2008年にドバイ(UAE)にて日系企業/投資家をビジネス支援するコンサルタント会社"Y's Consultancy"をたちあげた筆者。日本生まれ日本育ちだが海外居住はかなり長い。なので漢字が苦手。楽器オタク。

This blog is written in Japanese. But I sometimes write in English when I feel like it.

2014/09/16

スコットランド独立とイギリス旅行

しばらく放置していたブログをチェックしてみた。
そしたら何と・・・、前回記事をアップしたのはちょうど1年前。

こんなんではコンサル業を廃業してアルファブロガーとしてらくちん生活を送る計画はとても実現しそうもない。

それは冗談だが、話のネタが湧いて来ないので、最近話題の「スコットランド独立住民投票」に絡めて、5月に行って来たイギリスについて写真を交えてちょっと書こうかと思う。

日本では”UK=United Kingdom”全体を指して「イギリス、英国」と呼ぶが、「イギリス」と呼ぶ日本語は、恐らくUKの中の一国である「イングランド」から来ているのであろう。英語環境に慣れると日本の「UK=イギリス」という言い方はちょっと違和感がある。
おそらく日本にいるスコットランド人は日本語で「私はイギリス人です」とは言わないだろう。日本語的にはスコットランド人もウェールズ人も皆イギリス人という事になるなのだが。

 通常ブリッティシュ(イギリス人と言うとイングランド人になってしまうので、あえてブリティッシュと呼ぶ)に聞くと、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドはそれぞれ違う国だ、と言う。そう、要するにそれぞれ違う国が王様(現在は女王様)の基で連合している”United Kingdom"、という事だ。

日本人にとっては不思議な感覚だが、もし日本が第二次大戦で勝っていたら「韓国、台湾、日本は違う国だが日本の天皇陛下の基で連合する1つの"United Empire"」だったかもしれない。

なんちって。

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ところでドバイ/UAEはかつてイギリスの植民地であった為、イギリスの影響は非常に大きい。
まずロンドンの街を歩くと、ちょっとした事が「ああドバイにもこれはあるけど、これはイギリスがオリジナルなのね」と思う場面が多々でてくる。街の雰囲気は全く違うが。

ドバイからイギリスへ行ってまず違和感を感じるのが、普通にイギリス人が店の店員だったりするところだ。(まあイギリス人と思っていたら、東欧からの移民という事もあるかもしれないが。)
ドバイには多くのブリティッシュが住んでいるが、不動産エージェントなどを除けばホワイトカラー職に就いている人が殆どで、ショップの店員などを職業としているブリティッシュはほとんどいない。ドバイでこれらの職業は、フィリピン人やインド人など第三世界から来る人々の職業だからだ。

ちょっと意外であるが、ここ1年ほどUK経済は先進国中で最も好調らしい。2014年は3%の経済成長率を見込んでおり、復調してきたアメリカ経済よりも高い水準だ。もちろんアベノミクス効果が薄れつつある日本なんかより遥かに高い成長率。

私、勉強不足なので何がUK経済を押し上げているのかは不明だが、日本と違いもはや製造業などは大きなウェイトでは無いはずだ。
ロンドンではとにかく不動産価格が大幅にアップしており、この理由にはUAEを始めとする金持ちアラブ人がお金をつぎ込んでいる影響も大きそうだ。

金融業も成長の一端だろうか?日本でも製造業にかじりつく政策をするよりその他の産業を奨励して行く方向が必要かもしれないし、そういった意味ではイギリスの取り組みを参考にするのも良いかもしれない。

日本でもいずれ直視しなければいけない問題だと思うが、10年ほど前からイギリスでは大量の移民を受け入れている。たしかイギリス全体で13%程度、とBBCのドキュメンタリーで放送していたと記憶する。近年の移民の多くは同じEU圏内から来る東欧諸国の人々で、農業生産など特定の産業ではこれらの人々がいないと産業自体が成り立たない状況であると言う。

もちろん移民が流入することによる治安の悪化などあるだろう。特にイギリスではムスリム系(イスラム教を信仰する人々)移民が多く、元の住民との間で摩擦が起きたり、イギリス国内でイスラム過激派の運動が盛んになっている問題は良く聞くニュースだ。最近話題の「イスラム国」にもイギリス人の若者が数多く参加している、という話が話題になっているのはご存知の通り。

ただこの移民(安い労働力)を受け入れる政策によって経済成長を続けているという側面はあるだろうし、日本もそう遠くない将来、

「移民を受け入れて経済成長し続ける国」 or 「移民を受け入れずに徐々に衰退していく国」

というどちらかの選択をしなければいけない日が来るかもしれませんね。またはどちらも選択しない(できない)うちに徐々に衰退していく、というパターンの可能性が最も高いか。
そうならない様、更なるアベノミクスマジックを期待したいところですが。


ロンドン・アイから市街を望む(ドバイでもマリーナ地区にドバイ・アイを造ってます。)


5月のロンドンはまだまだ寒い

世間一般的に、ロンドンはニューヨークに次ぐ「世界第二の都市」という認識に疑いは無いと思うが、東京などと違い市街地からちょっと出るとすぐに田園風景が広がっている。
ヨーロッパの都市ってのは、アジアの都市と違ってちょっと郊外へ行くと非常に緑豊なところが個人的に好きです。ちなみにドバイはちょっと郊外へ行くと砂漠です。


ところでイギリスと言えばメシがまずい、というのは有名な話。
以前フィラデルフィアへ行く乗り換えで、ヒースロー空港の日本食”Wagamama”で食べた食事はとてつもなく不味く、私の中では伝説となっている。
今までの人生で、金払った食事のうちダントツで不味かった。一言で言うと、味が無い。素材を混ぜた味しかしなかったのだ。

というわけでイギリス滞在中どれほど不味いメシが出てくるのか、逆にちょっと楽しみでもあったわけだが・・・


これが結構何食べてもうまかった。メシが不味いというのはもはや昔の話のようだ。ただし味付けは薄いね。塩分&うまみ成分がっつりな日本人に取ってはちょっと塩振るか醤油かけたくなる味です。 ちょっと味薄めに作って、好みで塩コショウして下さいってのがイギリス流かもしれませんね。

長くなったんでイギリスのメシ話についてはまた次回。



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