tag:blogger.com,1999:blog-60642738292674359352024-03-29T08:58:09.705+04:00世界で生きる in ドバイドバイで経営コンサルタント会社を経営する筆者。ドバイのこと、世界のこと、世界から見た日本のこと、ビジネス、トラベル、食、子育て、音楽、資産運用、など。Y's Consultancy FZ LLEhttp://www.blogger.com/profile/17318892939513337052noreply@blogger.comBlogger23125tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-32658968490621855482020-04-05T16:15:00.000+04:002020-04-09T09:35:23.347+04:00UAEの経済的実体要件(Economic Substance Regulation)について現在UAEでは、2019年4月に閣議決定された条項に基づき、高税率国から法人税の無いUAEへの<br />
租税回避を防ぐため、経済的実体の証明(Economic Substance Regulation=ESR)が求められています。<br />
<br />
2020年以降、該当する法人は、それぞれの登録官庁(フリーゾーン含む)にて要件を満たしていることを毎年証明する必要があります。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLPGDFhkgJQPoy1KQ9hZoQG-KcmMXbZljAKM7Dp4eJqsHVRqBG4ILqLeEkZ1wEmkChwkaHPPJyXO-acxgXhrR1cTSoyhEioVMUvViGPk5IRLib0yveIErKpkmyhB8bm9kirjOWYpAx8JM/s1600/dubai-hills.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLPGDFhkgJQPoy1KQ9hZoQG-KcmMXbZljAKM7Dp4eJqsHVRqBG4ILqLeEkZ1wEmkChwkaHPPJyXO-acxgXhrR1cTSoyhEioVMUvViGPk5IRLib0yveIErKpkmyhB8bm9kirjOWYpAx8JM/s1600/dubai-hills.jpg" /></a></div>
<br />
しかしながら、UAEに所在するすべての法人が対象ではありません。<br />
詳細については以下となります。<br />
<br />
<h3>
限られた業種のみ経済的実体要件(ESR)に準拠する必要あり</h3>
<br />
対象となる業務は以下です。<br />
<br />
<ul>
<li>銀行業</li>
<li>保険業</li>
<li>投資ファンド</li>
<li>消費者金融等の金融業</li>
<li>ヘッドクオーター業務(本社業務)</li>
<li>運送業</li>
<li>持株会社(ホールディング会社)</li>
<li>知的財産収入により成り立つ会社</li>
<li>配送業&サービスセンター</li>
</ul>
<br />
それ以外の業種は、今のところ経済的実体要件に対する規定はありません。<br />
<br />
<h3>
要求される経済的実体の条件は?</h3>
<br />
<ul>
<li>核となる収益業務がUAE国内で行われていること</li>
<li>UAE国内から運営されていること</li>
<li>UAE国内でフルタイムの雇用があること(またはUAE国内で運営する会社にアウトソースしている形態も可)</li>
<li>業務費・運営費がUAE国内で賄われていること</li>
<li>適切な物理的資産をUAE国内に持つこと(実質的なオフィスが所在すること、等)</li>
</ul>
<br />
<h3>
以下の会社は例外</h3>
<br />
<ul>
<li>上記「対象となる業種(アクティビティ)」以外の業務の会社</li>
<li>連邦政府傘下の会社</li>
<li>各首長国傘下の会社</li>
<li>政府が51%以上のシェアをもつ会社</li>
</ul>
フリーゾーン法人も該当する業種(アクティビティ)であれば対象です。<br />
<br />
経済的実体要件を満たしていない企業は、最大AED300,000(およそ900万円)の罰金の対象となります。<br />
<br />
ドバイ・UAEでの法人設立に関する詳しい情報は、および連絡先は以下のリンクをご確認下さい。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="https://www.ys-consultancy.com/company_setup.html" target="_blank">ドバイ UAE 会社・法人設立 目的別の法人タイプ</a><br />
<a href="https://www.ys-consultancy.com/company_freezones.html" target="_blank">ドバイ(UAE)フリーゾーン(経済特区)会社設立</a><br />
<a href="https://www.ys-consultancy.com/company_LLC.html" target="_blank">ドバイ ローカル会社設立、LLC法人設立</a><br />
<a href="https://www.ys-consultancy.com/company_offshore.html" target="_blank">オフショア法人設立</a><br />
<a href="https://www.ys-consultancy.com/vat.html" target="_blank">VAT(付加価値税)に関する情報(FTAへの法人登録、還付など)</a><br />
<a href="https://www.ys-consultancy.com/freezones.html" target="_blank">ドバイ/UAEフリーゾーン・ガイド</a></blockquote>
<br />
・フォローして頂けますと嬉しいです。(フォローバック100%): <a href="https://twitter.com/ysconsultancy" target="_blank">@ysconsultancy</a><br />
<div>
<br /></div>
Y's Consultancy FZ LLEhttp://www.blogger.com/profile/17318892939513337052noreply@blogger.comDubai - United Arab Emirates25.2048493 55.270782824.2844238 53.979889299999996 26.1252748 56.5616763tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-6620834929345585532019-03-20T18:00:00.000+04:002019-03-21T10:10:17.727+04:00ドバイのチャイナタウン:ドラゴンマート(Dragon Mart)世界中の大きな都市であればどこにでもあるチャイナタウンであるが、ドバイにもそれらしきものがある。<br />
<br />
それはドバイ空港から若干砂漠方面に行ったところ、<a href="https://www.ys-consultancy.com/internationalcity.html" target="_blank">International City(インターナショナルシティ)</a>というコミュニティ内にある、ドラゴンマート・コンプレックスだ。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="https://blog.ys-consultancy.com/2019/03/dragon-mart-dubai.html#dragonmart">ドラゴンマートとは</a><br />
<a href="https://blog.ys-consultancy.com/2019/03/dragon-mart-dubai.html#expansion">「安かろう悪かろう」からオーガニックに成長</a><br />
<a href="https://blog.ys-consultancy.com/2019/03/dragon-mart-dubai.html#chineseonly">中国人しか法人設立できない</a><br />
<a href="https://blog.ys-consultancy.com/2019/03/dragon-mart-dubai.html#strongchina">中国の強さを実感</a></blockquote>
<br />
<h3 id="dragonmart">
ドラゴンマートとは</h3>
<br />
このドラゴンマートは中国"タウン"というよりはいわゆる中国ショッピングモールで、中国の貿易業者が、実にさまざまな物品を出展しているマーケットだ。<br />
<br />
同じインターナショナルシティ内の、ドラゴンマートに隣接するその名も「チャイナ地区」にも、実に多数の中国系ビジネスが開業している。<br />
<br />
インターナショナルシティは、ドバイ政府資本100パーセントの不動産ディベロッパー、ナヒール(Nakheel)社がマスターディベロッパーだが、このチャイナ地区にあるそれぞれのビルディングは、金持ち中国人が投資して所有しているケースが多いようだ。<br />
<br />
ちなみにこの中国モールことドラゴンマート。<br />
<br />
どうせ中国産でしょ?ドバイで安物が売れるの?<br />
<br />
などとバカにしてはいけない。<br />
<br />
私の所感では、ドバイモールと並びドバイで最も人気のある、かつ集客力のあるショッピングモールの1つだ。<br />
<br />
たまたま仕事で平日ここを訪れたのだが、平日午前中だというのに非常によく賑わっている。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiesgi_JxZlhtgj6fhISNomXMbZAxJ9CIY_siK5bKCHOS3kdygcGYrzMGUobcqrpK-eah0hIZagvlR8v8pAFCZ0MLiCgQu_9N3H0cISvDO-m8zvTEFs-BU8MdwT-7sVgTUTALjTjnjy6Lg/s1600/dragon_mart.jpg" imageanchor="1"><img alt="ドバイの中の中国:ドラゴンマート" border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiesgi_JxZlhtgj6fhISNomXMbZAxJ9CIY_siK5bKCHOS3kdygcGYrzMGUobcqrpK-eah0hIZagvlR8v8pAFCZ0MLiCgQu_9N3H0cISvDO-m8zvTEFs-BU8MdwT-7sVgTUTALjTjnjy6Lg/s1600/dragon_mart.jpg" title="ドバイの中の中国:ドラゴンマート" /></a></div>
<br />
ここに来ると、シルクロード、中国と中央アジアの国境近くのマーケットに来た雰囲気。<br />
<br />
早めの昼飯で店先でヌードルをすする中国人や、客がいようがお構いなしで自分の荷台を強引に運ぶアフガニスタン人、濃い〜顔で商品を物色するトルコ系中央アジア諸国から来たと見受けられる人など、自分勝手で雑多、体臭がニオってきそうなギラギラした熱気で溢れている。<br />
<br />
綺麗に清掃されているところだけがドバイらしいところか。<br />
<br />
<br />
このドラゴンマートで売られる主な商品は、雑貨品、アパレル、家具、携帯電話など電気製品、建築資材、アウトドア家具、工具・ツール、玩具、カーテン、壁紙、便器、などなど、中国で安く生産されていそうなものはほぼすべて売っている。<br />
<br />
<h3 id="expansion">
「安かろう悪かろう市場」からオーガニックに成長</h3>
<br />
このドラゴンマートに出展しているショップは、ドバイモールなどドバイの他のモールと違い、店の内装などにはまったく凝っていないし見るからにお金かけていない。<br />
<br />
それぞれの店は展示会ブースかよ、というレベルの内装だ。<br />
<br />
このスタイルはドラゴンマートがスタートした10年前からまったく変わっていない。<br />
<br />
だが最近ドラゴンマート・ツー(2)も開業して、現在では当初よりもおそらく3〜4倍の売り場面積を誇るまでになった。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6WAJKyzs0wNC73QtSYv74OYx-k6h4hdQxz8loJom4TLfOVYZGnRXL4H9pcIZ3SG3N5UOCHWlWZD659gbqbtqBYcqjLm-Qjam734TNEUARjj9Eh6sGTJbajvx7favIs4oiJ_3QKI2mKws/s1600/dragon_mart2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="ドバイの中の中国:ドラゴンマート" border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6WAJKyzs0wNC73QtSYv74OYx-k6h4hdQxz8loJom4TLfOVYZGnRXL4H9pcIZ3SG3N5UOCHWlWZD659gbqbtqBYcqjLm-Qjam734TNEUARjj9Eh6sGTJbajvx7favIs4oiJ_3QKI2mKws/s1600/dragon_mart2.jpg" title="ドバイの中の中国:ドラゴンマート" /></a></div>
<br />
まずド派手で高級なハコモノを用意し、高い賃料でテナントを入れる、というドバイの一般的なビジネスモデルとは一線を画していて、需要があるから増設を繰り返し、巨大な規模までオーガニックに発展してきた、という点で非常に興味深い、かつ理想的なプロジェクトだ。<br />
<br />
ドバイでは長らく続くオイル価格低下のため、前述の「高級ハコモノ場所代」ビジネスモデルが上手く機能しなくなりつつあるだけに、異色かつ貴重な存在だ。<br />
<br />
ドラゴンマートと同様にオーガニックに発展してきた、という点で似たようなプロジェクトでは、グローバル・ヴィレッジがある。<br />
<br />
グローバル・ヴィレッジも、スタートしたばかりの10年強前には「しょぼい安物市場」的な雰囲気を醸し出していた場所だ。<br />
<br />
高級感のまったくない、近隣発展途上諸国のビジネスを中心に様々な物品を売る、そしてほとんど白人(先進国の人)を見ることがないが非常に成功しているプロジェクト、という点でドラゴンマートと共通点がある。<br />
<br />
<h3 id="chineseonly">
ドラゴンマートでは中国人しかビジネスできない</h3>
<br />
この中国モール、ドラゴンマートでは、中国パスポート保持者で無ければ出展(法人設立)できない。(香港人、台湾人はどうなのか不明)<br />
<br />
ドバイ/アラブ首長国連邦国内にあるショッピングモールなのに、中国人しかビジネスができない・・・・<br />
<br />
だからドバイにあるのに、なんとUAE国籍者であってもドラゴンマートには出展できないのだ。<br />
<br />
もし東京のショッピングモールに、日本人は出店できず、日本以外のある1国の国籍者が出店できるモール、というのがあったらどう思います?ルール的にも心情的にもありえないですよね?<br />
<br />
その辺はドバイの移民に寛容な政策によるものでもある。 <br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="https://www.ys-consultancy.com/company_setup.html" target="_blank">法人税ゼロのドバイで法人設立・会社設立 - 目的別3つの法人タイプ | ワイズ コンサルタンシー</a></blockquote>
<br />
<h3 id="strongchina">
中国の強さを実感</h3>
<br />
世界中様々な国に進出し、仲間同士で固まり、一丸となって中国人オンリーのコミュニティをいつのまにか作り上げてしまう華僑の強さは、世界中の中華街を見れば一目瞭然。<br />
<br />
このドラゴンマートは今までの中華街の成り立ちパターンとはちょっと違うが、ある意味、巨大な資金力で強引に他国の中に中国を一気に作ってしまう、中国の新たな戦略に見える。<br />
<br />
中国パスポート保持者しか出展できない、ということは、ドバイ政府に中国から相当お金が出ているのだろう。<br />
ドバイに場所代だけ払って中国政府の関連組織が運営しているのかもしれない?<br />
<br />
世界各国の中華街を見てもわかるとおり、もともと他国の中にに中国を作り上げてしまう事に非常に長けている中国/中国人が、更に近年得た途方もない資金力をもって世界中に中国を作りつつある姿は恐ろしいが、そのまったく周りに配慮しない強引な手腕はお見事でもある。<br />
<br />
日本製品を世界で本気で売りたかったら、日本の政治家と官僚にもこのくらいの勝手さ、強引さ、ズルさ、そしてストリート系賢さがあればなあ、と思うのは私だけだろうか。<br />
<br />
・フォローして頂けますと嬉しいです。(フォローバック100%): <a href="https://twitter.com/ysconsultancy" target="_blank">@ysconsultancy</a> Y's Consultancy FZ LLEhttp://www.blogger.com/profile/17318892939513337052noreply@blogger.comAl Awir Road - Dubai - United Arab Emirates25.1729847 55.424641699999938-0.34904979999999952 14.116047699999939 50.695019200000004 96.733235699999938tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-60327631093196729362018-05-22T17:10:00.000+04:002018-12-19T18:13:27.196+04:00ドバイで「法人設立時の外資49%まで」ルールが撤廃される<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
オイル価格の低迷により、長らく不調なUAE経済であるが、それを打破すべく新たな政策がUAE政府により閣議決定された。<br />
<br />
外国人の居住者ビザ取得と、ローカル法人の設立に関してだ。<br />
<br />
ドバイを含むUAE(アラブ首長国連邦)では、フリーゾーン以外で「外国資本100%」のビジネスを行うことはこれまで不可能であった。だが今回の閣議決定により「大株主がローカル資本でなければならないルール」が撤廃される方向となった。詳細は今年中に各首長国の経済局がレギュレーションを纏める方針だ。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
現在のローカル法人設立ルールについてはこちら↓<br />
<a href="https://www.ys-consultancy.com/company_LLC.html" target="_blank">ドバイ ローカル会社設立、LLC法人設立</a></blockquote>
<br />
中東諸国の中では、情勢不安定化によって外資の流入が滞ったバーレーンがすでに「外資100%ビジネス」を許可しているが、UAEもグローバル化の流れに沿い「外資100%ビジネス許可」に舵を切ることで国際的な競争力を高めるのが狙いのようだ。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgz0BwEJrh5s0zteDwA0K8JY2tcCNAfODEHTadtwMbvAeCAa_3UR_OTj_xDGhr1N5ieeCwm3XpJNZtSxLLaEF6sCeijMQeXlv5sRDnxbPQt1kgMx8fycOnZ4hpUHTU3LiSR03eETp_1q-U/s1600/%25E3%2583%2588%25E3%2582%2599%25E3%2583%258F%25E3%2582%2599%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2592%25E3%2582%2599%25E3%2582%25B7%25E3%2582%2599%25E3%2583%258D%25E3%2582%25B9.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img alt="建国の父を敬うシェイク ・ザイード・イヤーの今年、大きな政策変更を発表した" border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgz0BwEJrh5s0zteDwA0K8JY2tcCNAfODEHTadtwMbvAeCAa_3UR_OTj_xDGhr1N5ieeCwm3XpJNZtSxLLaEF6sCeijMQeXlv5sRDnxbPQt1kgMx8fycOnZ4hpUHTU3LiSR03eETp_1q-U/s640/%25E3%2583%2588%25E3%2582%2599%25E3%2583%258F%25E3%2582%2599%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2592%25E3%2582%2599%25E3%2582%25B7%25E3%2582%2599%25E3%2583%258D%25E3%2582%25B9.jpg" title="建国の父を敬うシェイク ・ザイード・イヤーの今年、大きな政策変更を発表した" width="426" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">建国の父を敬うシェイク ・ザイード・イヤーの今年、大きな政策変更を発表した</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
同時に居住者ビザ発給のルールも変更される。これは今年のQ3(第三四半期)から導入されるとの話だ。<br />
<br />
<h3>
インベスター(投資家)を含む一部外国人の居住者ビザが10年に延長</h3>
<br />
外資100%のローカル法人の話の前にまずはビザについて書きたい。<br />
<br />
今まで、外国人のUAE居住は、3年(または2年)のビザを永遠に更新し続ける、という形で長期滞在する方法だった。<br />
なので生まれてからずっとドバイに住むインド人は結構いるが、これらの人々は生まれたときから「3年間のビザをひたすら延長し続けて現在40歳」という人も少なくない。<br />
<br />
ビザ更新の度にそれなりのビザ費用がかかるし、実際3年は結構早くやってくるので、その都度ビザ更新をするのは結構面倒くさい。(まあ、外国人へのビザ発給が異様に厳しい日本よりは、遥かにビザ取得が簡単なシステムではあるのだが。)<br />
<br />
それが今回のレギュレーション変更により一部の外国人はビザ期限が10年となる。<br />
居住者ビザが10年に伸びる該当者は以下だ。<br />
<br />
<br />
<ul>
<li>ビジネス・オーナー</li>
<li>高い技術を擁する医師やエンジニア、研究者など</li>
<li>優秀な成績の学生</li>
</ul>
<br />
<br />
よってビジネス・オーナーである私の居住者ビザも、次回更新する際は10年ビザとなるのだろう。<br />
<br />
上記のリストからは、優秀な外国人を取り込もうという狙いが見て取れる。「優秀な外国人を取り込むことで国を発展させる」という点では、ご存知シンガポールがこの方策の成功例だ。<br />
<br />
10年に延長される居住者ビザで得られる立場の安定と、「法人税・所得税が無い」という税制メリットによって、アントレプレナーシップ旺盛な人材を取り込んでいこう、という意気込みが感じられる。<br />
<br />
今までUAEでは、アントレプレナーシップ旺盛な人材は、外資100%でビジネスをスタートできるフリーゾーンを中心に誘致を行ってきた。<br />
<br />
だが・・・<br />
<br />
<h3>
100%外資のローカル法人設立が可能に</h3>
<br />
フリーゾーンとローカル法人の違いについてはここでは言及しないが、興味があればこちらへ↓<br />
