ドバイからは飛行機で約4時間。
UAEと同じくイスラムの国ですが、街の趣は随分と違います。
ざっと違いを挙げていくと・・・
・歴史がある。
アヤソフィア、トプカプ宮殿、ブルー・モスク、ドルママブチェ宮殿、ガラタ塔、イスティクラル通り、カーリエ博物館、グランドバザール・・・・・
とにかく見所満載。忙しい旅行が大好きな日本人向きと言えます。
同じ観光地ですが、逆にドバイはのんびりしたい人向け。高級ホテルのビーチまたはプールでひたすらごろごろ。
・古い町並みが美しい。
海峡はさんでこちらヨーロッパ、向こうアジア。
アジアとヨーロッパがミックスされた微妙な美しさがあります。
・街を歩いている人が多い。
夏のドバイはとにかく外に人がいません。しかも完全な車社会。
イスタンブールの人気エリアでは新宿・渋谷ばりの人混みに遭遇します。久しぶりに街の活気を感じました。
ドバイでこれだけの混雑を体験するのは作業の遅いビザ申請手続きの時だけ。(苦)
・緑が多い。
言わずもがなですが GCC諸国を出たらどこに行っても感じます。自然は偉大だ。
・道が狭い。
石畳、しかも坂道だらけで味があります。こんな狭い道を乱暴な運転で車が走ります。
・ラマダンの断食をしている人はいるが、それ以外の人は外で普通に食事をしている。
政教分離が進んでいるということでしょうか。
個人的に、現代においてこのトルコのスタイルはイスラム教国家の理想型と思います。
・エアコンを使わない。
とにかくドバイと違って暑かった。
いや、誤解の無いように言うと・・・・
ドバイは外は暑いですが、建物の中はエアコンで冷蔵庫の様に冷え冷え。
エコそっちのけでひたすら冷やします。なので普通に生活しているとほとんど汗かきません。
いっぽうイスタンブールでは、エコなのか、自然派なのか、倹約なのかエアコン使いません。タクシーも窓全開開けて100キロ以上で走るので、女性はメデューサ状態になります。
・メシがうまい
これは素材の良さから来ているのでしょうか。どこで何を食べても非常に美味しいです。
魚料理が多い所も何か親近感を覚えました。
それからビールが安くてうまいです(トルコのビール"Efes")。イスラム国なのに。
メニューを見るとなぜかコーラと同じ値段だったりします。
ドバイでは基本的にホテル等のレストランでしか飲めなくて値段が高いので、外食でお酒を飲んだら会計でびっくりします。
・なぜか平日の昼から子供が働いている。
アメリカ人のおばちゃんからクレームがきそうです。
ところでトルコの人たちはとてもいい人達でした。こっちが日本人で言葉の問題がなくコミュニケーションが取れるとわかると非常に喜んでもらえます。
なお、旧市街などでは普通にボッタクリも多いので気をつけましょう。まあ、ボッタクリというより、定価がなくて「値段は交渉で決まる」というのが基本だからかもしれませんが。
私もアイスクリーム屋のガキにぼられました。さすがに子供相手に強く言えません・・・
こんなに魅力的なイスタンブールですが、2010年の"Global City"ランキングではドバイの27位に比べ41位。「経済」ということではまだまだ、という事でしょうか?
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