世界一行く気のなかった理不尽過ぎる反日の国、韓国で観光する羽目になってしまった話①

毎年われわれが住むドバイから日本に帰省する際、どこか途中のアジアの経由地でついでに旅行するのが我が家のパターンだ。

今年は中国・上海を旅行する予定だった。

中国本土ははじめての旅行だが、妻はあまり中国&上海に興味がないらしく、私だけ上海に長居し、妻は福岡の実家で長めに過ごし、最後の3日間を合流する予定にしていた。

そして上海行き当日、8月10日。

スーパー台風が上海を直撃し、福岡からの中国東方航空のフライトがキャンセル・・・・

代替便を探したがよりによってお盆まっただ中。代替便まったく無し。

中国のその他の都市経由で探したものの、お盆中だからかとにかく日本から出られる便が無い・・・・

そこでふと思った。反日嫌韓が最高潮を迎えている現在、韓国経由なら航空券を確保できるのでは・・・・

やっぱりだった。インチョン空港行きはガラ空き。しかもお盆中だと言うのにやたら安い。

というわけでその日の内にインチョンへ移動し、インチョン空港近辺で一泊した後に青島経由で上海行きだ。

そして多分人生中来ることは無いだろうと思っていた韓国に上陸した・・・


まずインチョン空港の巨大さに驚かされる。ドバイ国際空港はデカいがインチョンも負けていない。
なるほど、本格的なハブ空港化を狙っているようだ。

こういったところ、日本と違い、やることが結構大胆なのは韓国の強みだったりする。1つの島をまるまる英語教育(インターナショナル教育)のエリアにしてしまったりとか・・・

ホテルはインチョン空港近辺のデイズ・ホテル&スイーツにした。町中を見ると雑居ビルが立ち並ぶその風景は日本そのまんまではないか。

韓国の風景は日本そのまんまではないか

ところでこのホテルは何ということのないホテルだがサウナがついていた。

行ってみてびっくり。サウナとはいわゆる日本の公衆浴場だった。
「入浴の際はパンツ脱いで下さい」は日本とまったく同じ。

というか洗面器のスタイルとか日本のまんま。ケロリンとは書いて無かったが。

日本と韓国。こんなに仲が悪いのに、こんなにそっくりだったとは。

一泊だけなのでせっかくだから繁華街(ホンデ)に繰り出す


次の日の午前中にはインチョン空港に行かなければならなかったため、前日夜のうちにソウル市内に出かけることにした。

空港鉄道A'REX一本で行ける、若者の繁華街だというホンデ(弘大)に繰り出す。電車の中も日本にそっくり。

反日最高潮の現在、難癖つけられるのではないかと心配だったがそんな心配はまったく無用だった。ソウルの町中に反日の面影なし!

ホンデでは日本食レストランも多数開業していたし、一応客も入っていた。

若者中心に賑やかなホンデの街。

若者で賑わうホンデ(弘大)の街

ひとしきり散歩した後、韓国冷麺を出す店に入る。料理の名前はわからないが、こんにゃくの様なルックスだがコシがしっかりあるこういうやつ↓

韓国冷麺を出す店に入る

ウェイターの兄ちゃんが料理とハサミを置いっていった・・・・

どうやって食えというのだろうか??箸とかフォークが無い。

兄ちゃんに(英語で)聞いてみると、韓国初心者と悟ったらしく、たどたどしい英語で親切に教えてくれた。韓国では箸とかフォークとかは机に収納されている。

なんかこのウェイターの兄ちゃんが、日本のいい感じの店員さんに物腰も雰囲気もそっくりなんだわ。言葉とメシが違うこと以外はほんっと日本みたいだよね。韓国。

次の日。

インチョン空港でプルコギ定食&ビールを食しながら、全くもって悪くなかったソウルでの短い滞在に別れを告げる。

ところが。

ゲートで青島行きのチャイナ航空を待っていると、7時間待たされた挙げ句に青島→上海行きがキャンセルされたとの連絡。

あわてて青島でのホテルを予約すると、その直後にインチョン→青島もキャンセル!!

代替便は3日後まで無し・・・・

というわけで、世界一行く気のなかった理不尽過ぎる反日の国、韓国ソウルに滞在するしかなくなったのであった・・・

「理不尽過ぎる反日の国、韓国ソウル観光その②」へと続く・・・
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