<blockquote class="tr_bq">
<br />
<a href="https://www.ys-consultancy.com/company_setup.html" target="_blank">ドバイ・UAE 会社設立|ワイズ・コンサルタンシー</a></blockquote>
<br />
今まではドバイモール内で何かを販売したいとか、ドバイ居住者(またはUAE居住者)に向けて日本製品を売りたい、といった場合はUAE人をマジョリティ資本(スポンサー)としてドバイ経済局に法人登記する必要があった。これが今回の閣議決定で撤廃される意向となったのだ。<br />
<br />
だがレギュレーション詳細はまだ決まっていないので、ドバイ・UAE経済に効果があるかどうかはルール次第だ。<br />
<br />
外資100%許可によって、「金はまったく出していないが、書面上大株主であるUAE人ローカルスポンサーが、実際には資金を出した外資の会社や会社の所有物を乗っ取ってしまう」といったリスクは排除される。<br />
<br />
だが今後のレギュレーションが、引き続きUAE人を仲介しないと法人登録が出来ない様なルールであった場合、何もしないUAE人エージェントに毎年高い費用を払わなければならない、といったケースでは、自由度という点では現状とあまり変わりがない、といった結末もあり得る。<br />
<br />
それから、必ずしも働き者とは言えない(しかも給与の高い)UAE国籍者を必ず雇わなければならない、といったルールが適用されるようだと、国際的競争力、という観点ではかなり厳しい。<br />
<br />
なのでこの レギュレーションへの 評価は、詳細が決まり、どの様に運用されるかを待ってからになるだろう。<br />
<br />
<br />
<h3>
オフィス空き物件の解消になるか</h3>
<br />
この閣議決定のニュースの後、早速DFM(ドバイ株式市場)に上場しているすべてのディベロッパー株が上昇に転じた。<br />
ドバイによく来る人、すでに住んでいる人はご存知と思うが、ドバイ内のオフィス物件には空きが多い。<br />
<br />
UAEではフリーゾーンはゾーン内のオフィスしか借りられないので、ドバイ内の通常のオフィス物件を埋めるにはどうしてもローカル法人が爆発的に増える必要があるのだ。<br />
<br />
<h3>
いっそうフリーゾーン 法人とローカル法人の境界があいまいに</h3>
<br />
過去のVATに関するコラムでも書いたのだが、<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="https://blog.ys-consultancy.com/2017/11/vat.html">ついにVAT(付加価値税)詳細が姿をあらわした。</a></blockquote>
<br />
2018年から導入されたVAT(付加価値税)は、すでにフリーゾーン法人にも例外なく履行されており、ローカル法人との大きな違いはない。<br />
<br />
ローカル法人の外資100%への開放を受け、なお一層フリーゾーン法人とローカル法人の区別が曖昧になってくる可能性が高い。<br />
<br />
今までは多くの外国資本が「外資100%」を理由にフリーゾーン法人設立を好んでいたのだが、ローカル法人で外資100%がOKとなった場合、これから決まるレギュレーションの詳細によっては、フリーゾーン法人並に自由度の高いローカル法人を設立できる可能性がある。<br />
<br />
そうなってくるとフリーゾーンとの違いは、<br />
<br />
<br />
<ul>
<li>オフィスや倉庫、またはヴァーチャルオフィスなどの物件オプション</li>
<li>税関の 扱い</li>
</ul>
<br />
<br />
という2点の違い くらいしか見当たらない。多くの会社がフリーゾーン法人からローカル法人へ転身するだろう。<br />
<br />
<br />
・フォローして頂けますと嬉しいです。(フォローバック100%): <a href="https://twitter.com/ysconsultancy" target="_blank">@ysconsultancy</a><br />
<br />Y's Consultancy FZ LLEhttp://www.blogger.com/profile/17318892939513337052noreply@blogger.comDubai - United Arab Emirates25.2048493 55.27078280000000624.2844238 53.9798893 26.1252748 56.561676300000009tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-69990887695230661542018-04-23T13:55:00.000+04:002018-12-20T13:23:40.284+04:00ドバイ・パークス&リゾートに見るドバイ・メガプロジェクト開発の行方 <br />
このページは、前回の、 <br />
<a href="https://blog.ys-consultancy.com/2018/04/dubai-parks-and-resorts.html">Dubai Parks and Resorts(ドバイ・パークス&リゾート)で遊ぶ</a> <br />
からの続きです。 <br />
<br />
前回、ドバイ・パークス&リゾートに家族で出かけ、くじで当選した9000人が訪れたからか、珍しく人出が多かったことについて書いたが、 <br />
<br />
<h3>
通常は利益が上がらないのか運営会社の株価は低迷中 </h3>
<br />
Dubai Parks and Resorts(ドバイ・パークス&リゾート)の運営会社は政府系のDXB Entertainments PJSC。 <br />
<br />
長らくドバイでは、企業がIPOで株式公開する際、価格を一株AED1に設定するのがデフォルトで、地域経済は(アブダビの)オイルマネーで潤っていたので、何の株でもとにかく「IPO時に買っておけばいずれは上がる」というのが通常だった。 <br />
<br />
当然みんな買いたいので、買える枠というのはそれほどなく、抽選みたいな感じで割り振られる。 <br />
<br />
このドバイ・パークス&リゾート(DXB Entertainments PJSC)のIPO時、私も当然応募した。そして6295株をゲット。 <br />
<br />
だが・・・ <br />
<br />
テーマパーク工事中に公開時に比べ2倍程度になった株価は、パーク・オープンと共に下落しはじめ、しばらく株価すらも見ていなかったが、今確認したら0.44ディルハム。日本円にしたらたったの13円。 <br />
<br />
長らく含み損を抱えたまま。 <br />
<br />
オープンして1年半以上が経った現在、配当(ディビデンド)は出たことなど無く、経営は苦しいと見える。 確かにここはいつ来てもスカスカなのだ。 <br />
<br />
そのスカスカぶりが、行楽地でもレストランでも、利用者にとってはドバイの最高に良い点の1つなのではあるが・・・・ <br />
<br />
<h4>
とにかく何でも造り過ぎちゃうのがドバイ流 </h4>
<br />
近年の大発展とそれに伴う不動産開発ラッシュが著しいドバイでは、テーマパークの開発もラッシュ中。 <br />
<br />
現在のドバイ人口は300万人弱、アブダビは120万人程度と予想されており、UAE全体でも1000万人に満たない。<br />
その程度の人口のこのエリアには、この巨大テーマパーク・リゾートのドバイ・パークス&リゾート以外にも、 <br />
<br />
<ul>
<li>フェラーリ・ワールド </li>
<li>IMGワールド・オブ・アドベンチャーズ </li>
<li>ワーナーブラザース・ワールド(アブダビに建設中) </li>
</ul>
<br />
と、どう考えても巨大テーマパークが沢山ありすぎ。<br />
<br />
ちょっと毛並みは違うが、ドバイランドにあるグローバル・ヴィレッジ(Global Village)もけっこう巨大なテーマパークだ。 <br />
<br />
ところでドバイにあるテーマパークの内、最も人気が高いのは10月から4月までしかオープンしないこのグローバル・ヴィレッジだろう。ここは入場料がAED15(400円強)と圧倒的に安く、派手なライドやお金のかかるキャラクター・コンテンツはほとんど無く、地域の雑貨売りが中心だが週末にはものすごい人出がある。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjTKqcQHcWlAd4VFA1Jd3a6_eX_Vm_q0q3se4dN2KEuvmxLS0p5EDWBPtGvzEn12eny9usB7nnfWe-KFpH8IcoVDKW6CYnQLR1KzwfG8935nRR0KD7uk_zno-zGzWzm19RkdnwnIGkUUgw/s1600/global_village.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img alt="いつも賑わうグローバル・ヴィレッジ" border="0" height="480" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjTKqcQHcWlAd4VFA1Jd3a6_eX_Vm_q0q3se4dN2KEuvmxLS0p5EDWBPtGvzEn12eny9usB7nnfWe-KFpH8IcoVDKW6CYnQLR1KzwfG8935nRR0KD7uk_zno-zGzWzm19RkdnwnIGkUUgw/s640/global_village.jpg" title="いつも賑わうグローバル・ヴィレッジ" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">いつも賑わうグローバル・ヴィレッジ</td></tr>
</tbody></table>
<br />
ほぼ中国企業の製造業者/貿易業者のみが入居するドラゴン・マートがいつも盛況なことを見ても、ドバイ市場(マーケット)のボリュームゾーンは「安かろう悪かろう(必ずしも最近はそうは言えないが)」レベルの価格/商材あたりに需要が多いと言える。<br />
<br />
アメリカやヨーロッパ、日本などと違い、まだまだ先進国とは言えないし、いわゆる発展途上国からの出稼ぎ移民が多いドバイでは、1回の来訪でAED200(5000円以上)かかるドバイ・パークス&リゾートは、居住者をターゲットにするにはニーズと供給がちぐはぐなのかもしれない。 <br />
<br />
巨大開発の話に戻るが、この手の「造り過ぎ」的話は遊園地だけではない。 <br />
<br />
ドバイ国際空港は巨大なハブ空港だが、既に飽和状態であるためにアブダビ寄りの砂漠地帯(DWC、またはドバイサウスと呼ばれている)に将来的に巨大空港を建設すると発表済み。 <br />
<br />
でもそのDWCから70キロしか離れていない場所に、現在アブダビは巨大ハブ空港を建設中。 <br />
さらにさほど離れていない同じGCCのドーハにも巨大ハブ空港が開港している。 <br />
<br />
まあ、各国(各首長国)の覇権争いはさておき、ドバイがやり過ぎとも言える開発に邁進するのは、やはり「ドバイを世界一の都市にする」という王様の野望に他ならない。<br />
<br />
<h4>
ドバイの人口は2027年に500万人へ増加</h4>
<br />
で、すべて解決?<br />
<br />
王様が実権を掌握する王制の国では、王様のビジョンに揺るぎがなければ、政権交代して前の政権が行った政策を転換して拡大路線から逆行し、中途半端に計画が頓挫する、または中止される、ということはない。<br />
<br />
よってシェイク・モハメドのビジョンに従い、今後のドバイは人口500万人都市(現状のペースで人口が増えると2027年に到達するというUAE Universityのリサーチ結果がある)、もしかするとその後は1000万人以上の都市へと飛躍的に人口が増えて行くことが予想でき、それを見越した先行投資と捉えるべきなのだろう。 <br />
<br />
人口がそのくらい劇的に増えるとなると、経済規模の拡大は簡単。なので私はドバイへの投資は、不動産であれ何であれ基本的にブリッシュ(Bullish)だ。 <br />
<br />
だが最近のドバイ/UAEでは、オイル価格の低迷からインベスター・センチメントが下がり、地域の経済は必ずしも良くない。今年からはUAE初の本格的な税金であるVATも導入されたし、ドバイが大都市へと成長していく過程の1つのハードルを向かえているとも言えるだろう。<br />
<br />
<br />
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<br />Y's Consultancy FZ LLEhttp://www.blogger.com/profile/17318892939513337052noreply@blogger.comDubai - United Arab Emirates25.2048493 55.27078280000000624.2844238 53.9798893 26.1252748 56.561676300000009tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-5235715497331702562017-11-16T22:47:00.000+04:002018-12-21T15:33:27.495+04:00ついにVAT(付加価値税)詳細が姿をあらわした。<blockquote class="tr_bq">
この記事は2018年1月にVAT(付加価値税)が実際に運用される前に書かれたコラムです。一部当時の予想を含んでおり、実際とは異なっている点もあります。<br />
運用後の詳しい情報は以下のリンクを御覧下さい。<br />
<br />
<a href="https://www.ys-consultancy.com/vat.html">VAT(付加価値税)に関する情報|ワイズ・コンサルタンシー</a> </blockquote>
<br />
来年2018年から始まると発表されていたUAE初の本格的な税制度、VAT(付加価値税)だったが、詳しい内容、特にフリーゾーン法人のビジネスにどう関わってくるか、についてはExecutive Regulation待ち、という状況が続いていた。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6k5p_k2mFU9CDNJbQSoak-AF3RTX4Ahj04YHmaI4EOuVBxU3HfOe7yJ4jAGWjT2G-QPZb5TrSfeVuYBLqKGEuw3d5ZO48zFf7n2fMJqjLxm7AnxJSeUvcTnvSnQv8cs92BpULX8mGVwc/s1600/FTA.jpg" imageanchor="1"><img alt="UAE初の本格的な税制度、VAT(付加価値税)" border="0" height="243" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6k5p_k2mFU9CDNJbQSoak-AF3RTX4Ahj04YHmaI4EOuVBxU3HfOe7yJ4jAGWjT2G-QPZb5TrSfeVuYBLqKGEuw3d5ZO48zFf7n2fMJqjLxm7AnxJSeUvcTnvSnQv8cs92BpULX8mGVwc/s400/FTA.jpg" title="UAE初の本格的な税制度、VAT(付加価値税)" width="400" /></a></div>
<br />
本来は「10月に発表される」という予定だったが、結局VAT開始の1ヶ月半前のここに来て、いよいよドラフト版が公開された。<br />
<br />
そんなわけで、内容をさらっと確認し、特に日本人が行うビジネスに該当するであろうと思われる幾つかの条項について解説したいと思う。<br />
(私は法の専門家ではありませんので、ここに書く内容にてついては保証しません。各自でご確認をお願いします。)<br />
<br />
<h3>
まずVATの大枠について</h3>
<br />
先月からFederal Tax Authority(無理やり日本語にするなら連邦国税庁?)に登録する様に、と各方面で告知がなされていた。実は弊社もすでに申請は済ませており、登録を待っている状態だ。この登録義務には条件があり、それは以下のようなものだっだ。<br />
<br />
<ul>
<li>Taxable Supply (Goods or serivice)の売上がAED150 Million以上の法人:10月末まで</li>
<li>Taxable Supplyの売上がAED10 Million以上の法人:11月30日まで</li>
<li>Taxable Supplyの売上がAED375,000以上の法人:12月4日まで</li>
</ul>
<br />
そこで疑問は "Taxable Supply"とはなんぞや、ということだと思うが、ぶっちゃけこれはほぼすべての物品(やサービス)が入ると考えてしまって良い。Taxable Supply以外はExempt Supplyと言うが、これに相当するのは、<br />
<br />
<ul>
<li>土地</li>
<li>居住不動産賃貸価格や、ディベロッパーから直で購入する不動産</li>
<li>公共交通</li>
<li>金融業の一部</li>
</ul>
<br />
などであって、殆どの日本人が行うビジネスはこれらに入らないからだ。<br />
<br />
だがTaxable Supply全てに5%のVATがかかるか、というとそうではなくて、その中にはStandard_Rated(5%課税)とZero-Rated(0%課税)の2種類があり、特にフリーゾーン法人の立場も相まってその内容がはっきりしなかったのだが、今回のERの内容によると、カスタマーがGCC諸国に属している場合は5%の課税、それ以外の場合はZero-Ratedというのが大枠での考え方のようだ。<br />
<br />
そこで当初言われていたことと違った内容もある。<br />
<br />
<h3>
ゲートで仕切られたフリーゾーンでもローカル会社やゲートの無いフリーゾーンと同様に課税される</h3>
<br />
日系ビジネスの多くはフリーゾーンにてビジネスを行っている。<br />
<br />
巷では、ゲートで仕切られたフリーゾーン、例えばJAZFAやDAFZA(特に日系大企業が多い)、それからシャルジャのSAIF Zoneなど、は非課税になるのではないか(よって税制面で有利)。一方、DMCCフリーゾーンやインターネット・シティなど、ゲートで仕切られていないフリーゾーン法人はローカル法人と同様に課税されるのではないか、と言われていた。<br />
<br />
だがその噂は外れ、ゲートで仕切られたフリーゾーン内の法人でも課税の対象となる。結局フリーゾーン法人でもローカル法人でも、かつどこで設立されたフリーゾーン法人でも同様の課税対象となる、ということだ。<br />
<br />
これにより「同じUAE内の法人への課税」という点ではフェアだと言えるが、アクティビティ(業務)によってはかなりグレーであった「フリーゾーンでできるビジネスとローカル法人でなければできないビジネス」の境界線がいっそうグレーになり、なおかつ政府 もそのグレーな部分は想定内にした感がある。<br />
<br />
それはさておきExecutive Regulationの内容から目についた部分をピックアップしたい。特に日系ビジネスにとっては自身のサービスが"Zero-Rated Supply"(=0%課税)に該当するのかどうか、という所に関心があるだろうと思う。<br />
<br />
<h3>
グッズの輸出</h3>
<br />
UAEを含むGCC諸国以外への輸出はZero-Rated。もちろんこれを証明するエビデンス(B/L)などは保管しておかなければならない。<br />
<br />
例えば私(ドバイ居住者)がディーラーから車を買ったら課税5%だが、私の日本の友人が車を買って日本へ輸出されれば0%。<br />
<br />
<h3>
サービスの提供</h3>
<br />
弊社のコンサルティング費などもこれに相当するが、これは「サービスが提供された時点で、サービスの受け手がGCC諸国以外の場合はZero-Rated」とある。<br />
<br />
なので弊社が日本の法人相手に「ドバイ市場リサーチ」などを行う場合は0%VATということになる。<br />
<br />
だが例外があって、それはGCC諸国の不動産やアセットが絡む場合。例えば「不動産売買時のコミッション」などは、たとえ顧客がGCC諸国以外であっても5%の課税対象、といえる。<br />
<br />
<h3>
テレコミュニケーション・サービス</h3>
<br />
インターネットの発達により、日本以外から日本へ向けてインターネットで何かを配信して大儲け、などというのも珍しくない。そんなテレコミュニケーション・サービスのZero-Ratedは以下だ。<br />
<br />
<ul>
<li>UAEを含むGCC諸国のIT法人から、それ以外の国の法人へのサービス</li>
<li>UAEを含むGCC諸国のIT法人から、それ以外の国に住む個人へのサービス</li>
</ul>
<br />
よってドバイから日本へ向けてのITビジネスは今までと同様に税制メリットを謳歌できる。<br />
<br />
<h3>
プレシャスメタル(金など)</h3>
<br />
インベストメント・クオリティ(99%ピュア)の貴金属はZero-Rated。<br />
なので、金の原石や砂金など純度99%に満たない貴金属の売買には5%の課税、と考えられる。<br />
<br />
<h3>
その他のビジネス</h3>
<br />
細かいガイドラインは省くが、ざっくりと以下のビジネスはZero-Ratedだ。<br />
<br />
<ul>
<li>教育</li>
<li>ヘルスケア</li>
</ul>
<br />
以上だが、地域特性として「実際に法が施行されたが実はビジネス慣習では違うやり方が一般的」などということも起こり得る。<br />
<br />
例えば、ドバイの不動産売買時の不動産局登録料は、法律では買い手と売り手が2%づつ折半することになっているが、実際には買い手が4%を払う。<br />
<br />
そんなこともあるので、VATが施行されてしばらくの間は混乱もありそうだ。<br />
<br />
話は変わるが、以前「UAEでVAT(付加価値税)を導入しても、消費意欲旺盛なドバイでは、日本の消費税導入時の様に一気に景気が冷え込むような事はないんじゃないか」と書いたことがあるが、正直言ってどうなるかは予想がつかない。<br />
<br />
実は今のドバイ/UAEはけっこう景気が悪い。(だが地元の新聞などはそのように公には書かないのだが)<br />
なのでさらに5%の税金がかかる、となると、例え購買意欲旺盛なドバイ居住者であっても消費の落ち込みは避けられないような気がしないでもない。<br />
<br />
このVAT導入で、ドバイ/UAEを始めとするGCC諸国の財政も安定していく、という方向だが、今までまったくありとあらゆる税金が無かったドバイに住んでいたので、移民の増加と共に街の規模が拡大していくにつれ「ここもついに普通の国になっていくのか・・・」としみじみ思う今日このごろです。<br />
<br />
<br />
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<br />
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<br />
かれこれ18年飼っている猫の抜け毛がひどく、1歳8ヶ月のマイサンの鼻タレが止まらないのだ。 <br />
<br />
ちなみにマイサンはその他のアレルギーは大したことないが、よりによって猫アレルギーが最高レベル。私と18年間苦楽を共にしてきた猫を手放すわけにもいかない。(しかも手放すにしろ、糖尿病で毎日のインスリン注射が欠かせない老猫を誰がもらってくれるだろうか・・・)<br />
よって掃除機ロボットRoombaで毎日部屋の中を掃除をするなど、何とか対応していた。 <br />
<br />
だが今は猫の抜け毛シーズンらしく、さらなる対応が必要になったのだ。 <br />
<br />
というわけで・・・ <br />
<br />
<h3>
<b>空気清浄機購入のリサーチを開始</b></h3>
<br />
最近Amazonに買収された、ドバイではNo.1ネットショッピングサイト、souq.comを物色する。 <br />
<br />
調べ始めると早速行き詰まってしまった。空気清浄機ほど各商品の違いがわからない電気製品はほかに無い。<br />
