ラマダンスタート直前!

今日(8月20日)からスタートするだろうと予想されていたラマダンは、明日からスタートになりそうだ。

ラマダンについては「ドバイお役立ち情報:ラマダンとは」のページへ

'Moon Sighting Panel'(月調査団と言うべきか?)のメンバーが今日の日没後、アル・アインのハフィート山に登り月を観察して、「完成した三日月」だったらラマダン入りを宣言するらしい。


ハフィート山で'チルアウト'するアフガン人

いつもUAEの祝日はこんな調子で前日に決まるので、旅行などの予定が非常に立てづらい。(ただ日本と違って有給が取りにくい、ということは無いから最初から有給を取ってしまえば良いのだが。)

日本もアメリカにならって祝日は月曜日の3連休で経済、効率優先ですけど、このUAEの圧倒的に効率の悪いやり方も、何かこう「太古の人間の慣習」に戻ったような気がして、これも悪くないなぁ、なんて思ったりもする。
それぞれの祝日に意味がある、ということを再確認するというか‥‥

ところで久しぶりにジャック・ニコルソン主演の1974年の映画"Chinatown"を見た。これは名作だ。ジェリー・ゴールドスミスの音楽も素晴らしい。(監督はロマン・ポランスキー)

私は一応、「経営コンサルタント」という看板で仕事をしているが、新興地域ドバイで仕事をしていると様々な依頼がある。最近も半分探偵のような仕事依頼があったので、何となくこの映画を思い出して無性に観たくなってしまったのだ。
舞台はたしか1930年代のLAで、都市開発(ここでは水)の利権に絡んだ汚職と殺人‥‥創成期ロサンゼルスの怪しさムンムンだ。
というわけで、まさに今が創成期のドバイでも怪しさムンムンの人達が多い。(バブル崩壊でかなり減ったが)
今まで日本→ニューヨーク→ドバイと住んできたが、ここほど「この人はいったい何して生計を立ててるんだろうか?」、「この人は怪しい」と思わせる人物が多い所はほかになかった。

よく映画007なんかで悪の金持ち親玉はビーチやヨットから携帯で指示を出すだけ、という構図があるが、ここには本当にそういう人達がいたりするのだ。

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