くらしい九份(Jiufen)は、階段ばかりで混雑しているため2歳児連れではキツい、ということで断念。今回は台北のみを4泊5日で満喫することにした。
そんな台北にはそれほどワオ・ファクターの高い観光地があるわけではない(と思う)。
中正紀念堂は広くてデカいが、蒋介石と直接繋がりのない我々には「特別」という程のものではないし、台北101も私が住むドバイのブルジュ・カリファに抜かれて世界一の高さではなくなってしまったし。
街中の風景や世界遺産的みどころ、というよりは、メシや買い物などのカルチャー。そういったコンテンツで勝負するところは日本といっしょ、と感じた。
台湾留学させて中国語と日本語の漢字を一気にマスター?
マイサン(2歳児)はドバイのナーサリー(英国式)に通っているため、英語の方が日本語より達者、という状態になっている。
2歳児にしてすでに日本語がアメリカ人がしゃべる日本語のようなのだ。「アリガットー(ありがとう)」とか言ったりして。
うちでは私も妻も日本人で、家庭内は日本語で成立しているため、「日本語が話せるようになる」ことに関しては特に何も心配していない。
だが心配なのは日本語を書くことだ。特に漢字。
話せば日本語で問題ないが、メールを書いたらメタメタ、というのでは日本絡みのビジネスマンになるのは厳しい。なのでそのへんをどうにかしたいと考えている。
そこで思いついたのだが、いっその事中華圏の国へ留学させ、「中国語」と「日本語の漢字」を一度に学んでしまって「一石二鳥」というのはどうか、と思ったのだ。
著名投資家のジム・ロジャースが子供に中国語を習わせるためにシンガポールに移住したように、中国語をマスターすることは将来的にポテンシャルが高い。
だがシンガポールへ留学させるのは我が家的にちと高コストだ。かと言って共産主義国家の中国本土はちょっと・・・
となると俄然注目なのが台湾だ。
ところが。
台北で会った妻の学生時代の友人(台湾人)に聞いたのだが、台湾では大学に入るのに競争がとても激しく、一旦大学に合格すると全然勉強しないらしい。
なんか日本にそっくりだな。
そもそもそれが理由でマイサンには日本の大学には通わせたくないと思っているので、台湾の大学へ進学、というのも無しだね。
日本に似ているのは教育だけではない。
台湾は過去に日本に占領されていたせいか、いろいろな事が日本に似ている。
そもそも台北の街中・風景は「日本の地方都市」と言われても不思議でないくらい似ている。
台北の風景を一言で言ってしまうなら、
建物の外観が汚いヴァージョンの日本
という感じなのだ。
台湾では外国人(特に白人?)に対してとても親切らしいが、それは日本人への評価とほぼ同じ。
事前にユーチューブで見た外国人は皆「台湾では人々が親切でフレンドリーだ」と言っていたが、同胞にはそれほど親切なわけではないらしい。これも日本人にそっくりだな。
それから面と向かっての衝突を好まない、とかもう日本人にそっくり。
それから街中が綺麗でゴミが散らかっていない。地下鉄内のエスカレーターでは、立っている人は片側に寄り、急ぐ人を妨げない。日本と同じだ。
台北の街中の風景は、日本の都市と同じく雑居ビルが立ち並び、お世辞にも美しいとは言えない。ヴェネツィアやフィレンツェなどイタリアの都市のように「行き先も決めずただブラブラ散歩するのが楽しい・・・」などとはとても言えないところが東京にそっくり。
ローマで休日: 歴史とデザイン大国イタリア旅行①
フィレンツェで奇跡の再会:イタリア旅行②
水上の都ヴェネツィア: どこをどう歩いても満足度高し:イタリア旅行③
だけど街中には結構公園が多く、子供を遊ばせる遊具も充実していて、子供には良さそうな場所が多数あった。なので公園を通る度マイサンの注意を引いてしまい、度々観光を中断しなければならなかったのだが・・・・
英語が通じないところも日本にそっくり
世界いろいろな国に行ったが、台湾ほど英語が通じない場所ははじめてだった。
逆に街中にいてこんなに日本語で話しかけられた場所も他にはない。
もしかして英語よりも日本語の方が通じるんだろうか、台湾では。
そんな日本の影響が色濃い台北だが、小さいところに目を向けると台湾ならではの面白さが多数あることも発見できた。
そんな台北で私が気に入った場所をランキングすると・・・
- 深坑老街(Shenkeng Old Street)
- 台湾(台北)ローカルフード
- 台北101と欣葉食藝軒(Shin Yeh Dining)
- 猫空
- 迪化街(ディーホアジェ)
- 龍山寺とその界隈
- 永康街
- 夜市(ナイトマーケット) 寧夏夜市|饒河街観光夜市|士林夜市
- 中山、西門など、その他の場所
次からは、それぞれについて書いてみたいと思う。
まずはついでに行ったのに最も気に入ってしまった深坑老街
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世界を旅した旅行記をまとめたページ
台湾旅行記事すべて
メシ、スイーツ&小物の街、台北へ|台北①
穴場的でおすすめ、スティンキーな深坑老街で臭豆腐を食す|台北②
リッチな我が家は台北101の展望台に登らず85階の欣葉食藝軒へ|台北③
おすすめ台北(台湾)のローカルフード|台北④
寧夏夜市(ニンシアイエシー)&台湾ストリートフード|台北⑤
饒河街観光夜市と士林夜市|台北⑥台湾ストリートフード
台北⑦|台北みどころその1 迪化街、龍山寺とその界隈
台北⑧|台北観光みどころその2 猫空、永康街、中山、西門