何しろ、空気がどれほどキレイになっているか、どれが効くのかは数値で表せないため客観的に判断するのが難しく、どれを選べばよいかまったくわからない。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9YKnXvwbiJ3rYbAr1IXybHPAY_3gJjqu-tuDi1hjBKcy_oZfc_RTkN0OZD9-mzz0zkQrSXePnWrUjlOTq65n-Y19Q91FmtNbfxduqF7kVPG2FBx4rWkKDexNRA9ky5X2nKy3RDZ46QPc/s1600/IMG_3017.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="1000" data-original-width="562" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9YKnXvwbiJ3rYbAr1IXybHPAY_3gJjqu-tuDi1hjBKcy_oZfc_RTkN0OZD9-mzz0zkQrSXePnWrUjlOTq65n-Y19Q91FmtNbfxduqF7kVPG2FBx4rWkKDexNRA9ky5X2nKy3RDZ46QPc/s400/IMG_3017.jpg" width="223" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">今日の我が家の環境 in Dubai</td></tr>
</tbody></table>
<br />
しかもドバイで空気清浄機を販売しているのは、日本製では日立、パナソニック、シャープとよく知られたメーカーだが、日本以外のメーカーはよく知らないメーカーが多い。<br />
商品の良し悪しの前に、どこの国のメーカーで、そして信頼に足るメーカーなのか調べたいので、それだけでかなりの労力が必要だ。 <br />
<br />
というわけで、最初のうちは安心の日本製:日立、シャープ、パナソニック、の3社に加えて、うちでも掃除機を愛用しているダイソンの中からどれかかな、という感じだったが決め手を欠いていた。 <br />
<br />
ドバイではPM2.5はさほど脅威では無いし、湿度は乾燥していないので、特別ハイパフォーマンスである必要も、加湿機能が付いている必要もない。だが猫フケなどアレルゲンは最低限除去してほしい。というわけで、<br />
<br />
<ul>
<li>予算AED2,500(74000円程度) </li>
<li>アレルゲンを除去する性能だというHEPA フィルター搭載 </li>
<li>あまりインテリアを害さない(大きくない方がよい) </li>
<li>よって必ずしも部屋全体を清浄する必要はない </li>
</ul>
<br />
あたりが条件となった。もちろん中国製、韓国製は除外だ。 <br />
<br />
ちなみに日本に比べ、同等の空気清浄機でもドバイでは価格が高い。例えば日本で5万円程度で売られている商品がドバイでは7〜8万円する、というイメージだ。 <br />
<br />
ところでさらに物色を進めると、スイス製のスタドラー・フォーム(Stadler Form)という聞いたこと無いメーカーの空気清浄機(「ロバート」と言う)がインテリア的にオシャレで気になった。 <br />
<br />
<h3>
ヨーロッパ製品 vs. 日本製品の様相に</h3>
<br />
仕事柄、日本製品をドバイでマーケティングする、みたいな話は時々あるが、その際に私がいつも話をするのは「ドバイ市場ではブランド力で勝るヨーロッパ勢とのガチンコ勝負になります」という事。 <br />
<br />
私の経験上、中身もなくセレブを連発するテレビの影響からか「中東では金持ちばかりだから日本から商材を持っていけば何でも売れるはずだ」と根拠もなく間違った理解をしている人が多い。 <br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="http://blog.ys-consultancy.com/2015/09/blog-post_24.html">「アラブ人男性はスイーツがお好き」と市場を知る事の重要性</a></blockquote>
だが実態は、ヨーロッパ製品にはブランド力で負け、中国・韓国勢には安さで負け、と日本製品にとっては非常に苦戦を強いられる市場なのだ。 <br />
<br />
私の空気清浄機購入計画も「ヨーロッパ製品vs日本製品」のガチンコ勝負へと突入。 <br />
<br />
このヨーロッパ製品。ダイソンのピュアクールといい、このスタドラー・フォーム・ロバートといい、実にオシャレ。<br />
空気洗浄機もインテリアの一部だ、と考えればヨーロッパ勢のアプローチは納得できる。 <br />
<br />
一方の日本製。性能は多分文句なしなんだろうが、いかんせん「空気清浄機デス!」とうルックスがどうもモサい。 <br />
<br />
昔よりオシャレめではあるが、どうも「空気清浄機」という観念から抜け出せないルックスなのだ。この辺ははっきり言ってしまうと申し訳ないが、どうしても「守りに入った日本の大企業サラリーマンが造った」香りが商品デザインからプンプンと滲み出ており、今ひとつ趣味に合わない。 <br />
<br />
ところでオサレ度では文句なしのヨーロッパ製だが、ダイソンのピュアクールは空気清浄機付き扇風機という立ち位置で、肝心の空気清浄機の作りはいたってシンプルそう。だがその割に価格は高い。「ダイソン」というブランド名に金払っている感じ。<br />
<br />
そしてスタドラー・フォーム・ロバートは、HEPAフィルター使用ではなく「水で洗浄」という方式で、どこまで信頼できるかが未知数で、それなりの金額を払うには若干不安。souq.comでしか売っていないので現地代理店があるのかもわからず、それも不安。そして加湿機能も必要無い。 <br />
<br />
一方日本製は、前述したデザインの好みはさておき、日本メーカー各社の製品が入門〜高級まで3〜5種類ほど幅広くラインナップされているため、逆にどれを選んでよいかわからない、という状態に陥ってしまった。<br />
<br />
顧客重視からくる従業員の涙ぐましい努力によって、様々な機能を持つ様々なランクの商品を親切に出しているが、それが仇となってどれを選べばよいかわかりにくい、という結末になっていないだろうか。しかも日本の電気屋さんの様に、違いをしっかりわかっていて説明してくれる店員さんもドバイでは皆無。 <br />
<br />
その辺ダイソンもスタドラー・フォームも空気清浄機は一品しかないので迷うことがない。 <br />
<br />
機能充実で信頼の日本製か、はたまた機能は省いてもデザイン重視のヨーロッパ製か。悩ましい・・・ <br />
<br />
そんなことを考えながら、ダイソンを買い物カゴに入れてキャンセル、日立を買い物カゴに入れてキャンセル、ってな感じでどうにも選べないまま毎日数時間を無駄に過ごし、完全にドツボにハマってしまった。 <br />
<br />
だれかヨーロッパデザインの中に日本製品の中身を入れてくれないだろうか・・・ <br />
<br />
<h3>
伏兵現る</h3>
<br />
結局、そんな感じでどれか一つを選ぶ事ができず、 <br />
<br />
あ〜!もういい。普通の機能で安いのでいい!(安ければ使い物にならなくて捨てても後悔しないから) <br />
<br />
というわけで、もうちょっと安い価格帯を見てみると・・・ <br />
<br />
Mi Air Purifier 2 というミニマルデザインの空気清浄機、AED675(20000円弱)という商品が目に入る。安いが私のニーズを結構満たしている。 <br />
<br />
どうもインドで売れているらしい。デリーの強烈なPM2.5にも対応できているらしい・・・・ <br />
<br />
メーカーはiPhoneそっくりで有名なシャオミ(小米)だった。 <br />
<br />
中国製の電気製品か・・・ <br />
<br />
一瞬抵抗があったが、これ以上空気清浄機選びに時間を費やしたくなかったのでさっさと購入。そして次の日にデリバリー。速い。そして苦痛の商品選びから開放された喜び。 <br />
<br />
ところで購入後に知ったのだが、このMi Air Purifier 2は日本のバルミューダというベンチャー企業がデザインした空気清浄機に酷似していてパクリと言われているらしい(少なくとも日本では)。 <br />
<br />
日本製品をパクって、まだ日本製品が進出していない第3国でさっさと大量に売る・・・<br />
これぞ中国流。 <br />
<br />
<h3>
Mi Air Purifier 2とは</h3>
<br />
これが結構良さげ。やすかろう悪かろうと馬鹿にできない、中々のクオリティ。 <br />
<br />
作りは至ってシンプルだが、システムは3倍以上の価格がするダイソンのピュアクールに似ている。下の円形HEPAフィルターで洗浄し、上の扇風機で出す。違いはダイソンが羽なしイノベイティブな扇風機なのに対し、これは普通の扇風機が乗っかっているようだ。 <br />
<br />
正直なところ部屋の空気がキレイになっているのかはよくわかりません。 <br />
<br />
でもスマートフォンからコントロールできるのは結構便利だ。ペアレンティングコントロールもついているので、本体ボタンをすぐ押してしまうマイサンがいても大丈夫。<br />
<br />
なかなか気が利くじゃないっすか。 <br />
<br />
猫の抜け毛はさらにエスカレートしているが、マイサンの鼻タレは徐々に収まってきており、結構効果もでているようだ。顔の発疹などは出なくなった。(空気清浄機の効果かはわからないが)<br />
<br />
日本人の私にとっては「やすかろう悪かろう」がいつまでも頭から抜けない中国製品の評価だが、パクリ疑惑はさておき、今回はけっこう満足な買い物だったことを付け加えなければなるまい・・・<br />
<br />
<br />
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</div>
最近ドバイの町中を運転していて感じることがある・・・ <br />
<br />
以前に比べやたらとバイクが多いのだ。 <br />
<br />
夏真っ盛りのドバイでは気温50度近くに上がることも多く、夏はレジャーでバイクに乗るなどあり得ず、真夏にバイク乗りを見ることなど殆ど無かった。 <br />
<br />
だが今年はバイクがやたらと多い。 <br />
<br />
というのもレストランからのデリバリー・バイク(出前のバイク)が今年はやたらと増えたのだ。そして今までのようにレストランに所属したデリバリーバイクが増えたのみではなく、デリバリー専門業者というのが登場したのがその原因の様だ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhNeUWSLTdwCrAHORjV8blHOcHYowfgBnK0fwoUTAedUc4fA21JzXp7RxTRumwNtuc5EaQcykSI8rC5te0KL6ntiBdxfSaoOMcBB6JZMYpVa7zgU5SA5mvVAbQs5eKgnTC4nkxjmoW2Clk/s1600/food_delivery.jpg" imageanchor="1"><img alt="レストランからのデリバリー・バイク(出前のバイク)" border="0" height="480" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhNeUWSLTdwCrAHORjV8blHOcHYowfgBnK0fwoUTAedUc4fA21JzXp7RxTRumwNtuc5EaQcykSI8rC5te0KL6ntiBdxfSaoOMcBB6JZMYpVa7zgU5SA5mvVAbQs5eKgnTC4nkxjmoW2Clk/s640/food_delivery.jpg" title="レストランからのデリバリー・バイク(出前のバイク)" width="640" /></a></div>
<br />
<h3>
ドバイレストラン(飲食ビジネス)事情 </h3>
<br />
ドバイのレストランに行くと、結構お客さん少なくスカスカ、これでよく営業していけるなぁと思うことがよくある。<br />
UAEではビジネスに対する法人税はないが結構家賃は高い。(VAT=付加価値税は2018年より導入予定。) <br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="http://blog.ys-consultancy.com/2016/02/uaevat.html">ドバイ/UAEでVAT(付加価値税)導入が発表された</a></blockquote>
<br />
人件費はある程度安いが、あまりにもお客さんが入っていないとちゃん営業していけるのか心配になる。 <br />
<br />
さらにドバイでは、お酒が出るレストランというのは「お酒を扱う」ライセンスを持つホテルに入居しているレストランに限られ、普通の町中の飲食店はお酒を振る舞えないため「お客さんがお酒を飲むことによって客単価を上げる」という安易な儲け方ができない。 <br />
<br />
当然のことながら、レストランビジネスでは調理する手間のかからないお酒で儲けられれば効率がよい。 <br />
<br />
そんなドバイの飲食業界において、誰もが知っている人気店は別にして、昔からコストを抑えて成功する1つの戦略として挙げられるのは、店舗は小さめにしてスタッフも最小、店への集客はそれほど力を入れず、デリバリーを主要なビジネスに育てる、というものだ。 <br />
<br />
完全車社会のドバイでは、ちょっと近所に行くにも車に乗るケースが多く、デリバリー(出前)の需要も大きい。<br />
シンガポールなどと同様に夫婦共に働いている人々も多いので、シンガポールの様にレジデンスにホーカーセンター(フードコート)のようなものが隣接していないドバイでは、デリバリーのニーズも多いと思う。 <br />
<br />
とは言っても、デリバリー戦略もけっこう大変なところがあって、例えばデリバリーバイクやデリバリー社用車を用意するのみならず、低所得労働者はそもそもUAEの運転免許証を持っていないことも多いため従業員に免許を取らせないといけない。そしてせっかく免許取得をサポートしてあげたのに、その免許取得を利用して直ちに他社に移ってしまった、というのはよくある苦労話だ。 <br />
<br />
<h3>
デリバリー専用ビジネスがレストラン業界をブーストするか</h3>
<br />
そんな中、食事のデリバリーを専門に行う業者が現れ始めた。<br />
<br />
これによって今まではデリバリーをしていなかったレストランがこれらの業者を使うようになったことで、私の家族にとっても様々なレストランから出前を頼むことが可能になった。 <br />
<br />
代表選手はオーストラリア発というDeliveroo(デリバルー)と、さいきん親会社がなにかと逆風下にあるUberEats(ウーバーイーツ)の2社だ。 <br />
<br />
この2社は結構評判も良い。 <br />
<br />
今までのドバイの出前は、オーダーした後何時に来るかわからない、といった状況も多々あったが、これらの会社はオーダー時点で何時頃にデリバリーされるかお知らせしてくれ、かつデリバリーがどの辺に来ているのかをリアルタイムで知らせてくれる。<br />
<br />
空腹状態で待っているお客さんにとってみれば、非常に親切で便利なのだ。 <br />
<br />
レストランにとってみても、自前でデリバリー部隊を揃えなくてもデリバリーで収益を上げることができるのは大きなプラスだろう。 <br />
<br />
<h3>
だがドバイの道路はいっそうデンジャラスに</h3>
<br />
ドバイの運転が荒くて危ないことは以前にも書いた。 <br />
<br />
例えば、 <br />
<br />
<ul>
<li> 主要道路は片道7車線位あるが、追い越し車線を圧倒的な遅さでマイペースで走るおっさん </li>
<li>車線の線上を走るケララ出身の人々(<a href="http://blog.ys-consultancy.com/2016/02/blog-post_29.html">数年前に行ったケララ</a>では皆この走りをしていた) </li>
<li>本来追い越され車線である車線を高級スポーツカーで爆走する兄ちゃん </li>
<li>ウィンカーを出さずに(そもそも使い方を知らない)車線変更するタクシー </li>
<li>脇道から本線に車が来ていることも確認せずに侵入してくる不注意者 </li>
<li>前に赤信号が見えているのに、全力疾走で追い抜き一つ前に無理やり入ろうとするあわてん坊や </li>
</ul>
<br />
などなど。ドバイの道路には危険がいっぱいなのだ。 <br />
<br />
わたしもドバイに10年住んでいるが、軽くぶつけられるなど過去に4回事故に遭っている。すべてマイナーで済んではいるが。 <br />
<br />
そんな不注意なドバイバーが多い中、隙間にはいって進もうとするバイクはドバイの道では非常に危ない。すでにバイクが絡んだ自動車事故の話が新聞などでよく目につくようになった。 <br />
<br />
特に道路インフラが整っていて相対的にハイスピードで走るドバイの道においては、うだるような強烈な暑さの中、バイクを運転するのも命がけなのだ。<br />
<br />
<br />
・フォローして頂けますと嬉しいです。(フォローバック100%): <a href="https://twitter.com/ysconsultancy" target="_blank">@ysconsultancy</a> <br />
<br />Y's Consultancy FZ LLEhttp://www.blogger.com/profile/17318892939513337052noreply@blogger.comDubai - United Arab Emirates25.2048493 55.27078280000000624.2844238 53.9798893 26.1252748 56.561676300000009tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-88010016797945884142017-05-10T12:02:00.000+04:002018-12-23T21:28:13.163+04:00徐々に形を表してきた、VAT(付加価値税)導入のフレームワークUAE(を始めGCC諸国全体)では、過去数年のオイル価格の下落とその長期化の予想の影響から、付加価値税(VAT)の導入を決めた事は1 年以上前のコラム、「<a href="http://blog.ys-consultancy.com/2016/02/uaevat.html">ドバイ/UAEでVAT(付加価値税)導入が発表された</a>」で書いた。<br />
<blockquote class="tr_bq">
この記事は2018年1月にVAT(付加価値税)が実際に運用される前に書かれたコラムです。一部当時の予想を含んでおり、実際とは異なっている点もあります。<br />
運用後の詳しい情報は以下のリンクを御覧下さい。<br />
<br />
<a href="https://www.ys-consultancy.com/vat.html">VAT(付加価値税)に関する情報|ワイズ・コンサルタンシー</a> </blockquote>
<br />
時が経つのはとても早い。(子供が生まれてからは特に・・・)<br />
<br />
実際の運用開始を8ヶ月後に控え、純粋なスペキュレーションを含め現在さまざまな情報が出てきている。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgTzb8k07b3jO9yXXvXsuFe-TFx4vueaoR_mGNp4F3stBMzJEMmzKLk8SWYwqUxnkAQTDhTEc_rp_eDcLhaJkfdjmkWi00DiUB9FKcggrGnytNVIdsaDDvvUDzrmWrSuWsFsGR5yaj1mtY/s1600/dirham.jpg" imageanchor="1"><img alt="UAEのVAT導入のフレームワーク" border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgTzb8k07b3jO9yXXvXsuFe-TFx4vueaoR_mGNp4F3stBMzJEMmzKLk8SWYwqUxnkAQTDhTEc_rp_eDcLhaJkfdjmkWi00DiUB9FKcggrGnytNVIdsaDDvvUDzrmWrSuWsFsGR5yaj1mtY/s1600/dirham.jpg" title="UAEのVAT導入のフレームワーク" /></a></div>
<br />
<h3>
UAEのVAT導入のフレームワーク(Educated Guessによる)</h3>
<br />
UAEのMinistry of Finance(財務局)が最近様々なオープン・ワークショップを行っており、法律の根幹となるであろう様々な事項が一般にシェアされはじめた。 <br />
<br />
そこで、ここでは弊社で耳にした(目にした)いくつかの事項についてまとめたい。(あくまでもウワサの範疇で、実際の運用がどうなるかはまだ未定) <br />
<br />
<ul>
<li> 付加価値税率は5%で、一部のアイテムにはゼロ%。 </li>
<li>年間AED375,000以上(1000万円程度)の売上がある企業が対象で、年間AED187,500以上の会社は自由意志にによる申告 </li>
<li>VAT専用のポータルサイトが2017年10月1日にオープンするだろう </li>
<li>付加価値税の支払いは四半期ごとが濃厚 </li>
<li>VAT税の登録と支払いは電子決済にて </li>
<li>医療と教育セクターは非課税 </li>
<li>不動産セクターには特別なルールが設けられる可能性</li>
<li>ファイナンシャルセクターとフリーゾーン会社については特別なルールか設けられる予定であるが、今のところ詳細は未定 </li>
<li>GCC諸国内の貿易取引に関しては、特別なルールが設けられる予定。 </li>
</ul>
<br />
<h3>
ここで上記から個人的に気になるものを幾つかピックアップしたい</h3>
<br />
<b>「一部のアイテムにはゼロ%」</b><br />
<br />
前回VATに関するコラムを書いたときには、付加価値税の除外アイテムリストの中に「自転車」というのがあって、「え?」と思われた方も多いかもしれない。<br />
<br />
これは何かと運動不足で糖尿病患者の多い状況を打破したい、というUAE政府の思惑ならでは、という感じがしたのだが、視点は違うが最近ドバイでは「ドバイを世界一のスマートシティにする」という目標を掲げており、自転車を始めクリーンエネルギーに関連する事業に関心が高い。<br />
<br />
それらに関連する事なら何でも優遇されて行きそうな勢いで、やはり自転車が対象外になってもおかしくない。<br />
<br />
自転車以外にも、例えば「テスラなどの電気自動車はVAT対象外」などとなっても驚きではない。これは完全な私のスペキュレーションだが。<br />
<br />
<br />
<b>「年間AED375,000以上(1000万円程度)の売上がある企業が対象」</b><br />
<br />
よく会う会計会社からは「年間AED3,750,000以上の売上がある企業が対象」 などと聞いていて、最初はある程度の規模の会社からのみ徴収すると思っていたのだが・・・<br />
<br />
「年間AED375,000以上の売上」だとの私の会社も余裕で対象になってしまうし、この額が本当なら、UAEに存在する、まともに営業する多くの企業が影響を受ける法律になる事は間違いなさそうだ。<br />
<br />
<b>「ファイナンシャルセクターとフリーゾーン会社については特別なルールか設けられる予定」</b>に期待したいところだ。 <br />
<br />
<br />
<h3>
<b>「不動産セクターには特別なルールが設けられる可能性」</b></h3>
<br />
これは例えば「1軒目の購入には非課税」とか、「商業物件には課税するが、住居物件には非課税」といったような内容が議論されているらしい。<br />
<br />
ドバイ不動産市場では、富裕層を中心に何軒も物件を持っているケースが多い。マジで100軒とか。<br />
<br />
なので1軒目の購入には非課税であるが、2軒目からは5%の課税、となると結構不動産セクターへの悪い影響は大きいのではないかと思う。<br />
<br />
<br />
<h3>
今後の方向性</h3>
<br />
ざっと以上であるが、UAEでは税金とは言っていないが税金のような徴収が実はすでにいくつもある。 <br />
<br />
例えば額の大きなものでは、 <br />
<br />
<ul>
<li> 法人のライセンス料 </li>
<li>不動産購入時のドバイ不動産局に対する4%の登録料 </li>
</ul>
<br />
などなど。 <br />
