2008年にドバイ(UAE)にて日系企業/投資家をビジネス支援するコンサルタント会社"Y's Consultancy"をたちあげた筆者。日本生まれ日本育ちだが海外居住はかなり長い。なので漢字が苦手。楽器オタク。

This blog is written in Japanese. But I sometimes write in English when I feel like it.

2010/07/21

ペルシャ絨毯

ドバイは長く対イラン貿易の窓口的役割も担っている。

政治が安定しない、規制の多いイランは他国と自由に貿易ができないので、一旦ドバイを経由して物流を行う業者が昔から多い。なのでドバイにはイラン系貿易会社が多い。

というわけで、ここではイランの名産品であるペルシャ絨毯の取引・販売も盛んだ。

ところで最近、ふとしたことから色んな店でこのペルシャ絨毯をチェックしている。

とは言ってもべつにウチで購入しようと思っているわけではない。うちにはやりたい放題のネコがいるのでシルク100%の高級カーペットなんかあったら、きっとお気に入りの居場所になってゲロなんかしちゃうに違いない。爪研ぎ場になんかなったら泣くに泣けない。

 
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さて、実際店に行って色々教えてもらうと、ペルシャ絨毯というのは非常に奥が深いというのがわかる。100%手作りで色合い・デザインも様々、ステッチも非常に細かく見事な出来映え。中東ではいいペルシャ絨毯は投資対象にもなるそうだ。

先日はシャルジャのセントラル・マーケット(セントラル・スーク)に行って見て回った。セントラル・マーケットはドバイのモールと違い、非常に地元色の濃いモールで大小様々なカーペット・ショップが入居している。日本人観光客もよく訪れる場所だ。

ここで売られている絨毯は主に2種類。ペルシャ絨毯とインドのカシミール地方で製作された絨毯。値段は当然インド産の方が安い。店のオヤジが「ステッチの数が全然違うから見てみろ」とルーペを差し出すので見てみると確かにぜんっぜん違う。ペルシャ絨毯の方が圧倒的にキメが細かく、タイトで手触りも硬質な感じ。
素材はペルシャ絨毯は100%ピュアシルクが多いが、カシミール産はシルクからウールまで様々だ。

そしてペルシャ絨毯には必ず産地名がペルシャ語で書かれている。有名なのは「コーム」「カシャーン」「イスファハーン」等。

ところで困った事にUAEにも「中国産ペルシャ絨毯コピー」が出回ってるそうな。実際セントラル・マーケットにも中国産コピーを売ってる店がある。店のオヤジが「うちのは100%イラン産だがあそこの店は中国産も扱ってるよ」などと言う。じゃあ素人の僕がどうやって見分けんの?と聞くと、その店のオヤジは「イラン産だという証書を出すから大丈夫」と言う。
そんなわけで、セントラル・マーケットではそれぞれの店独自の"Certificate(証書)"を発行しているが、別にイラン政府が認定しているわけでは無いのでどこ まで信用できるのか非常に怪しい。基本的にここはウソつきだらけで、皆普通にウソをつくので店のオヤジが「イラン産だ」と言ってもそのまま信用するわけにはいかない。

実際それが中国産であっても素人にはわからん。というのが正直なところだ。

とりあえず中国産贋作の話はおいといて・・・

そうであってもペルシャ絨毯は非常に芸術性が高く、見ても触っても楽しめるのでUAEに来る際にはぜひお店で見てほしい。素見しの客だと露骨にやる気がなくなる店のオヤジがいるが気にする必要はありませんよ。



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