2008年にドバイ(UAE)にて日系企業/投資家をビジネス支援するコンサルタント会社"Y's Consultancy"をたちあげた筆者。日本生まれ日本育ちだが海外居住はかなり長い。なので漢字が苦手。楽器オタク。

This blog is written in Japanese. But I sometimes write in English when I feel like it.

2016/02/27

ジーナ式寝かしつけを導入してみた/ジーナ式子育て①

私ごとではあるが、うちでは昨年末に長男が誕生した。

今日10週目の最終日だったのだが、息子は初めて夜11時から朝の7時まで夜通し眠ることに成功した。朝7時に起こした時点で「お腹すいた=!!!」とギャンギャン泣いたのだが。

実はこれに役立ったのが「ジーナ式」と呼ばれる方法だった。

 
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うちで「ジーナ式寝かしつけ」をやってみよう、となった理由とは

生まれる前から子育てについては、友人やら、親やら、仕事関係者やら、日本人外国人を問わず実に様々な方から経験談をいただいた。

多くの意見は「とにかく大変だ」と。
特に「夜泣くので寝れない」という。「生活がアップサイドダウンだ」と。

たまたま日本の子育てドキュメンタリーなんか見てたら、「地獄だった」などという声もフツーに聞こえてきて、子育て=人生の苦行か何かですか???という感じまでしてきた。

これでは少子化進んじゃうよね。

ちなみにうちでは(というか私個人的には)子供が生まれる前から徹底しようと思っていたことがあって、それは、

子供(子育て)のために自分の人生を犠牲にしない

という事。これは子供を放っておく、という意味ではない。

こんなことを言うと気分を害される(子育て熱心な)親御さんもいるかもしれないが、子供はいずれ独立して自分の人生を歩んでいくわけだし、「子供の世話=自分の人生」になってしまうと、結果として過剰な期待を子供に押し付けることになってしまいそうだからだ。
「こんなにお世話したのに云々・・・」と。これは子供にとってはいい迷惑だろうと。

そもそも自分が人生を楽しんでいなかったら、親を見て育つ子供はどう思うだろうか。

そしてうちでは「お父さんは仕事で一家を養い、お母さんはうちで家事・子育て(男女逆でもいいんですが)」という昭和の夫婦スタイルが全く該当しない一家(私と妻の実家・育ちを含め)なので、経済的には問題無いものの、共働きしつつ子育てを行う、という方向はデフォルトだった。幸いにも妻はしばらく産休・時短が取れる。

そんな中、妻の親しい友人で、すでに2歳になろうかという息子を持っている子育て先輩がいて、とにかく夜泣きが大変だったらしく、そんな経験から勧められた本がジーナ・フォード著「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとお母さんの快眠講座」だったのだ。

ジーナ式って何? 子育ての方法論


我々同様、初めて親になるご夫婦にとっては、子供が生まれる期待と同時に育児に対する不安も大きいのではないかと思う。何しろ初めての経験なのだから。

そんな時、面白いBBCのドキュメンタリーを見た。

Bring up Babyというシリーズで、子供が生まれたばかりの6組の家族が、やり方の違う3種類の子育て方法をそれぞれ実践し、違いを観察する、というドキュメンタリーだ。

英語圏ではかなり賛否両論のドキュメンタリーだったらしい。

かいつまんで説明すると、スタイルの違う3種類の子育て方法を実践するエキスパート(ナニー)が登場し、次の3種類のやり方を新米両親に教える。
それは英国で、50年代、60年代、70年代に主流だったやり方。

  • 50年代:軍隊的に厳しく授乳時間と睡眠時間を管理・ルーティン化する子育て方法。
  • 60年代:軍隊的なやり方のアンチテーゼとしてか、親の発想を大事にする事をコンセプトとした、もっと自由な子育て方法。
  • 70年代:アマゾン原住民にヒントを得た、スリングを使用して常に赤ちゃんと一緒に行動し、同じベッドで寝て赤ちゃんがおっぱいを欲しい時にいつでもあげる(デマンド・フィードと言う)やり方:"コンティニューム・コンセプト"と番組内では紹介される子育て方法。

現在の日本では一般的にデマンド・フィードが推奨されているようで、上記に当てはめれば60年代と70年代のミックス的なやり方が主流なようだ。赤ちゃんと常に一緒に過ごすやり方は「アタッチメント・ペアレンティング」とも言うようだ。

この3つの方法のうち、番組内で最も早くに赤ちゃんが朝まで寝るようになったのは、想像に難く無い、50年代軍隊式だ。

うちでは前からフレンチ式としてベストセラーになったパメラ・ドラッカーマン氏の"French Children Don’t Throw Food(「フランスの子供は食べ物を投げない」が直訳だが、邦題は「フランスの子供は夜泣きをしない」なんだそうだ)"が気になっていたのだが、これにも赤ちゃんのスケジュール(本では”リズム”と言っている)に言及していて、このやり方がうちの生活スタイルには合ってそうな気がした。

ところでBBCの番組:Bring up Babyの中ではそれぞれのエキスパート3人が意見をバトルさせるのだが、どうもこの3者で意見が一致する事はまったく無い。特に50年代軍隊式と70年代コンティニューム・コンセプトはまったく相容れない様相だ。

どの国でも「子育て」という事になると、「自分が正しい」と思うようで、母親の感情論が先行するようです・・・
(番組に出ているエキスパートは必ずしも全員が母親ではないが)

結局のところ、それぞれ一長一短あるし、賛否両論あるので、どれが良いかは自分の生活スタイルにどれが合っていて、なおかつ健全な子育てが出来るかどうか、という事を基準に決めれば良い、というのが結論なのだろう。

よってうちでは50年代軍隊式はあまりにもスパルタすぎるものの、その現代版/発展系とも言える、ジーナ式(with フレンチ・エッセンス)で行ってみよう、ということになったわけです。

長文になってしまったので次回、後半へ続きます・・・



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