・特に観光する場所は無い
と言うのは、例えばグランドキャニオンとかナイヤガラ・フォールズとか、観光バスが乗り付けて「おお〜〜!」と写真を撮りまくる様な観光場所は無い。
普段そこに住んでる様な感覚で色々な場所へ行き、食べて買い物して楽しむのがシンガポール的観光なのではないかと思う。
シンガポールNo.1観光スポットのマーライオン。
「世界3大がっかり」と聞いていたからどれほどがっかりさせてくれるかと期待大だったが・・・
高層ビル群をバックになかなかナイスなマーライオン。なんだ、結構がっかりじゃ無くてがっかり。(ということはやっぱりがっかりか。)
ある意味人が建てた建造物(マリーナ・ベイ・サンズとか)が観光スポットだったりするのはドバイと一緒ですね。
・ソフィスティケイトされている。
これは同じ中華圏の香港に比べて。
香港は中国本土の人が圧倒的に多いだろうからその辺が違いかな。街の中心部に無造作に干された洗濯物も下品さに拍車をかけていたし。(でもそれが生活感プンプンエナジーを発し、全く生活感の無いドバイとの対比で楽しかったのだが)
香港に行く前は「国際都市だから皆英語もしゃべれるし」と思っていたら大間違いだった。たまたま入った飲茶レストランでは英語しゃべる店員はなし。漢字が苦手な私はメニュー読むのも困った。
そんな心配はシンガポールではご無用。でもホーカー・センターのおばちゃんの中には英語をしゃべれない人も多数いるようだ。タクシーの運ちゃんもダメだった。
ちなみにドバイ住民(UAE人、外国人含めて)の英語力は高い。(タクシーの運ちゃんの方が日本人駐在員より英語力があったりすることも多々ありますので。)
・ソフィスティケイトされている(その2)
香港と違い露天で大人のおもちゃを売ってることなど無かった。
ドバイの露天で大人のおもちゃを売ったらどうなるんですかね。多分逮捕でしょうね。その前に持ち込み禁止か?
それから間違い日本語が以外に少なかった。見かけたのは「シソガポール」だけ。
香港は凄かったね。アイスワリームも食べたしマッサーヅも行った。ホテルの部屋はスツジオ・タイプだった。
・緑が多い
これはドバイから何処に行っても思うんだろうな。
特にシンガポールの熱帯雨林特有の大きな植物には圧倒され、自然の偉大さを感じました。UAEの緑はオアシス以外はすべてマンメイド。
・雨が降った
あたりまえか。でもドバイでは雨が降らないので。(ちなみに私は傘を所有していない。)
シンガポール旅中ほぼ毎日どこかの時間帯で雨が降った。お天気は全体的に曇り。
・暑い
いや、外はドバイの方が圧倒的に暑いんですけどね。ドバイは車社会で夏はほとんど外出ませんので。
・高層ビル群が以外に少なかった。
ラッフルズ・プレイス、マリーナ近辺を中心にした高層ビル群。
やはり街のバランスとしてはこんな感じなんだろう。ドバイは使わない高層ビル建て過ぎ。
・文化度が高い
食、芸術、カルチャー、などなど。特に食文化はお見事。
一方ドバイは・・・・
まだまだ。こういった民度は今後上がるのだろうかドバイは。アブダビのルーブルやグッゲンハイムはプロジェクト自体が延期になるらしいし。
ところでシンガポールZooとナイトサファリもよかったデス。
・異文化の融合
近代的な建築に加え、英国占領時代を思わせる西洋建築と教会、中華系のお寺とヒンドゥー寺院にモスク。これらすべてが混在しているシンガポールは本物の異文化融合です。
UAEも人種に関しては確かに「るつぼ」なんですが・・
モスクしかありません。
やはりイスラム教に寛大さを求めるのは無理があるのか・・・
マリーナ・ベイサンズをはじめ、最新の建築はドバイの新しい建築とそっくりでした。この辺、建物のデザインは国境を越えてグローバル化が進んでる、ということですかね。
そうなると100年後には世界中どの都市もそっくりになってたりして。
・カジノ
若干損しました。
よくドバイを「カジノ無しのラスベガス」なんて言いますけどね。商売とわりきってドバイでも「フリー・カジノ・ゾーン」を設立してほしいです。
・飯がうまい!
今回の旅行ははっきり言って飯ツアーでした。というわけでこれに関しては次回書きます。
・総評
というわけで今回1週間シンガポールに滞在してみて、実際シンガポールに住みたいと思いました。家賃バカ高らしいですが。
ただ日本人、企業はすでにかなり「進出しきった感」があるのでビジネスチャンスということではやはりドバイを離れられないですかね。 究極のビジネスチャンスはアフリカですけど。
>>「シンガポール メシ編その1」へ続く
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