ケララのメガ・スター
ケララきってのイケメン俳優、メガスターといえばこのモハンラル。ふむ。日本のイケメンの概念とはちょっと違うようですな。ケララのキムタクというよりはケララの西田敏行。
エロいマスタッシュはケララではマスト(must)の様です。
後進国ではこういう恰幅の良い人が人気なのでしょうか。リッチネスの象徴、みたいな。
そういえば日本でも高度成長時代のスーパースターは石原祐次郎だったし。
ところで移動の途中で国営の酒屋に寄りました。平日の午前中だというのに目つきの怪しい男たちが列をなしています。
相当怪しかったです、この場所は。ヤバい雰囲気プンプンでした。
これが国営の酒屋です。とても口に入れるものを売っている場所とは思えません。
写真がうまく撮れなかったせいで病的な男たちの顔を写さずに済みました。それでもインドのビール、キングフィッシャーを購入。
そもそもなぜ私がこの男たちの列に並ぶ役になったのか思い出せませんが、ジロジロ見られて非常に不気味でした。よって写真をパシャパシャ撮るのも怖かった。
そしてケララのお酒といえば、ココナッツ酒トディ(Toddy)。
実は後から知ったのですが、悪い店では質の悪いトディを出す店があり、死人が出ることも結構あるらしい・・・
確かにインドでは、密造酒を飲んで村人が全員死亡、などという穏やかでない話をたまに聞きます。
ケララのリゾート、ココナッツラグーン&ハウスボート
その後、ケララの代表的なリゾートホテル、クマラコムという町にあるココナッツ・ラグーン(Coconut Lagoon)へ移動。そこで男2人によるアーユルヴェーダ・マッサージを受けてリラックス。個人的には女性マッサージ師の方がいいが、男には男、女には女、というのがデフォルトらしい・・・
メディテーションで心を解放するもよし。
屋根の無いトイレでおケツを解放するもよし。
最後に今回のケララ旅行のメインイベント、ハウスボートへ。
ハウスボートとは、この様な家の乗っかった船にてゆったりと運河を旅します。
豊かな緑と、水、そしてヤシの木々が美しい。
普通に水に浸かった家でテレビ見ているお宅もありました。これぞ自然と共存。
船上で一夜を過ごした後、チャーターしたミニバンでコーチンへ戻る。そこで・・・
お腹の異変に気付く
とは言っても直ちにトイレに駆け込むほどでは無い。なんかゆるい感じ。そしてコーチンに戻ったのち、昼食とお土産など仕入れるために、ドバイにもあるインド人に絶大な人気を誇るLuLuモールに寄る。
お腹もゆるいことだし、とりあえずトイレに行っておこう、と大きい方に行ったところ・・・
トイレットペーパーがどこにも無い。
そこでトイレ担当らしきおっさんに「トイレットペーパー欲しいんだけど」と話すと、これが全く通じない・・・
どうもトイレットペーパーというモノの存在を知らないようだ。ホテルにはトイレットペーパーがあったが普通のケララ人はトイレットペーパーを使わないようだ。なんてこった。
困った挙句に妻に相談したところ、女子トイレにはキッチンペーパーのようなものがあるという。
持ってきてもらって、なんとかそれでその場はしのぎました。
インド人は右手でご飯を食べ、おケツは左手で拭く、というのは本当だったんすね。
そしてコーチン空港に戻り、空港のレストランではなぜか妻がインドなのにエビグラタンを注文し、スパイスジェットのスパイシーな食事のニオイを嗅ぎつつ無事にドバイで到着。
そこで来ました、スゴイのが。
スゴイ腹痛。しばらくドバイ空港のトイレから出られませんでした。
そしてタクシーでなんとか自宅まで。
自宅に着いた途端、今度はすごい下痢に加え、すごい吐き気とものすごい腹痛に襲われ・・・
その後数日寝込むハメになりました。
やばい感染病になっているかもしれないと思い、病院にも行きましたがそれは大丈夫でした。
原因はなんだかわかりません。ホテルで食べる食事は問題なしだったと思います。
怪しいのはハウスボートの皿洗いの水、LuLuモールのトイレの取っ手、コーチン空港のエビグラタン・・・全てのミックスかもしれない。
そして病み上がりの一週間後・・・
もう大丈夫だろう、と思ってインド土産のスパイシーなチップスを食べたら、また壮絶な下痢と腹痛が復活。またまた寝込むハメに。
結果としてけっこう体重減りました。
水、緑、ヤシの大自然と、ゆったりとした時間、そして最後に強烈なデトックスを体験したケララ旅行でした。
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