人間が千年も前にこんな街をつくったのかと思うと、非常に不思議、かつアンビリーバブルです。
死ぬ前に一度は訪れたい場所だと思います。
この前の記事は、
ローマで休日: 歴史とデザイン大国イタリア旅行①
フィレンツェで奇跡の再会:イタリア旅行:イタリア旅行②
ご存知の通り、 ヴェネツィアの観光客が訪れる中心部分は島になっていて、中の交通は船のみ。車は入れない、という徹底ぶり。
車好きの人は住めませんね。免停になった人は人生に引目を感じることなく生活できます。
ただし、交通費高い!
ではあまりつべこべいわず美しい街の写真などいってみよう。
これはサン・マルコ広場の大鐘楼からの眺め。
写真をちょっとレトロ加工してみましたが、それもぴったりハマります。
写真を見ながらふと考えましたが、 ヴェネツィアなんかはきっと50年前(もしかしたら100年前)に同じ場所から写真取ってもまったく同じ写真になるんだろうな・・・
「50年前も同じ風景だった」
なんかこう、ロマンを感じますね・・・
え? 私が住むドバイですか??
50年前は砂漠のみ。ほか何もありません。
こちらはリアルト橋から夜の風景。
手ブレしたって「味」になっちゃう。
こちらリアルト橋の昼の風景。
前回ブログで書いた、フィレンツェで偶然再開した私の古い友人の連れがイタリア人で、彼女はヴェネツィアの大学に行っていたんだそうです。というわけで、ヴェネツィアのお勧め場所を聞いてきました。
フィレンツェで奇跡の再会:イタリア旅行②
彼女のお勧めは・・・
ゲットー地区。
そう英語で貧困層が住む地区なんかを示す"Getto"はここがオリジナル。もともとユダヤ人を隔離するようにこの地に住まわせ、その地区名「ゲットー」が意味を変えつつその他の場所へ広がったんだそうな・・・
彼女曰くこの地区は他と全然違うんだそうな。
そんなわけでゲットー地区へ足を運ぶ。
どうもこのゲットー地区はヴェネツィア上級者が行くべき場所のようだ。私の様な初級者にはリアルト橋近くでスプリッツでも飲んで酔っぱらってた方がよさそうだ。
しかしどこをどう歩いても絵になります。どこを切っても金太郎が出る金太郎飴的クオリティの高さ。
時間に余裕のあるヴェネツィアの旅だったら、偶然に任せて何も考えずに散歩するのもよしです。
ところでゴンドラに乗ってる時にゴンドリエーレの兄ちゃんが「モーツァルトがフェニーチェ劇場でたびたび演奏して云々・・」と言っていたのでフェニーチェ劇場へ行ってみました。
でも別にモーツアルト好きなわけではありませんが。私モーツアルトやベートーベン時代の古典派よりも印象派以降の近代音楽の方が好きです。
劇場はたまたま公演間近に控えたオペラ・コンサートのリハーサル中で、ラッキーな事に劇場内に入ってリハを聞く事ができました。
ご覧の様に金ぴかビカビカ。
う〜ん。劇場の歴史といい、優雅だねぇ、なんて思っていたら・・・
帰国後調べた妻によると、このフェニーチェ劇場は1996年に全焼後、再建されて2003年にオープンしたものなんだそうな。
なんだ。ぜんっぜん古くないじゃん。しかもモーツアルト演奏した事無いらしいし。
でもそんなに新しいなんて、まったくわかりませんでした。2000代年風に造らずに昔風に建てるところはさすがヴェネツィアですね。
それからヴェネツィアは水の都だけあってシーフードが非常に美味しかったです。
次の記事は、街で見かけたイタ車の話。「走りなんて気にしない、イタリアの車たち」
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ローマで休日: 歴史とデザイン大国イタリア旅行①
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ローマのパスタは本格アルデンテ&ローマ式ピッツァ:イタ飯ファイル①
トスカーナの食とワイン、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ:イタ飯②
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