<br />
例えばフリーゾーン法人は、アクティビティ(業務)に応じて年間結構な額のライセンス料を支払うが、ここにさらに売上に対して付加価値税がかかると、どう考えても二重取りのように見える。 <br />
<br />
不動産購入も同様で、ドバイでの不動産購入は、それでも固定資産税や相続税などがないため他国よりはよほどシンプルではあるが、4%の不動産局への登録料は「登録料」名目では高めであり、さらにその上付加価値税までも政府に収める、ということになるとこちらもやはり二重取りに見えてくる。 <br />
<br />
というわけで、今後「今まで実質的に税金」だったコストの調整も進むであろうし、それらのバランスによって法律は決まっていくのだろう。 <br />
<br />
さしあたり、所得税、法人税、固定資産税、相続税などは無いので、富裕層を惹き付ける国である地位に揺るぎはないが、強烈な暑さから必ずしも生活しやすい場所ではないので、より多くの富裕層にドバイへ来てもらうには、あくまでも高い節税メリットはキープしつつ、財政安定との間のバランスのとれた税制、というのが今後の課題となるのだろう。 <br />
<br />
まだまだ「所得税」「法人税」「固定資産税」「相続税」無しのドバイへいらっしゃ〜い。<br />
<br />
<br />
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<br />
<blockquote class="tr_bq">
ドバイの税金・税制に関するその他のコラム<br />
<a href="https://blog.ys-consultancy.com/2017/11/vat.html">ついにVAT(付加価値税)詳細が姿をあらわした</a><br />
<a href="https://blog.ys-consultancy.com/2017/05/vat.html">徐々に形を表してきた、VAT(付加価値税)導入のフレームワーク </a><br />
<a href="https://blog.ys-consultancy.com/2016/02/uaevat.html">ドバイ/UAEでVAT(付加価値税)導入が発表された</a><br />
<a href="https://blog.ys-consultancy.com/2016/02/uae.html">ついにドバイ/UAEでも法人税の導入か</a></blockquote>
<br />Y's Consultancy FZ LLEhttp://www.blogger.com/profile/17318892939513337052noreply@blogger.comDubai - United Arab Emirates25.2048493 55.27078280000000624.2844238 53.9798893 26.1252748 56.561676300000009tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-58526276478039494972017-02-28T23:22:00.000+04:002018-09-21T11:09:26.417+04:00世界通貨/基軸通貨の存在感をすっかり失っている日本円少なくともドバイでは。<br />
<br />
ドバイは「世界の主要金融センターの1つ」と言い切るのはちと時期尚早ではあるが、中東一の金融ハブであることは間違いなく、世界的にもその地位を高めつつある。 <br />
<br />
アメリカや日本、またその他の多くの国と違い、出入国時に持ち込める現金の限度は(事実上)無く、個人法人を問わず、銀行では様々な通貨の口座を開設でき、金融の自由度は高いからだ。 <br />
<br />
だがここ2年ほどで明らかに変わったことがある。それは日本円に対する対応だ。 <br />
<br />
<h4>
日本円口座が開設できない </h4>
<br />
かつては個人口座、法人口座に関わらず、UAEの銀行では日本円口座の開設は当たり前に可能だった。 <br />
<br />
そりゃ、円はハードカレンシーの1つなのだから。 <br />
<br />
ところが1、2年前から法人口座の円口座開設は「銀行マネージメントの認可ベースだ」と言われるようになり、事実上不可能となってしまった。(個人口座は居住者であればまだ一応可能な銀行もある) <br />
<br />
一方Brexit(ブレグジット)を境に一気に安くなったりして混乱している英ポンドの口座開設は今でも全く問題がない。 <br />
<br />
まあそれなりに英国人と英国がらみのビジネスも多いポンドの扱いと違い、ドバイでは現状今ひとつ存在感の薄い日本円ではしょうがないかな、という程度に考えていたのだが。<br />
<br />
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<br />
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</div>
<br />
<br />
ところが最近は、ある程度まとまった日本円をキャッシュで日本から持って来て、ドバイの銀行口座に預金しようとしたケースですら断られる、という事態も出て来た。大きな銀行でもだ。 <br />
<br />
以前はその預金先の口座が円であれ、AEDであれ、USDであれ、大小どの銀行でも全く問題なく可能であったのだが。 <br />
<br />
本来基軸通貨であったはずの日本円を大手銀行ですら欲しがらない・・・ <br />
<br />
よってドバイで日本円を持っていても、銀行が受け付けてくれないので、レートの悪い両替商でUAEディルハムやUSドルに交換して預金するしかない、という状況になっている。 <br />
<br />
そしてさらに・・・ <br />
<br />
<h4>
自分の円口座にある日本円すらも引き出せない</h4>
<br />
最近、とある日系法人がUAE最大の銀行で、自社の円口座から日本円(300万円ほど)の現金引き出しを銀行に依頼したところ、その程度の額であっても引き出せない(=銀行が円を用意できない)という事態まで起こった。 <br />
<br />
とにかくUAE銀行の「円嫌い」は本格的なようだ。 <br />
<br />
銀行担当者の言い訳は、リスクがなんだとか、3ミリオンは大きすぎるとか、なぜかウニャウニャでイマイチ歯切れが悪い。 <br />
<br />
結局のところ、ドバイでは利用者が無く、かつ長期の超低金利で持っていても全く旨味がなく、かつ日本政府のあからさまな円安政策も合間って、日本円など持たない、ということになったのだろう。 <br />
<br />
ところでこの銀行担当者は「日本円の3ミリオンは用意できないけど、ドル、ユーロ、ポンドの3ミリオンならいくらでも用意できるよ」と言って来た。 <br />
<br />
つーかJPYで「3ミリオン」って、たったの300万円=およそ25,000ドル程度なんですけど。しかもドル、ユーロ、ポンドの3ミリオンはそれぞれ3億円以上・・・ <br />
<br />
ペディキャッシュ程度とは言わないが、300万円すらも用意できないとは・・・ <br />
<br />
日本ではアベノミクス以降の円安によって大企業の売り上げ(円建て)は軒並み史上最高を叩き出し、雇用も順調で円安の良い面ばかりがクローズアップされがちだが、円安が進むということは日本全体の資産価値はドルベースでは落ちている、ということだ。 <br />
<br />
実は「日本=金持ち」という時代はすでに終わっているが、意外にその「日本金持ち」感覚が染み付いていて、今でも日本人の給与が高いと思っている日本人は意外に多い。 <br />
<br />
ドバイに駐在に来た日本人が、現地の(ホワイトカラーの)給与が高くてびっくりする、というのは結構よくある話。 <br />
<br />
何しろ20年前の方が給与が高かったデフレの日本に対して、他国(特に同じ先進国の欧米やヨーロッパ、またはシンガポールや香港、ドバイなど新興著しいエリア)では総じて給与がアップしているからだ。 <br />
<br />
「給与も上がるが物価も上がる」ドバイのような場所に対し、「給与は上がらないが物価も上がらない(というか相対的に下がる)」日本、どっちが庶民にとって幸せかは判断の難しいところではあるが、超低金利政策の長期化と円安政策によって世界での円の存在感が圧倒的に低下していることだけは間違いなさそうだ。 <br />
<br />
日本ではマスコミを中心に、中国の人民元にやっかみを入れる論調が多いが、もはや現場ではコミュニスト・チャイナの元の方が円よりも存在価値が高く、世界通貨として通用しているのではないだろうか。<br />
<br />
<br />
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<br />
テレビ東京の世界を扱った経済番組「未来世紀ジパング」や「ガイアの夜明け」などを見ていると、やたらと「日本の接客」がいかに素晴らしく、それを海外に持ち込むことでビジネス勝機がある、みたいな内容の放映をよくやっている。 <br />
<br />
日本にお住まいの方々は、海外に出店している日本企業の接客が、他国企業のダメな接客とは圧倒的に違い、教育が行き届いていて素晴らしいもので、それが非常に評価されている、と単純に思うだろう。 <br />
<br />
ちなみにドバイに住んでいる私が最も嫌な思いをしたのが、じつは中東で最も進出に成功している日本企業、ダイソーだ。<br />
<br />
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</div>
<br />
事の顛末はこんな感じ。<br />
<br />
ドバイのとあるモール内のダイソーで支払いを済ませ、お釣りをもらう。 <br />
<br />
5Dhs札を財布に入れつつ店を出たところ、もらったお札の4分の1程度が破れて無くなっている事に気づく。<br />
こんなお札では他では使えない可能性が高いので、レジへ戻りレジのお姉さんに交換をお願いしようとしたが、レジ接客中だったので隣にいた袋詰めしているおっさんに言うと「交換しない」と言う。 <br />
<br />
そもそも袋詰めおっさんに何か言っても意味がないので、おっさんは無視して接客が終わったところでレジの姉さんに交換をお願いする。いたって普通の態度で。 <br />
<br />
ところで批判めいてしまってアレだが、アジア人を始めとする後進国の人にはやたらと横柄だが、なぜか欧米人にはやたらと頭が上がらない情けない日本人のおっさんがたまにいる。私はその手のおっさんではない。フィリピン人のレジの姉さんにあくまでジェントルマン的にお願いする。 <br />
<br />
すると「交換しない」とコキやがった。さすがにこれには私もキレるがそこは堪えて、 <br />
<br />
<b>ワイ</b>😤!?(WHY?) <br />
<br />
と怒りを込めて聞く。 <br />
<br />
すると「すでにレジを閉めてしまったので開けられない」と訳のわからんことを言う。<br />
誰かが何かを買わないと開けられない、と言うのだ。本当かどうか知らんが非常に腹立たしい。 <br />
<br />
そこで私の頭の中では、 <br />
<br />
1. マネージャーを呼べ<br />
2. 多分、のらりくらりとマネージャーを呼ばない言い訳をするはずなので、その場合は5Dhs札を丸めて投げつける(ちなみに5Dhs札は150円程度です。) <br />
<br />
というシナリオを実行しようと思ったところ、一つ先のレジでお客さんが買い物してレジが開く。<br />
そこで「レジ開いたよ」と言うと、さすがにそれ以上言い訳が見つからなかったのか、私が非常にムカついていることを察したのか交換しやがった。<br />
<br />
非常にムカつく一件だった。 <br />
<br />
日本の接客レベルでやらなくてもいいから、せめて接客として世界スタンダードなレベルに教育してほしいもんだ。 <br />
<br />
ちなみにドバイでは日本のショップは少ないが、日本以外のショップの接客がすべてイマイチな訳ではない。 <br />
<br />
日本の接客のマニュアル的バカ丁寧さは無いが、基本的にフレンドリーで気さくに話しかけてくるからコミュニケーションも取れる。(コミュニケーションしたいかどうかは別にして。)<br />
<br />
オールドスークの土産物屋などしつこい最悪の接客マナーが蔓延る場所に行かなければ、基本的に嫌な思いをすることは無い。<br />
<br />
最近もとある店舗で買い物してたら、フィリピン人の店員さんが昨年日本に行ってきた、と奥さん&娘さんと東京タワーの前でポーズをとる「ほっこり写真」を見せ始め、日本はいい国だった、てな会話をした。 <br />
<br />
日本ではどれだけ店員さんがバカ丁寧でも、ひょいと入った店で会話が弾んで店員さんの日常について話を聞くことはない。まあ、どっちがいいかは別として。 <br />
<br />
そう言えば何年も前に日本へ一時帰国した際、マクドナルドへ入ったら、若い女性の店員さんが「いらっしゃいませ、こんにちはー!」と非常に元気よく声をかけてきたので、「あ。こんにちは。」と返答したら、店員さんは言葉に詰まり異様な空気が流れてしまった、てなことがあった。 <br />
<br />
そうか、日本では誰もそこで返事をしないから、元気よく返事が返ってきて店員さんは戸惑ってしまったのだろう・・・ <br />
<br />
まあ、日本の接客=最高、ではなくてそれぞれ良い点悪い点がある、と言うことが言いたいだけです。 <br />
<br />
ところで1年以上前にセブンイレブンのドバイ1号店が開業した際、「日本の接客マニュアルをそのまま現地店員に教育しました」風な接客で、日本人以外がやると非常にぎこちない上に、あまりにドバイの慣習と違い度肝を抜かれたが、それも一ヶ月程度後には止めてしまっていた。お客さんから「気持ち悪い」とでも言われたのだろうか。 <br />
<br />
その「日本マニュアル式」接客が果たしてドバイで浸透するのか楽しみにしていたのだが。 <br />
<br />
日本式接客にやたらと批判めいてしまったが、最後に一つ圧倒的に素晴らしいことを挙げたいと思う。<br />
それは日本の店員さんの商品に対する知識が非常に高いことだ。日本だったら店に入って、わからないことがあれば店員さんに聞いて納得して購入する。 <br />
<br />
だが私はドバイでは店員さんの言うことは100%信用しない。特に電化製品など。基本的に彼らは売りたい製品しかお勧めしてこないからだ。商品知識も全く無いし。<br />
<br />
<br />
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<br />
Unknownnoreply@blogger.comDubai - United Arab Emirates25.2048493 55.27078280000000624.2844238 53.9798893 26.1252748 56.561676300000009tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-6372792731723965212016-09-04T16:58:00.001+04:002020-04-16T09:46:41.705+04:00ザ・ワールド・アイランドの今ザ・ワールドとは、ドバイ政府系列の不動産ディベロッパー、ナヒール社が、マスター・ディベロッパーとして埋め立てを行った、世界地図を模した300の人工島からなるオフショアの巨大プロジェクトだ。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgXAvrxJbm56hdkUR7oVfM_XCR9XrNVO0PAEq_JT5ZcUr7cjIhUqGYJ15MIOiUsJrzij_IY0fEA0Zb6cQdk7OeHLMir3jllkffCyTC_HvGVS_OcAUPoI8DEp1j37RLN236pwcAg56HoUBM/s1600/The-World.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="348" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgXAvrxJbm56hdkUR7oVfM_XCR9XrNVO0PAEq_JT5ZcUr7cjIhUqGYJ15MIOiUsJrzij_IY0fEA0Zb6cQdk7OeHLMir3jllkffCyTC_HvGVS_OcAUPoI8DEp1j37RLN236pwcAg56HoUBM/s400/The-World.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
これぞドバイと言える、野心的で夢があり、圧倒的なスケールであり、ド派手であり、しかしながら経済効率的にはとんでもなく無駄、という非常にユニークなプロジェクトだ。 <br />
<br />
日本などではタックスぺイヤー(納税者)の圧倒的な反対によって、このようなバカバカしくも実はジニアスかもしれないプロジェクトが実行されることは絶対ありえないと思うが、夢を売ってお金を集めるドバイでは「GO」だ。実際それによってお金が集まってくるのだから、それはそれでスゴイと言える。 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEheBwr3wqgt9g3KMX93FYEiRIChz4mnbjvO5de5czlpNc0HzXrfWu23kr3JWahAfsycS7tJ3AtUdD1rNEXbblSAPUIgMXqyIi5xBw3928Se0vxrEXZdA8F0ZaagRk1SleZrECw5v-bOW4c/s1600/the+world+dubai.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEheBwr3wqgt9g3KMX93FYEiRIChz4mnbjvO5de5czlpNc0HzXrfWu23kr3JWahAfsycS7tJ3AtUdD1rNEXbblSAPUIgMXqyIi5xBw3928Se0vxrEXZdA8F0ZaagRk1SleZrECw5v-bOW4c/s400/the+world+dubai.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ナヒールはまずハームジュメイラの埋め立てを完成し、その後パーム・ジュベルアリ、そしてこのザ・ワールドの埋め立てを完成させた。 <br />
<br />
しかしリーマン後の世界経済停滞のあおりを受け、3つ目のパームアイランドであるパーム・デイラは埋め立て途中で頓挫し、このザ・ワールドとパーム・ジュベルアリは島上の開発が進まず、その後しばらく放置される結果となっていた。 <br />
<br />
もちろん当時ナヒール社自身も相当ヤバい状況に陥る。 <br />
<br />
だが2012年以降のドバイ不動産市場のV字回復とともに、島上の開発を始めるチャレンジャーが現れ始めた。(島にはそれぞれバイヤーがいて、開発はそれらのバイヤー次第となる。)<br />
<br />
<h3 id="theisland">
地元ドバイでもさほど知られていないが、ザ・ワールド・アイランドにはすでにビーチクラブがオープン! </h3>
<br />
一番最初に開発されたのはドバイ王様の家族の別荘だが、最初の商業施設として誰でもアクセスできる施設を開発したのが、インド人ビジネスマンによって開発されたレバノン島(ザ・ワールドには国名がつけられている)のビーチクラブだ。 <br />
<br />
<a href="http://theisland.ae/" target="_blank">The Island/ザ・アイランド・ビーチクラブ</a>と言う。 <br />
<br />
昨年、このビーチクラブを訪れた時の写真。確か行くには1人200Dhs強(6000円程度)かかる。 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEholwcYv18V_Vz73ZOx922RWPF-8f97RYIUYXmPuFZGgtMuA6whLv-4q6zk-ICOYwF1MSYqLoox4L6JKInQ5SEo0HfYbyV98eNGWfHws_Il38bYSJyOVFS01qaaBjihPr_Dj9Y15uyOiv4/s1600/the_island_bearch_club.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEholwcYv18V_Vz73ZOx922RWPF-8f97RYIUYXmPuFZGgtMuA6whLv-4q6zk-ICOYwF1MSYqLoox4L6JKInQ5SEo0HfYbyV98eNGWfHws_Il38bYSJyOVFS01qaaBjihPr_Dj9Y15uyOiv4/s400/the_island_bearch_club.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
ビーチクラブからオンショアのドバイ高層ビル群を眺めるビューはなかなかのもので、オフショアプロジェクト、ザ・ワールドのポテンシャルを感じさせる。 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-U136npRGGPhZ3H991hLSweV7q4Nd7v5AN9Q2s6KcbQ4g6xTEGAN1hWJ168hNKg-7ZFTDxL9KtMB_dDkSHtIKJvLKFanpCM2QxuzL476-70rCoilhc2u28-wWZcMJdlHFXyNjr99vBDU/s1600/The_world_view.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-U136npRGGPhZ3H991hLSweV7q4Nd7v5AN9Q2s6KcbQ4g6xTEGAN1hWJ168hNKg-7ZFTDxL9KtMB_dDkSHtIKJvLKFanpCM2QxuzL476-70rCoilhc2u28-wWZcMJdlHFXyNjr99vBDU/s400/The_world_view.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
だがこのビーチクラブが、申し訳ないがはっきり言ってしまうとショボい。 <br />
<br />
ビーチの砂は質が悪く工事現場の砂利のようだし、プールの水はやたらと冷たくて凍えてしまう。 <br />
さらにビーチクラブに1つだけあるレストラン/バーでは出せる料理に限りがある。 <br />
<br />
一応、アルコールを出すところだけが救いだ。 <br />
<br />
店員もイマイチやる気なし。オンショアの5つ星施設に比べるとかなりしょっぱい。 <br />
<br />
スタッフによると、このビーチクラブで使われている水は全て本土から運んできているんだそうだ。<br />
この辺もコスト高だし、今後の良い方向へ向かう展開としては、他の島々も開発が進み、政府関連会社によるインフラ整備や、他のプロジェクトと合わせた物流のシナジー効果にかかっていると言えるだろう。 <br />
<br />
<h3 id="thoe">
野心的なオフショアの一大リゾート開発、The Heart of Europe (ザ・ハート・オブ・ヨーロッパ)</h3>
<br />
ところで私、ザ・ワールドにはかれこれ3回ほど行っている。 <br />
<br />
このレバノン島の隣で、The Heart of Europe(ザ・ハート・オブ・ヨーロッパ)という一大開発プロジェクトが進行しており、投資家と共に何度か視察に行っているからだ。<br />
最初の上陸は2013年だ。 <br />
<br />
開発しているのはオーストリア系の中堅ディベロッパーで、このThe Heart of Europeが彼らが手がける最初のプロジェクト。 <br />
<br />
10つ以上のリゾートホテルと高級別荘、また世界初という寝室が水中にあるシー・ハウス(名前はシー・ホウス)など非常に野心的なプロジェクトだ。 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLusOMTDNGdGcdFP6chzV4KxBLrzs6Yu8Ogo8hQmu_LuBBMARsc15Gkfi0KIwfvlO_Gu8tzbe7tYHt0CWBBA7MnQeiNK82tp2Sm8D-l2wBQqlClkw-avITBkljdL6s4MdIi35d217ANSs/s1600/the-world-THOE.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="160" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLusOMTDNGdGcdFP6chzV4KxBLrzs6Yu8Ogo8hQmu_LuBBMARsc15Gkfi0KIwfvlO_Gu8tzbe7tYHt0CWBBA7MnQeiNK82tp2Sm8D-l2wBQqlClkw-avITBkljdL6s4MdIi35d217ANSs/s400/the-world-THOE.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
現在、プロジェクト内ではヴィラの建設が進んでいる。 <br />
眺めは360°オーシャンビューでインフィニティ・プール付きの最高級ヴィラだ。<br />
<br />
だがイケアで家具を買ったら、どうやってデリバリーしてもらえば良いのだろうか・・・ <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWfYgrQUpr94PCQMQGArbv6IlrddzKvbzQPSaqtOGwfZQKr5Z26bNmU4JtCv9gISxKh_7HijlVS_ZgM7yTm4YJgr9SsMVcyzzO1-xswyAWDMV3N5GkJQ_-x1_rZbFKb-MEWIwLT08eTxk/s1600/THOE_sweden.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWfYgrQUpr94PCQMQGArbv6IlrddzKvbzQPSaqtOGwfZQKr5Z26bNmU4JtCv9gISxKh_7HijlVS_ZgM7yTm4YJgr9SsMVcyzzO1-xswyAWDMV3N5GkJQ_-x1_rZbFKb-MEWIwLT08eTxk/s320/THOE_sweden.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
下はモデルルームとしてすでに実在するシーホウスと水中バスタブの写真。 <br />
こんなエロい風呂を持つ物件はドバイでなければ、なかなか計画/建設しないだろう。 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7kkU9G1tHoHGHYLESo7opFRUBOWDlCKJsiDkJ97GvmAKRExhiKMWVOEgcs8F8lg9zmMDIU_50lDk09pMxc6faYnIVla-TVhxlsDEus09FFiivHiAfjGJFfnJHKiJ8Rw0gACU_MwuKrB4/s1600/thoe_sea_house.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7kkU9G1tHoHGHYLESo7opFRUBOWDlCKJsiDkJ97GvmAKRExhiKMWVOEgcs8F8lg9zmMDIU_50lDk09pMxc6faYnIVla-TVhxlsDEus09FFiivHiAfjGJFfnJHKiJ8Rw0gACU_MwuKrB4/s400/thoe_sea_house.jpg" width="400" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<br /></div>
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjL1uMwJSCF9f-WYXxzzdtjOhWgqxC1bzYqeLxkmkbYHyz5JaDdTpmfCXwrP5Bt3Cif5UpSGfi94pXyGv1qv42MlXFl8wpHtmF1qHPPqMYmEs40z6fmbQ8udMKD1Hjepn2AZz1M7TamMHs/s1600/thoe_bath.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjL1uMwJSCF9f-WYXxzzdtjOhWgqxC1bzYqeLxkmkbYHyz5JaDdTpmfCXwrP5Bt3Cif5UpSGfi94pXyGv1qv42MlXFl8wpHtmF1qHPPqMYmEs40z6fmbQ8udMKD1Hjepn2AZz1M7TamMHs/s400/thoe_bath.jpg" width="300" /></a></div>
<br />
実際、複数の日本人投資家が(シーホウスではないが)このザ・ハート・オブ・ヨーロッパの物件に投資しているが、オンショアプロジェクトに比べるとリスクがあるので注意が必要。 <br />
<br />
それはディベロッパーのみが完成させ、運営すれば良いわけではなく、ドバイ政府関連会社によるインフラ整備が欠かせないからだ。例えば電気/水道、それから交通。 <br />
<br />
やはりドバイ政府としてはこのまま放置するわけにはいかないだろうから、大きなバックアップが期待できると考えるのが妥当であろう。 <br />
<br />
リスクはあるが、いずれ島々の開発がモーメンタムを迎え、ザ・ワールド全体が盛り上がってきた時、とてつもないリターンが得られる可能性があるのもまた事実だ。 <br />
<br />
それには今後10年以上かかるかもしれないが、いろんな意味で今後が楽しみなプロジェクトだ。 <br />
<br />
というわけで、以上ザ・ワールドの現況です。<br />
<br />
<br />
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Unknownnoreply@blogger.comThe World - Dubai - United Arab Emirates25.2222222 55.171944400000029-0.29981229999999925 13.86335040000003 50.7442567 96.480538400000029tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-77696427425602775992016-04-05T14:58:00.001+04:002018-09-21T11:19:30.910+04:00World Art Dubai, 6~9th April 2016I am helping Japanese exhibitors called, Japan Promotion at World Art Dubai 2016 which held on 6th to 9th April. They are 2nd year exhibiting and introducing Japanese arts at the event. This year, they are representing 20 Japanese artists. <br />
<br />
<h4>
World Art Dubai 2016 </h4>
World Art Dubai is a Art Exhibition held at the World Trade Centre in Dubai, the visitors can purchase paintings, photographs and sculptures from all over the world at the event. The price range of those works are USD 1,000 to 10,000/-. <br />
<br />
There is another art event called “Art Dubai” which is more high end and for serious collectors. <br />
World Art Dubai is more for common people who is interested in decorate your living room, but a little more than IKEA wall decorations. <br />
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<br />
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</div>
<br />
<br />
<h4>
Art scene in Dubai</h4>
I live in Dubai for 9 years and it’s great city for many aspects, especially for businesses and investments. <br />
<br />
However, one thing I really miss from other cities I used to live (Tokyo & New York) is the “culture”. <br />
<br />
I’m talking about not only museums and art/music events, but also includes historic buildings, local artists, musicians, art students, local foods, restaurants, and so on. <br />
<br />
Looking at Dubai, it is really hard place to live as a local painters or musicians, because of high living costs, luck of funding to the artists, and general luck of interests from the public.<br />
<br />
It seems that people are more interested in earning money than experiencing culture. <br />
<br />
However, there is a hope. <br />
<br />
Though still it is under construction, Emaar in Dubai is constructing Opera house. And Abu Dhabi is prepare to open the branch of Louvre Museum and Guggenheim in near future. I hope these initiatives generate more interests in arts and cultures among people. <br />
<br />
Anyway, I’d like to introduce some of Japanese artists exhibiting at the event.<br />
<br />
<h4>
Japanese Artworks at the event </h4>
<br />
<b>Houtou Shimazaki(島﨑鳳濤 ) </b><br />
<br />
Houtou Shimazaki is Japanese calligrapher. <br />
Japanese traditional calligraphy is called “Sho-do(書道)” which means “writing way”. There is a Chinese roots in it, and by the invention of Hiragana and Katakana which is unique Japanese syllabaries, developed intrinsic styles.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgkn1Rta2E38BwOIVAuWNAN0Yw00n2hSmYlihMVj4Si0zsIddm4DAqemcoWbhdiE_XHXVRCQo64Dit188D93q62Ffcb31PxNMNPhqxy-nsQhVu9yR4hPiAwC94HGTSir3O9dvGl5aRX-Eg/s1600/japan_art04.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgkn1Rta2E38BwOIVAuWNAN0Yw00n2hSmYlihMVj4Si0zsIddm4DAqemcoWbhdiE_XHXVRCQo64Dit188D93q62Ffcb31PxNMNPhqxy-nsQhVu9yR4hPiAwC94HGTSir3O9dvGl5aRX-Eg/s400/japan_art04.jpg" width="300" /></a> </div>
<br />
<br />
<b>Yoshitomo Hirooka(廣岡義友 )</b> <br />
<br />
Yoshitomo Hirooka is the oil painter, who’s abstract paintings features warmth in colour.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2SqAkQgqTQy2HB1GjmSra05UvXQNPupOQVQk93kXRZdgg5SBk9o4hdlAGFFsAEXpluG4XGpfBc83TOLWZKIPtaMdSYeMmZR9KZ2d5lkk-smfG5Dpu1tDfb61WBnOkXyU61-eg90efgCU/s1600/japan_art03.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2SqAkQgqTQy2HB1GjmSra05UvXQNPupOQVQk93kXRZdgg5SBk9o4hdlAGFFsAEXpluG4XGpfBc83TOLWZKIPtaMdSYeMmZR9KZ2d5lkk-smfG5Dpu1tDfb61WBnOkXyU61-eg90efgCU/s400/japan_art03.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
<br />
<br />
<b>Dojin Daiun(大雲道人 )</b> <br />
<br />
Dojin is monk-artist, who is high priest of Zen Buddhism. He is using Japanese calligraphy technique to draw paintings. <br />
He earned bronze award at the 224th Le Salon (Paris, France) in 2013.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0fcMmdpb9bSR7evUEud8X__EXmJHtLvL5f3o4yzE9gyBVfwGdYHE83ioLUhNS99U_f3XCs6DGowBpfu6esSeXz1-3pP60nDhSXgvIkeTNytSujN2jVpUxyPOQLyVuWrqrlZdl1XK8iSE/s1600/japan_art01.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0fcMmdpb9bSR7evUEud8X__EXmJHtLvL5f3o4yzE9gyBVfwGdYHE83ioLUhNS99U_f3XCs6DGowBpfu6esSeXz1-3pP60nDhSXgvIkeTNytSujN2jVpUxyPOQLyVuWrqrlZdl1XK8iSE/s400/japan_art01.jpg" width="300" /></a> </div>
<br />
<br />
<br />
<b>Keiko Ito(伊藤啓子 ) </b><br />
<br />
Keiko Ito is Glass engraving artist. She exhibits her hand crafted Glassritzen.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgQtOp80s1Py_LSkjwQIi2-jFA98ueBoovEWXrFis8zP2OpNdRMEjkEIjXyvGSEMHjStKIvucHEax0LuwtbOosRl4xUlzoDYH1OSAO4rBbqFjurTdbY395jXOL7ePuLoWZf8gw4h_FYUo/s1600/japan_art13.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgQtOp80s1Py_LSkjwQIi2-jFA98ueBoovEWXrFis8zP2OpNdRMEjkEIjXyvGSEMHjStKIvucHEax0LuwtbOosRl4xUlzoDYH1OSAO4rBbqFjurTdbY395jXOL7ePuLoWZf8gw4h_FYUo/s400/japan_art13.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
<br />
<br />
<b>Koji Nakamura(中村耕二 ) </b><br />
<br />
Koji Nakamura is the paper sculptor. <br />
There is Japanese tradition called “origami” and “Kirigami", which is the type of art creating various figures by folding and cutting papers. <br />
Koji brings this tradition to the another level.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhlP0EMFiouGRMG7NT531hFikulOHyDp2cTcPYHUKvTPa3AZc26WF1vukxCJGSQ454PkC_M_sIAc_g8BDDkTOo7o12ySxeDb71Ht7DWz3BTQP0-F6Hyk4kYj9fFj3W0sQVRIw-4NxsfxNo/s1600/japan_art14.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhlP0EMFiouGRMG7NT531hFikulOHyDp2cTcPYHUKvTPa3AZc26WF1vukxCJGSQ454PkC_M_sIAc_g8BDDkTOo7o12ySxeDb71Ht7DWz3BTQP0-F6Hyk4kYj9fFj3W0sQVRIw-4NxsfxNo/s400/japan_art14.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
<br />
<br />
<b>Teruko Sano(佐野晃子)</b><br />
<br />
Teruko Sano is Western (European) style painter in Japan.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGju3q-yLNkP-UAXKjdldZYPgskHeLtytjt3TTuLr6DFN5pJ_1LFqBN9E6BvQOFdIGd2c0AdGeDrLHwQtJiP5H9B-j_8iabAbiNR_ZusrHjKfqOJLfCcsSeA0xvFXvdgwmAlvHuPtXtdU/s1600/japan_art15.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGju3q-yLNkP-UAXKjdldZYPgskHeLtytjt3TTuLr6DFN5pJ_1LFqBN9E6BvQOFdIGd2c0AdGeDrLHwQtJiP5H9B-j_8iabAbiNR_ZusrHjKfqOJLfCcsSeA0xvFXvdgwmAlvHuPtXtdU/s400/japan_art15.jpg" width="300" /></a> </div>
<br />
<br />
<b>Mayuko Miura(三浦真由子)</b> <br />
<br />
Mayuko Miura exhibits her original paintings self-styled “Shanti-Arts”.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEidXQvHUOON-yuo0S2vGVct9iKuyy43-iOOcWnbH6cSpC_iv_epiLBBTWl9Knw173fQPgtGQvmBqh4-EGzqlG0x3dXNFy7jIpBijTQQd4nEBLCyPmbs0DN__3uXLt4RsTDe-C7gXwsTpSA/s1600/japan_art18.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEidXQvHUOON-yuo0S2vGVct9iKuyy43-iOOcWnbH6cSpC_iv_epiLBBTWl9Knw173fQPgtGQvmBqh4-EGzqlG0x3dXNFy7jIpBijTQQd4nEBLCyPmbs0DN__3uXLt4RsTDe-C7gXwsTpSA/s400/japan_art18.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
<br />
<b>Daiyu Yoshino(吉野大遊) </b><br />
<br />
Calligraphy Artist Daiyu Yoshino expresses her spirits on handmade Japanese paper(和紙)using Chinese ink. <br />
She has received the Heidelberg Art Award, the Vietnamese Peace Art Award, the Monaco Art Festival Marcel Pagnol Award, the Paris Modern Japonism Art Festival Grand Prize and Art France Art Cordon Blue Award of Louvre Museum.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgeNOKOR4O-oVfGzLxn6ucqwOavxLz1bE7rrwaATC6CoyZolMcne4fqXU-cawNahbBvmusE8e_EmOfGcB7A3Z-mlnGhxHLoYIYPBESl1j60eErwYfgIKG1yInv8C6zdm6f3ukrOntJtcPk/s1600/japan_art12.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgeNOKOR4O-oVfGzLxn6ucqwOavxLz1bE7rrwaATC6CoyZolMcne4fqXU-cawNahbBvmusE8e_EmOfGcB7A3Z-mlnGhxHLoYIYPBESl1j60eErwYfgIKG1yInv8C6zdm6f3ukrOntJtcPk/s400/japan_art12.jpg" width="300" /></a> </div>
<br />
<br />
<b>Minako Shimonagase(下永瀬美奈子) </b><br />
<br />
Minako Shimonagase creates flower bouquet out of 2mm glass beads.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGDi5lseYz7Qgz0IN81eKYf9RMqXctRszrLFSY0wFNvN6K8KcYz3BBp04vfW7ZTFqALbjzwYhmuNH5l0Dz7J1f3jhVT7AfG1e0SS9a2oM6s3svHYxJ_Hx48Q_CVSpizR4r0UnJ5pojXQs/s1600/japan_art09.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGDi5lseYz7Qgz0IN81eKYf9RMqXctRszrLFSY0wFNvN6K8KcYz3BBp04vfW7ZTFqALbjzwYhmuNH5l0Dz7J1f3jhVT7AfG1e0SS9a2oM6s3svHYxJ_Hx48Q_CVSpizR4r0UnJ5pojXQs/s400/japan_art09.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
<br />
<br />
<b>Mutsuko Nishimura(西村むつ子) </b><br />
<br />
Mutsuko Nishimura is a Japanese Quilt artist.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg50UttwqZmi__I-SbsXBui-D8j5hdHyZYwch8fUFafCKPwTPWJhSFGgiKKs5AM0H_OUbWrguif0lMklB-KtZgrOYjekXIG3Z2TzNv7FKlD87SpOmR40gQbzG6x60HY6DbghG-By0dfXjM/s1600/japan_art05.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg50UttwqZmi__I-SbsXBui-D8j5hdHyZYwch8fUFafCKPwTPWJhSFGgiKKs5AM0H_OUbWrguif0lMklB-KtZgrOYjekXIG3Z2TzNv7FKlD87SpOmR40gQbzG6x60HY6DbghG-By0dfXjM/s400/japan_art05.jpg" width="300" /></a> </div>
<br />
<br />
<br />
<b>Seiko Horii (堀井晴子) </b><br />
<br />
Seiko Horii is the oil painter from Akita, Japan. <br />
<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3AFbO9m0eyKXfPTxfBKupROXs67-BpXBXlGOfTni6vM0sX8YKEPryjElHffILlfKw_wvtLnIIxA-du69fYrk46augarnr8sT0CjNYsjKpZfck6FIxE5OmX10pyG6y_ALU1JxW-dVSCmk/s1600/japan_art07.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3AFbO9m0eyKXfPTxfBKupROXs67-BpXBXlGOfTni6vM0sX8YKEPryjElHffILlfKw_wvtLnIIxA-du69fYrk46augarnr8sT0CjNYsjKpZfck6FIxE5OmX10pyG6y_ALU1JxW-dVSCmk/s400/japan_art07.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
<b>Haruki Kubo (久保晴輝) </b><br />
<br />
Haruki Kubo is the oil painter, known for his religious (Christianity) paintings <br />
<br />
<br />
<b>Emiko Kato (加藤恵美子) </b><br />
<br />
Emiko Kato is the painter specialised for a pastel drawings.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
</div>
<br />
<br />
<b>Michiko Morikawa (森川道子) </b><br />
<br />
Michiko Morikawa is the ink painting artist. Japanese india ink painting is using technique of sho-do calligraphy. <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiuJZ-EBuu2reiS_vZSq7pyEg0r18KKTGr2nD5y5e3jaO3YMfverex0FPq-E_EjQ7mGwpbkIaSW_h2MHUx8j8hj6LTKP4yxL8mI5xij_TtAomDj6n5oc4PWrttRnfvpxcMkRoCSumvI5XU/s1600/japan_art11.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiuJZ-EBuu2reiS_vZSq7pyEg0r18KKTGr2nD5y5e3jaO3YMfverex0FPq-E_EjQ7mGwpbkIaSW_h2MHUx8j8hj6LTKP4yxL8mI5xij_TtAomDj6n5oc4PWrttRnfvpxcMkRoCSumvI5XU/s400/japan_art11.jpg" width="400" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<br /></div>
<br />
<b>Yuko Akiya (秋谷裕子) </b><br />
<br />
Yuko Akiya exhibits molding objects influenced by her flower arrangement background. <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjWITvrsfdAZ1v_j4damCkG3hki3tWkEQ8Dvh0q6uokurKNlf4MFW8M9o0EIMvqxIgvnHgtvOSq8eIHKxHAGwdpi5SIrTnFD0NwKxq_10adzr2MMBn6iBhagnaG9pXL_bPCUSbkgA27Vvs/s1600/japan_art10.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjWITvrsfdAZ1v_j4damCkG3hki3tWkEQ8Dvh0q6uokurKNlf4MFW8M9o0EIMvqxIgvnHgtvOSq8eIHKxHAGwdpi5SIrTnFD0NwKxq_10adzr2MMBn6iBhagnaG9pXL_bPCUSbkgA27Vvs/s400/japan_art10.jpg" width="300" /></a> </div>
<br />
<br />
<b>Taeko Tsunoda (角田妙子) </b><br />
<br />
Taeko Tsunoda is Japanese-style painter received 21 Art Gold Prize, Tsukuda Kensuke Art Grand Prize, Mochida Sosho Art Grand Prize at the Aids Charity Art Exhibition. Also received the London Biennale Special Recognition Award.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-WyGBcQgYEyeSD6fwwPoDy7RVP2LotwWap6_bBzB48qfJbJZCALSybuvnL4jMOIKGS8y0mFQuuUYLP7jjLHps61HCgsUn3s-tD8iWremHMec2kfywvgulyv_OmtX2j7IuvZLFahoRh0E/s1600/japan_art06.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-WyGBcQgYEyeSD6fwwPoDy7RVP2LotwWap6_bBzB48qfJbJZCALSybuvnL4jMOIKGS8y0mFQuuUYLP7jjLHps61HCgsUn3s-tD8iWremHMec2kfywvgulyv_OmtX2j7IuvZLFahoRh0E/s400/japan_art06.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
<b>Miho Murakami (村上美穂) </b><br />
<br />
Miho Murakami is the oil painter.<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUmDwp_0BvNoDm1vGddC1Ua9upQdvyYDEpBJ2CJuQaoMWOkOEt0T4LeJaCn_DpaROq-OcJMytGnscNL0J9PYYGHLff5dZM_qk2mUSpSi4XCCO4iATQ4pWN1sFho4J436zadNkEZTRJ4RM/s1600/japan_art17.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUmDwp_0BvNoDm1vGddC1Ua9upQdvyYDEpBJ2CJuQaoMWOkOEt0T4LeJaCn_DpaROq-OcJMytGnscNL0J9PYYGHLff5dZM_qk2mUSpSi4XCCO4iATQ4pWN1sFho4J436zadNkEZTRJ4RM/s400/japan_art17.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<b>Shunka Kano (叶春華) </b><br />
<br />
Shunka Kano is a calligrapher from, Kanagawa, Japan.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi-hBAlDYo6edQtZf2nCUds7iDuq3PzFheG1l-cZ0FfLetc8xvBIkNsU4_6dfeQueSutGJNjhk3tSwYkxUsnqt3y8fm68vNMu2tv3sV5R7t4QN7wbm0-TesQkb2le1vpqdwkW1RaM6eDgM/s1600/japan_art16.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi-hBAlDYo6edQtZf2nCUds7iDuq3PzFheG1l-cZ0FfLetc8xvBIkNsU4_6dfeQueSutGJNjhk3tSwYkxUsnqt3y8fm68vNMu2tv3sV5R7t4QN7wbm0-TesQkb2le1vpqdwkW1RaM6eDgM/s400/japan_art16.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
<br />
<br />
<b>Akira Uchiyama (内山アキラ) </b><br />
<br />
Akira Uchiyama is a photographer lives in Murakami, Niigata, Japan.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgcmDjKAblPc5dKzgJ5txKmwzhO3JjuMMBlewkaAz4vYt4zhZJwBMoWR30Y93kaYe45yGujZ1yoteRsK1QiC8tR52XXynZoOZGKT2sq6VyOQWjwKNxwxIl6ZOhv7Us6FASswzw_3rPnjJo/s1600/japan_art02.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgcmDjKAblPc5dKzgJ5txKmwzhO3JjuMMBlewkaAz4vYt4zhZJwBMoWR30Y93kaYe45yGujZ1yoteRsK1QiC8tR52XXynZoOZGKT2sq6VyOQWjwKNxwxIl6ZOhv7Us6FASswzw_3rPnjJo/s400/japan_art02.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
<b>Takuya Nakamura (中村拓哉) </b><br />
<br />
Takuya Nakamura is a Ceramic/Pottery Artist from Nakano, Tokyo.<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhNihgRJiuplvy3lE7ZPP9ki9IHDNH1heuVclu7Guy_vjXiwmbn2R4CquV8y_qwoy0rqqRzVYap01M2tIVu6ATAJ5iIlfFwX6JBm1E39S5Qdr5GbadvYUy_o_og7VMa5gCXVAnf6vOiahI/s1600/japan_art08.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhNihgRJiuplvy3lE7ZPP9ki9IHDNH1heuVclu7Guy_vjXiwmbn2R4CquV8y_qwoy0rqqRzVYap01M2tIVu6ATAJ5iIlfFwX6JBm1E39S5Qdr5GbadvYUy_o_og7VMa5gCXVAnf6vOiahI/s400/japan_art08.jpg" width="300" /></a> </div>
<br />
<br />
<br />
Please come and check out some of Japanese Arts at Dubai World Trade Centre Sheikh Saeed Hall (Hall 3 F10). <br />
<br />
<br />
・フォローして頂けますと嬉しいです。(フォローバック100%): <a href="https://twitter.com/ysconsultancy" target="_blank">@ysconsultancy</a><br />
<br />
Unknownnoreply@blogger.comDubai World Trade Centre - Dubai - United Arab Emirates25.2256011 55.28774190000001525.2220101 55.282699400000013 25.2291921 55.292784400000016tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-79437945617747480632016-03-31T15:48:00.000+04:002018-09-21T11:20:33.502+04:00再生可能エネルギーの街、マスダールシティの今ドバイ政府の主導で電気自動車普及のための充電所設置が行われている事は前回のコラム、「<a href="http://blog.ys-consultancy.com/2016/03/blog-post_17.html" target="_blank">ドバイで電気自動車は普及するのか。ついでに中国車は?</a>」で書いたばかりだが、UAE(アラブ首長国連邦)のグリーンエネルギー、再生エネルギーへの関心の高さを最も感じさせるプロジェクトといえば、何と言ってもアブダビのマスダール・シティ(Masdar City、مدينة مصدر)だ。 <br />
<br />
ドバイもアブダビも、再生可能エネルギーや「サステイナブル」という言葉に関連した事業には高い関心があるが、これは日本のように環境/エコ/省エネが原因で関心があるわけではない。 <br />
製造業がほぼ皆無なUAEでは、大気汚染もないし、自前でオイルが出るのでそもそも安くて豊富なエネルギーが手に入る。 <br />
<br />
というわけで、どちらかと言えばいずれ限りのある原油資源を大事に使うため(自前の商品を無駄に使わないため)に代替エネルギーへの関心が高い、という意味合いが強い。 <br />
<br />
ところで、この地域で再生可能エネルギーと言ったらまずは太陽光発電だろう。ドバイ/アブダビ/UAEでは、雨もほとんど降らず毎日晴天な上、太陽の日差しは暴力的に強いので、世界で最も太陽光発電には向いている地域ではないかと思う。 <br />
<br />
もし一戸建ての屋根にソーラーパネルを設置できるのであれば、一家で使うかなりの電気がそれで賄えるのではないかと思う。 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrqbamjR9wtoj7gCJV7uw2H9EuDLbEBsH-0E3Hx1a6uTBicOLNRtA5rsnMUB8C8NlOh_OKcEsH4NQUd0efn7Pi9tYptIToi5zkYl7wkVOCChnWjVIbs2JRXqCzMp70q8ivBl7FinO7oa0/s1600/masdar_master.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrqbamjR9wtoj7gCJV7uw2H9EuDLbEBsH-0E3Hx1a6uTBicOLNRtA5rsnMUB8C8NlOh_OKcEsH4NQUd0efn7Pi9tYptIToi5zkYl7wkVOCChnWjVIbs2JRXqCzMp70q8ivBl7FinO7oa0/s320/masdar_master.jpg" width="320" /></a> </div>
<br />
写真はマスダールシティのマスタープラン模型。写真左側のソーラー発電施設によってエリア内の電気を賄う計画だ。<br />
<br />
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</div>
<br />
今回、たまたまマスダールシティに行く用事があったので、印象を書きたいと思う。<br />
<br />
<h4>
再生可能エネルギーの街、マスダールシティ</h4>
<br />
マスダールシティは、太陽光発電を中心とした「再生可能エネルギーのみで街を運営する」というコンセプトに基づき開発中のアブダビ政府のプロジェクトで、アブダビ空港のすぐ隣に位置している。マスダールはアブダビ政府傘下の会社だ。 <br />
<br />
当初の予定では2010年にすでに全体が完成しているはずが、2016年現在完成しているのはマスダール社自身で開発したフェイズ1のみ。確か記憶が正しけれは全部でフェイズ6まであったと思う。<br />
<br />
計画では、6平方キロメートルのエリアに20 Billion USドル程度の予算を見込んでいたのだが、リーマンショックや思ったよりも投資が集まらないことからか、結局完成予定は当初の2010年から2015年→2030年と先送りされている。 <br />
<br />
ドバイを始めUAEでは、面白そうな計画が持ち上がるとそれを実行に移す速度がとても早い。日本とは真逆だ。 <br />
まあ、これは税金を使っているわけではないから国民から不満が出ない、独裁政治だから王様がやりたければすぐに実行に移される、など理由はあるだろう。 <br />
<br />
企画立案から実行に移すのは非常に早いが、結果的にはうまくいっていないプロジェクトも当然ある。このマスダールシティも結構苦戦している様子だ。 <br />
<br />
マスダール・シティのフェイズ1内は、PRTと呼ばれる交通システムの駅を中心に、10棟程度のオフィス/居住複合ビルディングから成り立っている。施設内にはシーメンス社を始めとする企業やMasdar Instituteという教育機関が入居しており、再生可能エネルギー関連の研究/開発が行われているらしい。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiAJGl20jKAF-l5CSO6cJal1N6N0gp9H3NGZWm21AnL24QLeW4I6J7eeTTM1ZeoCKPH1TT5xhBZkmNY2YvWWQ7iCN18KVRNeItSggHhf8PceZXe4d_6Xid_9JVrMxhJDUKqU-EGnwchNXw/s1600/masdar_city.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiAJGl20jKAF-l5CSO6cJal1N6N0gp9H3NGZWm21AnL24QLeW4I6J7eeTTM1ZeoCKPH1TT5xhBZkmNY2YvWWQ7iCN18KVRNeItSggHhf8PceZXe4d_6Xid_9JVrMxhJDUKqU-EGnwchNXw/s400/masdar_city.jpg" width="400" /></a> </div>
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgyX9VZ1zqOwBq8tb8kYmj_ChMiq3UxVuUS-T7uGVqPzm4iyEpHMmgT1_lGEFBfSwTBxFOYt_vOy_vdCWRYrPuzuSFw9mXJk7Y4DZpw3YGHK5FvX4T5HeuXP7Bd-Q7pRx3pkQg-e-2DMdo/s1600/masdar1.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgyX9VZ1zqOwBq8tb8kYmj_ChMiq3UxVuUS-T7uGVqPzm4iyEpHMmgT1_lGEFBfSwTBxFOYt_vOy_vdCWRYrPuzuSFw9mXJk7Y4DZpw3YGHK5FvX4T5HeuXP7Bd-Q7pRx3pkQg-e-2DMdo/s400/masdar1.jpg" width="300" /></a></div>
<br />
だが活気はいまいち。 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEihTgzFAXUb2Wl8b1nfr8_B9qKGfocak2TA8kvzES9EzBgDrKSsgQd_T8SKpLaGpJBj7Ef3sorGtmz1uAskPKDVJqunPLQwj5LURz2XUbwzOoNHEpKp5lZbaR1um5ShogL6hhiZ93Rgbvo/s1600/PRT_station.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEihTgzFAXUb2Wl8b1nfr8_B9qKGfocak2TA8kvzES9EzBgDrKSsgQd_T8SKpLaGpJBj7Ef3sorGtmz1uAskPKDVJqunPLQwj5LURz2XUbwzOoNHEpKp5lZbaR1um5ShogL6hhiZ93Rgbvo/s400/PRT_station.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
人がいない。 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD12PJv52NugzdePhkomMWjZaxuFvpaRHg8npy1sxtN0OEJ2BOb4b17kbhEv8MvGLhacoQ9eh5Pwdk6ZynbaCu-LJJmrXFL8yOqqKf9DT1dIKF9GJbntnDS0H9ItUbOnPeDH9jOtktljI/s1600/masdar2.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD12PJv52NugzdePhkomMWjZaxuFvpaRHg8npy1sxtN0OEJ2BOb4b17kbhEv8MvGLhacoQ9eh5Pwdk6ZynbaCu-LJJmrXFL8yOqqKf9DT1dIKF9GJbntnDS0H9ItUbOnPeDH9jOtktljI/s400/masdar2.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
いない・・・ <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgiQE67Ri2Vhegm77uWMsc96Za4WgEQqVbxzEJsA1xJc3cckT01KgzcR12Vq1B506VErt21ZiuTyncA08oQz5Pv58N3OEBlC8s4r6AZDl4zIXYAauMK_H8-HM3WAMcPRPupl6rqxRzcRzM/s1600/IMG_1706.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgiQE67Ri2Vhegm77uWMsc96Za4WgEQqVbxzEJsA1xJc3cckT01KgzcR12Vq1B506VErt21ZiuTyncA08oQz5Pv58N3OEBlC8s4r6AZDl4zIXYAauMK_H8-HM3WAMcPRPupl6rqxRzcRzM/s400/IMG_1706.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
いた!<br />
でも清掃スタッフの人員の方が多い? <br />
<br />
静かな環境で仕事や研究をしたい人にはもってこいの環境です。 <br />
<br />
施設内の電気はすべて、敷地内のはなれにある太陽光パネルと、ビルディング屋上に設置された太陽光パネルによる発電で賄われており、夜はその太陽光エネルギーを蓄電する、という方法で賄われているそうだ。 <br />
<br />
またエリア内の建築も、太陽光を避け、日陰を多く作るために建物同士の距離が近い。これはUAEでは珍しい建築スタイルだ。 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg0haU8RjT8r5n4PZ5uP5CLAGJg1pG52mDU0hlX4dPsFxIHxuXW0Eda2HCiwEgQMmXz93r0vTukDqhWkzGxvis5T-ATNSY17IKf3xEuBKBlsTo2IJ1WXFAorIBPxsSpJt6P1QlCzN46gn0/s1600/masdar0.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg0haU8RjT8r5n4PZ5uP5CLAGJg1pG52mDU0hlX4dPsFxIHxuXW0Eda2HCiwEgQMmXz93r0vTukDqhWkzGxvis5T-ATNSY17IKf3xEuBKBlsTo2IJ1WXFAorIBPxsSpJt6P1QlCzN46gn0/s400/masdar0.jpg" width="300" /></a></div>
<br />
コミュニティ内に風を送り込むためのウィンド・タワー。 <br />
<br />
<h4>
未来の乗り物PRT </h4>
<br />
PRT = Personal rapid transitの略なんだそうだが、早い話が無人/自動運転の電気自動車だ。 <br />
<br />
今話題の自動運転車と違ってGPSで車のロケーションを制御するわけではなく、通路には磁石が埋め込まれていてその上を走行するらしい。今のところ駐車場とフェイズ1の間、決まった通路を行き来するだけだ。 <br />
<br />
残念ながら、今のところ開発が進んでいないマスダールシティでは、このPRTが今のところ最も目玉のアトラクションか。 <br />
<br />
充電中のPRT。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
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<br />
<br />
車内に入り、モニターのボタンを押して出発。 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdHYWd9qrSPhRxXKHtceVZwpSnq7w_N946si3tZVT71qRFDu5z7zZHBxVLk0pa_Jv65XTJOF01bTVzkJsPvmL-gCOVryqevgfB-Ww282OcqxHJMduvMJhhAbPIWYnDoaIBaoj6PaHbtVE/s1600/PRT2.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdHYWd9qrSPhRxXKHtceVZwpSnq7w_N946si3tZVT71qRFDu5z7zZHBxVLk0pa_Jv65XTJOF01bTVzkJsPvmL-gCOVryqevgfB-Ww282OcqxHJMduvMJhhAbPIWYnDoaIBaoj6PaHbtVE/s400/PRT2.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9SkbyzErhHyiHa8mPhKZlkZH7wieKSnMYVG7N0JDan7neUDQ9BRrPQxIKTdHwMBwiL8vO-tFULgD9mmX612Hq6ezAAk-omjCcaxT3T92YfX7JNtar_XhHBbtbv4IZSWlygdIzMg1xbCg/s1600/PRT3.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9SkbyzErhHyiHa8mPhKZlkZH7wieKSnMYVG7N0JDan7neUDQ9BRrPQxIKTdHwMBwiL8vO-tFULgD9mmX612Hq6ezAAk-omjCcaxT3T92YfX7JNtar_XhHBbtbv4IZSWlygdIzMg1xbCg/s400/PRT3.jpg" width="300" /></a></div>
<br />
自動運転だが思ったよりも速度が速く、通路も広い。いずれ何台か平行して走ることを想定した広さなのだろうか。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiVvVTr33xE5zjx7P6fi9ekhfJ0foqBhtAYqqcfeVi_8Q68tmYt2soX5yHFXaQtJURNxtiKl1_-TJ7vxjKXzC1Ec1GVk-g9nfBO-moCQQ2Xwl6yLsgZN6ALfAoy0v2FXuTO-9tiwblpBHo/s1600/IMG_1715.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiVvVTr33xE5zjx7P6fi9ekhfJ0foqBhtAYqqcfeVi_8Q68tmYt2soX5yHFXaQtJURNxtiKl1_-TJ7vxjKXzC1Ec1GVk-g9nfBO-moCQQ2Xwl6yLsgZN6ALfAoy0v2FXuTO-9tiwblpBHo/s400/IMG_1715.jpg" width="300" /></a> </div>
<br />
写真ではレールのようになってるが、これはPRTがいつも同じ場所を走ることによるタイヤの跡です。 <br />
<br />
このPRTによって・・・ <br />
<br />
<h4>
マスダールシティ内は車禁止。 </h4>
<br />
のはずだったが・・・ <br />
<br />
もっとも人が多い中東シーメンスHQビルディングにはしっかり駐車場が併設されていました。<br />
シーメンスに出てってもらいたくないからか、利便性優先で「エコ」のコンセプトには若干のブレが見られるようです。 <br />
<br />
というわけで、まだまだ道半ば、かなり課題は多そうなマスダールシティ・プロジェクトだが、非常に面白く、かつ時代にマッチしたコンセプトであるので、ゆっくりながらも今後の展開を楽しみにしたいと思います。
<br />
<br />
<br />
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<br />
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Unknownnoreply@blogger.comMasdar City - Abu Dhabi - United Arab Emirates24.4266734 54.61497899999994824.368843899999998 54.53429799999995 24.4845029 54.695659999999947tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-85528929939015117342016-03-14T21:57:00.000+04:002018-09-21T11:21:45.176+04:00ドバイ・中東進出を考える人のためのイスラム教入門②このコラムは前回の<a href="http://blog.ys-consultancy.com/2016/03/blog-post_14.html" target="_blank">ドバイ・中東進出を考える人のためのイスラム教入門①</a>からの続きです。 <br />
<br />
<h4>
女性の服装</h4>
<br />
中東でも特にGCC諸国(アラビア半島諸国)の女性達は、「アバヤ」という真っ黒なマントのような服装で全身を覆っていることがよく知られていると思う。 <br />
<br />
コーランの(24章:Surah An-Nur 30 & 31)によると、 <br />
<br />
<i>Tell the believing men to reduce (some) of their vision and guard their private parts. That is purer for them. indeed, Allah is Acquainted with what you do. </i><br />
(出典:Al-Quran-Al-Karim by Zaheen Fatima Baig) <br />
<br />
と「女性に対してエロい視線をあまり向けないように、神は見ているから」と男性信者に説き、次のヴァースにて <br />
<br />
<i>And tell the believing women to reduce (some) of their vision and guard their private parts and not display their adornment except that which (ordinarily) appears thereof and to draw their head covers over their chests and not display their adornment (i.e. beauty) except to their husbands, their fathers…. </i><br />
(出典:Al-Quran-Al-Karim by Zaheen Fatima Baig) <br />
<br />
と、「女性は身内以外の前では体の美しい部分を見せないようベールで覆うように(男が女に)言いなさい」としている。 <br />
<br />
これがイスラムの女性が暑い中でも外では体を覆う理由の原点だ。 <br />
<br />
中東は(おそらくヒスパニックと同じで)人種の分岐点である場所に位置しているので、エキゾチックな美人が多い。隠してしまうとは非常にもったいない・・・ <br />
<br />
だが南アジアと、中東&北アフリカ(MENAと総称する)の男達は基本的にエロい。「実物の女性よりもヴァーチャルの女性が好き」などとBBCドキュメンタリーで放映されてしまった日本人男性とはえらい違いだ。 <br />
<br />
UAE男性は比較的大人でジェントルマンであるが、周辺の発展途上イスラム教国から来る労働者の男たちははっきり言ってヤバイ人間もいるから気をつけた方が良い。 <br />
<br />
これらの国では、 <br />
<br />
結婚してない女性が家族ではない男性と2人でいる=不謹慎な女=レイプして構わない=その結果死んでも構わない(と、アッラーは考えている)<br />
<br />
というとんでもない思考の男も結構多い。 <br />
生まれ育った環境によっては、その思考が普通という地域も結構あるのだ。 <br />
<br />
特にドバイではこれらの男に日本人女性がナンパされるケースも多いが、その場合はコーランの24章30節を読んであげましょう。”Indeed, Allah is Acquainted with what you do. 「なるほど神はあなたのやっていることを知っている」”と。 <br />
彼らは圧倒的に神に畏敬の念を抱いていますので。 <br />
<br />
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</div>
<br />
<br />
<h4>
ゲイ禁止</h4>
<br />
最近ドバイモールで女装した英国人男性が逮捕される、というニュースがありました。 <br />
<br />
この英国人男性は「これは自分の普段着で、入国の際にも同じ格好をしていて何も言われなかったのに、街中で逮捕されるのはおかしい」と言っているそうだ。 <br />
<br />
ふむ。確かにおっしゃる通りです。 <br />
<br />
そう言えば10年ほど前に、生前のマイケル・ジャクソンがアバヤを着てイブン・バトゥータ・モールの女性トイレに入ったことで逮捕された、なんて事件もあったっけ。 <br />
<br />
そこでコーランでは、7: Surah Al Araf 80からホモセクシャルに対する記述がある。 <br />
<br />
<i>And [We had sent] Lot when he said to his people, "Do you commit such immorality as no one has preceded you with from among the worlds? <br />Indeed, you approach men with desire, instead of women. Rather, you are a transgressing people." </i><br />
(出典:quran.com) <br />
<br />
「あなた以前に誰も行わなかった醜いことを実行するのか?」「それは欲望のために女性の代わりに男を求める。あなたは逸脱した人間だ。」 <br />
<br />
そしてその2節後には、 <br />
<br />
<i>And We rained upon them a rain [of stones]. Then see how was the end of the criminals. </i><br />
(出典:quran.com) <br />
<br />
「そして我々は石の雨を降らせてやった。犯罪人の最後がどのようなものであったかを見るがよい。」 <br />
<br />
と悪名高き「石打ちの刑」らしき一節が出てくる。怖い・・・ <br />
<br />
この辺の節だけ読んでいると、これらがゲイの人たちを指しているのか、またはチャイルドモレスターのような類いの人を指しているのかは、私にはよく分からない。ただし少からずとも、これによってゲイを寛容しない慣習があるのも確かだ。 <br />
<br />
今となっては、性同一性障害は幸か不幸か生まれ持った特性の1つという理解であり、そういう人々の人権を守ろう、というのが世界的な大きな流れだ。 <br />
<br />
だがコーランに書いちゃってある以上、イスラム教の人たちに理解を求めることは非常に難しい。 <br />
<br />
そんなわけで、マツコデラックスや美輪明宏はそのまんまの姿でドバイを訪れることはできなさそうだ。 <br />
<br />
<h4>
妻4人までOK</h4>
<br />
世界の男たちが最も羨ましいと思うこのヴァース。 <br />
実はコーランの中では単に神が「4人までなら結婚していいよ」と言っているわけではない。 <br />
<br />
<i>And if you fear that you will not deal justly with the orphan girls, then marry those that please you of [other] women, two or three or four.</i><br />
(出典:quran.com) <br />
<br />
「孤児の女児たちに公正を守れないと恐れるなら、あなたが好ましいと思う、2人、3人、4人の妻と結婚しなさい。」 <br />
<br />
非常にわかりにくいヴァースであるが、当時は女児というのは生まれても祝福されないケースが多く、これらの女児は砂漠に捨てられるというケースも多々あったらしい。そういった状況を打開するのに妻4人OKという考えが役立ったとBBCドキュメンタリーでは解説していた。 <br />
<br />
その当時は女性の人権を守るには結婚が必要な時代だった、ということだろう。 <br />
<br />
ただし今はどうだろう。多くの国では結婚しているしていないに限らず女性の人権は確保されているし、現代において「妻4人OK」は時代遅れな感じがしますよね。 <br />
今となっては複数女性と結婚したい金持ちエロおっさんの願望を叶える口実になっているだけの様な気がします。 <br />
<br />
でも現在では、1人の相手としか結婚しないのがムスリムであっても普通です。 <br />
<br />
<h4>
多くのムスリムは平和主義</h4>
<br />
以上、コーランの中から我々と違うところばかりを取り出すと、怖さが先に来てしまうかもしれませんが、現代に住む多くのムスリムは、他の宗教、民族を尊重する平和な人々です。 <br />
当然石打ちの刑や公開処刑などやりませんし、間違った解釈でジハードを叫び無差別テロを起こす事はありません。 <br />
<br />
ところで最近話題のイスラム国ですが、通常この辺では彼らのことをダーイッシュと呼びます。通常のムスリムからしても、彼らは非常に特殊な思想を持った間違った人々、という考えです。 <br />
ですのでイスラム国=イスラム教の考え方、と捉えるのは間違っています。 <br />
<br />
ですが日本語で言う「イスラム国」という名称は、どう見ても「イスラムの代表選手」という感じで非常に誤解を生みやすい名前です。どうしたものかと思います。 <br />
<br />
ところでこのコーランが編纂されたのは7世紀。日本では聖徳太子や小野妹子の時代・・・ <br />
<br />
その時代の書物がそのままの言葉で現在に引き継がれ、それが生活の基盤となり、規律が今に引き継がれていること自体凄い事だと思います。 <br />
確かにコーランのRecitation(朗唱)は非常に美しく、人々を惹きつける何かがあったからこそ長い年月引き継がれてきた、ということなのでしょう。 <br />
<br />
一方で、7世紀の常識に沿って書かれた書物の内容を、現代でも変更することはできない、という縛りもイスラム教ではない自分にとっては若干怖い気がします。過激派グループが勝手な解釈をし、さらにそれを「神が言っているから」と正当化してしまうからです。 <br />
<br />
というわけで毎晩ワインを飲みながらコーランを学ぶ私でした。神への冒涜ですかね?
<br />
<br />
<br />
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<br />
このボリュームで100Dhs。(およそ3000円)<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLAr3wBp-sWKh2-F9yhEa6Xc8mudNrfAOZrUl3QtCtieT_yXEmnozLmqy8_QR7Bem0RJebxYtG5NLY2NdzgP1CmKgXErr6qFinDYhXxGVPbaQOarPeeBYnD9VdCjI5UV9GXl90PzXaGcs/s1600/quran.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLAr3wBp-sWKh2-F9yhEa6Xc8mudNrfAOZrUl3QtCtieT_yXEmnozLmqy8_QR7Bem0RJebxYtG5NLY2NdzgP1CmKgXErr6qFinDYhXxGVPbaQOarPeeBYnD9VdCjI5UV9GXl90PzXaGcs/s320/quran.jpg" width="320" /></a></div>
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</div>
<br />
冊子にはパキスタン製とある。パキスタン製品を買うのは生まれて初めてではなかろうか。 <br />
<br />
英語訳はかなりいい加減なのか詩的なのか理解するのはなかなか難しい。スペルミスも多々ある。それを差し引いてもこのボリュームはお値打ちだ。 <br />
<br />
ところで私はこれを読んでイスラム教に改宗しよう、などとは全く思っていない。無宗教であることに信念がありますので。 <br />
<br />
ちなみにドバイを含めこの地域の慣習として、「あなたの宗教は何ですか?」と聞かれたら、絶対に「無宗教です」と言ってはいけません。「神をも恐れぬ不届き者」と思われてしまいます。日本人で特に信仰が無いのであれば「仏教」と答えておけば良いでしょう。多かれ少なかれ日本人の生活は仏教に影響されていますので。 <br />
<br />
それではなんでまたコーランを読もうと思ったのかと言えば・・・ <br />
<br />
ドバイに来て早9年。<br />
実に人口の90%が外国人移民のドバイでは、現地の慣習にとらわれすぎず、自分の文化を保持したままで普通に生活ができる。 <br />
<br />
それはそれで良いのだが。 <br />
<br />
英語で生活できてしまうのでアラビア語は必要ないし、現地の慣習についてより深い知識を得ようとはなかなかならない。 <br />
<br />
よってコーランを学ぶことによってアラビア語に親しみつつ、イスラム教の慣習を学んでみようと思ったわけだ。 <br />
<br />
ちなみに日本では一般的に「コーラン」と呼ぶが、実際の発音は「クルアーン」が近い。 <br />
英語では”Quran”だが、”Qu-Ran”と読むのではなくて”Qur- An”と読むと思えばわかりやすい。 <br />
<br />
というわけで、ドバイへ来た人から聞かれることの多い、主なムスリムの慣習について幾つか書いておこうと思う。 <br />
<br />
<h4>
ユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教、神は一緒 </h4>
<br />
テロなど物騒な事件を起こすイスラム過激派グループに対して軍を派遣する欧米のキリスト教国、という図式を見ると、普通の日本人にはキリスト教とイスラム教は全く相いれない宗教で、全く違うものだ、という印象を持つと思う。 <br />
<br />
ところが実はどちらの宗教も崇拝する神は一緒。 <br />
<br />
それは布袋さんと恵比寿さんは共に神です、というようなレベルではなく、「ゴッド」と「アッラー」は呼び名が違うだけで全く同じ神ということ。 <br />
<br />
だからアメリカ人がよく言う「オーマイ・ガー(ゴーッド)」は「オーマイ・アッラー」と言っても全く同じ。 <br />
<br />
イスラム教とキリスト教の関係を例えて言えば、ともに麻原彰晃を崇拝するオウム真理教とアレフの違いようなもの・・・<br />
<br />
ほら、そんなに違わないでしょ?(例えが非常に悪いですが) <br />
<br />
イスラム教ではイエスやアブラハムやモーゼを過去の預言者として認めていて、コーランにも彼ら(過去の預言者)に関する記述が出てきます。イスラム教ではムハンマドを「最後の預言者」としているだけで、決してイスラム教がキリスト教を否定しているわけではない。<br />
<br />
そしてその事実はすべてのイスラム教徒が理解していることです。 <br />
<br />
なのでコーランの中には、「神を信じないものには厳しい罰が下される」というくだりが出てきますが、キリスト教信者やユダヤ教信者はたとえ彼らがイスラム教を信じてなくてもこれには該当しません。 <br />
<br />
ですが日本を始め東洋の、一神教ではない神の概念が若干違う人々、は「罰が下される」に該当してしまいます。厳密には。 <br />
<br />
<h4>
豚肉は食べない </h4>
<br />
とんこつラーメンおいしいのに。 <br />
<br />
コーランの中(2: Surat Al Baqarah - 173)にこんなくだりがある。 <br />
<br />
<i>He has only forbidden to you dead animals, blood, the flesh of swine, and that which has been dedicated to other than Allah. </i><br />
(出典:Al-Quran-Al-Karim by Zaheen Fatima Baig) <br />
<br />
「神は死んだ動物、血、豚肉、およびアッラー以外(邪教)に供えられたものを禁止する」 <br />
<br />
勝手な想像だが、豚肉にはウィルスや感染症の危険性があるので、禁止ということになったのだと思う。というか、そういう危険があるので「神(アッラー)が禁止した」ということだろう。 <br />
<br />
天邪鬼な私は「神(アッラー)がそこまで言うか?」と思ってしまうが・・・ <br />
<br />
随分生活の細かいとこまで、指示するのがイスラム教のアッラーだ。 <br />
他にはラマダン中のセックスは日が落ちて早めの時間ならやってもいい、という内容もあったと思う。そこまで神が決めるか? <br />
<br />
豚肉の話に戻ると、コーランが書かれたのは7世紀。ずいぶん昔でその当時は豚肉を食べたことによる感染症も多かったのだろう。神の教えによって豚肉を食すことを禁止するのは、無知な人々が無用な疫病にかかったりするのを防ぐ効果があったのだろう。 <br />
<br />
だが今は衛生状況も7世紀とは雲泥の差。害が無いのであれば豚肉解禁でも良いのでは?<br />
と個人的には思ってしまうが・・・ <br />
<br />
コーランを時代に合わせて書き換える、など到底出来る訳が無い(神聖なコーランに手を加えるなどできない)ので、イスラム教で永遠に豚肉が解禁されることは無さそうだ。 <br />
<br />
ムスリムにとっては豚肉に問題があるかどうかはどうでもよく、神が「ダメだ」と言ったらダメだからだ。 <br />
<br />
豚にとってはこれほどありがたい話はないだろう。 <br />
<br />
<h4>
お酒もダメ。そしてギャンブルも</h4>
<br />
私がイスラム教に改宗など100%あり得ないのはこのためです。 <br />
<br />
コーラン(2: Surat Al Baqarah - 219)によると、 <br />
<br />
<i>They ask you about wine and gambling. Say, “In them is great sin and (yet, some) benefits for people. But their sin is greater then their benefit”. And they ask you what they should spend. Say, “the excess (beyond needs).” Thus Allah makes clear to you the verses (of revelation) that you might give thought. </i><br />
(出典:Al-Quran-Al-Karim by Zaheen Fatima Baig)<br />
<br />
ここではワイン(お酒)とギャンブルに関して、「共に大罪だが、いくらかの人には利益がある。だが罪の方が利益よりも大きい。」(と神が言っている)としていて、「ある一定の人には利益がある」と言っているあたりが意外に理解があり、かつ何とも世俗的だ。豚肉と違い完全に「禁止」とは言っていない。<br />
<br />
そこがムスリムでもお酒を飲む人が若干存在する理由だろうか。 <br />
<br />
ちなみにドバイへ持ち込む食品にアルコール成分が入っていると禁止かどうか、というのはよく聞かれるトピックだ。もちろんアルコールはダメなのだが、実は商材にアルコール成分が入っていなくてもダメなケースもある。 <br />
<br />
例えばスナック菓子のパッケージに「ビールのおつまみに!」なんて書いてあるのはダメだ。 <br />
<br />
ところで、同じイスラム教国でも政教分離が進んでいるトルコでは、レストランでビールやワインなど出すだけでなく、ビールの生産も行うなど飲酒文化がある。トルコのビール、エフェス(Efes)はヨーロッパ・ビルスナーの伝統を受け継ぐような味で結構ウマい。<br />
<br />
>><a href="http://blog.ys-consultancy.com/2010/08/blog-post_23.html" target="_blank">トルコ旅行記「飛んでイスタンブール」</a><br />
<br />
<h4>
銀行の利子もダメ??? </h4>
<br />
コーランの中には「利子、または高利貸し」について禁止する記述がある。 <br />
<br />
例えば 2: Surat Al-Baqarah 275には、 <br />
<br />
<i>Those who consume interest cannot stand [on the Day of Resurrection] except as one stands who is being beaten by Satan into insanity. That is because they say, "Trade is [just] like interest." But Allah has permitted trade and has forbidden interest. So whoever has received an admonition from his Lord and desists may have what is past, and his affair rests with Allah . But whoever returns to [dealing in interest or usury] - those are the companions of the Fire; they will abide eternally therein. </i><br />
(出典:quran.com) <br />
<br />
抜粋すると、「高利を貪る者は、最後の審判の日に立ちあがることはできない。」「『商売は利子(高利貸し)のようなものだ』という人がいるが、神は商売は許し、利子(高利貸し)は禁止した。」など。 <br />
<br />
これに続く節で幾つか利子(高利)の禁止に関する事が書かれていて、これによってイスラム圏では基本的に利子というのは禁止ということになっている。 <br />
ということはフツーに考えて銀行業は罪ということになってしまうのだが。 <br />
<br />
実は意外にこの辺はフレキシブルだ。 <br />
<br />
普通の民間銀行では、中東拠点の銀行であっても普通に”Interest”(利子)という言葉を使うし、イスラム銀行では"Investment Return"(投資利益)という言い方で結局利子がつく。 <br />
<br />
ここでイスラム金融という言葉が出てくるわけだが、非常に簡単に説明すると、 <br />
<br />
普通の金融機関でお金の貸し借りがあると、「債務者は債権者(銀行)からお金を借り、債務者はそのお金で家を買う。そして債権者にお金を返す」という形をとる。 <br />
<br />
イスラム金融の場合は、「債務者は債権者(銀行)に家を買うことについて相談し、債務者と債権者との間の契約(Shareの保有関係)に基づき、債権者が家に投資して購入し債務者に対してリースする」という形。 <br />
なので家を銀行融資で買った場合、正式な不動産登記書類には家のオーナー=債権者、債務者は債権者からリースする、という内容が明記されます。 <br />
<br />
文章が長くなってきたので<a href="http://blog.ys-consultancy.com/2016/03/blog-post_92.html">パート②へ続きます</a>。パート②では、女性、ゲイ、重婚など下世話なネタを・・・
<br />
<br />
<br />
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Unknownnoreply@blogger.comDubai - Dubai - United Arab Emirates25.2048493 55.27078280000000624.2844128 53.9798893 26.1252858 56.561676300000009tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-60956866889775997272016-02-25T16:24:00.000+04:002018-09-28T08:03:20.927+04:00ドバイ/UAEでVAT(付加価値税)導入が発表された<blockquote class="tr_bq">
この記事は2018年1月にVAT(付加価値税)が実際に運用される前に書かれたコラムです。一部当時の予想を含んでおり、実際とは違っている点もあります。<br />
運用後の詳しい情報は以下のリンクを御覧下さい。<br />
<br />
<a href="https://www.ys-consultancy.com/vat.html">VAT(付加価値税)に関する情報|ワイズ・コンサルタンシー</a> </blockquote>
「税金ゼロの国」という宣伝文句は使えなくなってしまった。 <br />
<br />
数日前に「<a href="http://blog.ys-consultancy.com/2016/02/uae.html" target="_blank">ついにUAEでも法人税の導入か</a>」というコラムを書いたばかりだったのだが、早速2018年1月からのVAT(付加価値税=消費税)導入決定がUAE財務相より発表された。<br />
<br />
理由は先のコラムでも書いた通り、オイル価格下落の長期化が予想される中、中東GCC諸国ではオイル以外の財源確保、すなわち財政収入の多角化を狙っているためだ。 <br />
<br />
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<br />
詳しい内容はまだ決まっていないものの、現在わかっている範囲では利率は5%。その他、<br />
<br />
<ul>
<li>100品目の食品</li>
<li>医療</li>
<li>教育</li>
<li>自転車</li>
</ul>
には非課税だ。<br />
<br />
自転車???<br />
<br />
と不思議に思うかもしれない。勝手な予想だが「健康促進に良い」ということで推奨されているからなのだろう。<br />
<br />
ただしドバイの街中は全くもって自転車フレンドリーではない。<br />
暑い上に車の運転は荒いので、街で自転車に乗るには命を捨てる覚悟をしなければならない。 <br />
<br />
まあそれは置いといて、このVATだが、リテール業者から徴収するのは想像できるが、日系企業も多く在籍するフリーゾーン内の会社の売り上げに対してどのように適用されるのかはまだよくわからない。 <br />
<br />
UAEのフリーゾーン(経済特区)に関して言えば、ドバイ首長国内では会計監査の義務化が2、3年前に始まったばかりだが、他の首長国では実質的に会計監査をしなくてもよいフリーゾーンも未だにある。<br />
<br />
このような状態で、2年後からどのようなシステムで5%を徴収するつもりなのかがわからないのだ。<br />
特にフリーゾーンの会社のインカムはUAEの企業や個人からではなく、主に外国からの支払いによって成り立っている。<br />
よってフリーゾーン会社の売り上げには適用されない、という事も十分にあり得る。<br />
<br />
今後、このあたりは注視していき、具体的な内容が分かり次第、このブログ内や、弊社の<a href="https://twitter.com/ysconsultancy" target="_blank">ツイッター</a>、<a href="https://www.facebook.com/ysconsultancy" target="_blank">Facebook</a>アカウントなどで随時お知らせしていくつもりです。 <br />
<br />
UAEではそもそも税金というシステム自体が無かったため、よって会計監査などは行う必要が全くなく、会計士や税理士など雇う必要が無い、というそのシンプルさも非常に魅力であったわけだが。<br />
<br />
今後2年間の間に、会計監査を含め様々なレギュレーションの変更が予想されます。<br />
<br />
1つ安心した点は、法人税、および所得税は今の所考えていない、とコメントがあった事か。 <br />
<br />
「法人税・所得税ゼロの国」という宣伝文句はまだまだ使えそうだ。<br />
<br />
<br />
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Unknownnoreply@blogger.comDubai - Dubai - United Arab Emirates25.2048493 55.27078280000000624.2844128 53.9798893 26.1252858 56.561676300000009tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-90034876293406784702016-02-22T21:48:00.000+04:002018-09-24T09:12:58.183+04:00ついにドバイ/UAEでも法人税の導入かとは言ってもUAEでは2018年以降を目指した法改正のための「スタディを行っている」という段階の話です。 <br />
まだまだ実現するかどうかは未知数。 <br />
<br />
UAEを始めとするGCC諸国ではオイル価格の下落が激しい昨年後半から、盛んに直接税導入の議論が行われている。 <br />
2016年に入り、隣国オマーンではすでに15%の法人税導入を発表した。(以前のオマーンでは30,000オマーンレアル=USD77,922以上の利益のある会社のみに12%の法人税が課せられていた。) <br />
<br />
GCC諸国では、これまでもVAT(付加価値税、日本の消費税の様なもの)を中心にした直接税の導入の話はかれこれ10年ほど前からあったのだが、最近のオイル価格の下落によりこの動きが一気に加速した様子だ。<br />
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjmrH6c-iO7jwLvSBiGsrddkb7hRdjKkU9pwxM9B2s4J0Kr91-tFkk0Ua1i6xXsuKk0pqhV-GpIeAAzd6a41XQzD7nhoVP8pGE57W25uqiKhxd898a_RRJk-F69tQMBrgWWj_v-t8B_8N4/s1600/taxes-1015399_640.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjmrH6c-iO7jwLvSBiGsrddkb7hRdjKkU9pwxM9B2s4J0Kr91-tFkk0Ua1i6xXsuKk0pqhV-GpIeAAzd6a41XQzD7nhoVP8pGE57W25uqiKhxd898a_RRJk-F69tQMBrgWWj_v-t8B_8N4/s320/taxes-1015399_640.jpg" width="320" /></a> </div>
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</div>
<br />
VAT=付加価値税に関しては、遅かれ早かれ導入されるのだろう。購買意欲の高いUAE居住者にとっては、日本と違い消費税導入くらいでは景気にはさほど影響しないのではないだろうか。<br />
しかもヨーロッパ人居住者にとっては5%導入したところで自国に比べたらまだまだ安くて魅力だ。何せヨーロッパのVATは軒並み20%台だからだ。 <br />
<br />
注目かつ気になるのは法人税(法人所得税:CIT=Corporate Income Tax)の方だ。(所得税の導入は予定していない) <br />
<br />
UAEではこれまで、銀行業とオイル会社以外の法人は法人税を取られることは無かった。(ただし「ライセンス料金」という形で実質的に税金のようなものは払っていたが。) <br />
<br />
「オイル以外の財源を確保する」ということでは直接税の導入を評価する声もあるのだが・・・<br />
<br />
それは建前だろう。 <br />
<br />
そもそも「法人税が全く無い」からUAEに現地法人を置いている企業/インベスターも相当数いるわけで、法人税の導入方法によっては無税/税金が安い魅力が半減してしまい、海外からの投資が先細りする、などの痛手が無いとは限らない。 <br />
<br />
ちなみに現在のところ、ローカル会社への法人税の導入、という方向がまずあり、フリーゾーン会社はフリーゾーンごとに任せる、という方向で議論が進んでいるようだ。<br />
<br />
ん?UAEのフリーゾーンは50年間の法人税無しが保障されていたはずだが・・・ <br />
<br />
それはさて置き、フリーゾーンでは法人税などまったく無い代わりに、結構な額のライセンス料金を支払う(とは言っても数十万円という単位ですが)、という方法を取っている。 <br />
<br />
収支がマイナス(赤字)の会社でもライセンス料金は支払わなければならない。 <br />
<br />
よって言ってみればこのライセンス料金は「登録した会社から広く浅く集める法人税」とも言える。 <br />
<br />
例えば日本では赤字の会社は所得が無いので法人税を払えない、ということで相当数(日本に存在する全法人の半数以上?、年によっては70%以上?)の会社が法人税を払っていないが、UAEでは小額ではあるが全ての登録されている会社から費用を徴収する。 <br />
<br />
そんなUAEのフリーゾーンで、結構な額のライセンス料金に加え、さらに法人税も取る、という事では理解が得られないだろうし、それではUAEのフリーゾーンに法人を設立すること自体に魅力がなくなってしまう。 <br />
<br />
ところでUAEのフリーゾーンは30程度存在するが、法人税導入を考えた場合、その導入が有力と思われるのはまず大企業の登録が多いジュベルアリ・フリーゾーン(JAFZA)やドバイ・エアポートフリーゾーン(DAFZA)ではないだろうか。 <br />
<br />
これらのフリーゾーンでは大企業が多く、営業利益の高い会社が多いと思われる。ライセンス料金を取らずに法人税に切り替えることによって財源アップが図れそうだ。<br />
<br />
それは私の勝手な見立てによるものだが。 <br />
<br />
逆にSMEやオフィスを持たないヴァーチャル的な会社が多いと思われる北部首長国の一部のフリーゾーンでは、法人所得税にするよりも、浅く広く(赤字企業からも)徴収するライセンス料金制の方が良い、ということになるかもしれない。 <br />
<br />
そして現在、UAEではローカルでビジネスを行う場合(例えばリテール業など)、ローカル資本51%(書面上だけで骨抜きだが)が必要だが、その辺の改正も議論に上るかもしれない。 <br />
<br />
「法人税=UAEに逆風」と考えがちだが、いろいろなオプションが出てくることで、インベスターには様々な提案ができる状況になるかもしれない。 <br />
<br />
いずれにしろ法改正があった場合には、ローカル法人設立、様々なフリーゾーンでの法人設立、それぞれの特徴がさらに明確になり、より詳しい現地の知識/エキスパートが必要となり、私のビジネスにもプラスになるのでは、とポジティブに考えようと思う。 <br />
<br />
とは言ってもオイル価格の復活によって法人税の話は無くなってしまう可能性も大いにあるような気がしますが・・・
<br />
<br />
<br />
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<br />
本店はニューヨークにある有名店らしい。その名の通りクリントン・ストリートにあるのだろう。 <br />
私はNYに長いこと住んでいたが、行ったことはなかった。特にパンケーキ好きでもないし。 <br />
<br />
でもこのパンケーキは厚みがあってもちもちしていて非常に美味しい。ただしパンケーキはデカいので、全部は食べられなかった。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjvEQei-PuIiND4z5YK3oHMHo66mVg2PDvpCH_WMGv-7xCinobRFF3FHQvLlB2EROLeeRGmXh6deXSPC6Zd9PmGz2twTak-1HpsfWQmAvib6cL6kN40OsSBGtnZbWeYibJULVDrpBLGHNo/s1600/IMG_0002.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjvEQei-PuIiND4z5YK3oHMHo66mVg2PDvpCH_WMGv-7xCinobRFF3FHQvLlB2EROLeeRGmXh6deXSPC6Zd9PmGz2twTak-1HpsfWQmAvib6cL6kN40OsSBGtnZbWeYibJULVDrpBLGHNo/s320/IMG_0002.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
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</div>
<br />
<br />
当然、有名店なので東京(青山)にもあるようだ。 <br />
<br />
感覚として「青山のおしゃれ目なパンケーキ屋」といったらどんな客層を思い浮かべるだろうか・・・・ <br />
<br />
女性 <br />
若いカップル <br />
ママ友グループ <br />
<br />
なんてとこかな。おじさん1人ではなかなか行かないよね。 <br />
<br />
それではドバイ・ダウンタウンのパンケーキ屋(週末午前中)ではどんな客層だったかというと・・・ <br />
<br />
欧米人風の奥様グループ <br />
欧米人風の家族 <br />
<br />
といった日本と同様な層に加え、欧米人風のおじさんお一人様、そして意外にも客の半数程度を占めていたのが、20代、30代とおぼしきアラブ人男性2、3人組のグループだ。そう、アラブ人女性ではなく、アラブ人男性グループだ。 <br />
ドバイ人口の多くを占めるインド人、パキスタン人など南アジアの人は全く見かけなかった。 <br />
<br />
<div style="text-align: right;">
<a href="http://ys-consultancy.com/mr.html">ワイズ・コンサルタンシーの海外市場調査・進出支援</a>>></div>
<div style="text-align: right;">
<a href="http://ys-consultancy.com/company_setup.html">税金0のドバイで法人設立</a> >></div>
<br />
日本のおしゃれなパンケーキ屋に20代、30代のヒゲの濃い男性客が沢山・・・ <br />
<br />
っていうのはあまり想像できませんよね。 <br />
<br />
スキンヘッド&ヒゲに筋肉モリモリマッチョのアラブ人男性2人組が、本日おすすめの特大ワッフル+フルーツ&ホイップクリーム大盛りなんか食べているところを見るとなんか微笑ましい。 <br />
<br />
じつはドバイを含むGCC諸国のアラブ人は、宗教の関係(イスラム国家)でお酒を飲まない人が多く、とにかく甘い物が好きな人が多い。 <br />
<br />
そして(多分その結果)糖尿病の発症率も非常に高い。中東スイーツとしてはバクラヴァなどのレバニーズ・スイーツが有名だが、暴力的とも言える強烈な甘さに圧倒される。(でも美味しいですよ) <br />
<br />
そんな感じでスイーツに限らず、実は日本から想像するのとはちょっと市場が違う、というケースは多々存在する。 <br />
<br />
日本のテレビでドバイのネタ見ると、とにかく「金持ち」「セレブ」を連呼するので「高い物でも何でも売れる」と思っている人が結構いるが、実はそう単純ではない。 <br />
<br />
金持ちはもちろんいるが、単純に金持ちの数なら圧倒的に日本の方が数が多いし、「高いモノ」なら何でも買ってしまうほどここの消費者はバカではない。 <br />
<br />
オイル以外、自国でほとんど何も生産しないUAEは、ほぼ全ての物品を世界中から輸入している。日本製品(メード・イン・ジャパン)では自動車や産業機械といった分野で強い。 <br />
<br />
ただし日本からのコンシューマー・グッズは非常に苦戦している、と言わざるを得ない。 <br />
<br />
なぜなら、世界中からグッズが集まるドバイでは、 <br />
<br />
<ul>
<li>安い商品は他のアジア勢に押され劣勢(家電などが代表的) </li>
<li>高い商品はヨーロッパ製品のブランド力に敵わない(衣類、バッグ、時計等々)</li>
</ul>
<br />
からだ。 <br />
<br />
UAEは親日国ではあるが、「メード・イン・ジャパン」が有利だった時代はすでに終わっているし、東南アジアと違い「憧れのベクトル」はヨーロッパに向いている。
<br />
市場を理解する、という点ではたとえばこんな話がある。 <br />
<br />
日本から、日本伝統のある高級素材を使った非常に涼しい、そして日本製なので値段の高いワイシャツがある、と言う。(特に知られたメーカーでは無い) <br />
社長はドバイに来たことは無いが、とにかく「ドバイで売れるに違いない」と断言している、という。 <br />
<br />
「真夏の気温45度に達する金持ちの国ドバイで、涼しい特殊素材を使ったワイシャツ。ただし値段は高い。」 <br />
<br />
なんか一見すると売れそうですよね。 <br />
<br />
しかし実はそんなに単純では無い。 <br />
<br />
ドバイに夏場ビジネスで来たことがある人はご存知と思うが、外は気温40度を軽く超えているというのに、スーツの上着だけならまだしも、ご丁寧にネクタイまでしているビジネスマンがけっこう多い。 <br />
<br />
ここでは英国の植民地だったことで、正装文化があるのだろう。アメリカ式のカジュアルさとはちょっと違う。 <br />
<br />
ドバイでお金を持っているのは、こういった業界で働く層が多いし、またはカンドゥーラという地元の民族衣装を着ているGCC諸国のローカル達だ。当然カンドゥーラを着る層に機能性ワイシャツはいらない。 <br />
<br />
そしてオフィスの中は冷蔵庫のように冷え冷え。 <br />
<br />
とにかく寒くて上着が必要なのだ、外は40度だと言うのに。こうなるとシャツの機能性で涼しい、というのはどうでもよくなってしまう。日本のように節電だ、エコだ、など無いのでちょっと暑ければ室内温度を0.5度下げればよい。 <br />
<br />
そして同じ高い値段を出すなら、機能性よりもアルマーニなどブランドシャツを選ぶ人が圧倒的に多い。アルマーニのシャツが多少暑くても室内温度を下げれば良いのだ。 <br />
<br />
日本のように「暑さに自分を調和させる(エコ)」のではなく、暑さを「豊富なエナジーを使って自分に調和させる」のがここのやり方だ。 <br />
<br />
一方、外で作業をしなければならない層というのもいる。 <br />
<br />
こういう層はとにかく過酷な暑さの中での作業を強いられるが、こういった職業につく人は「高級ワイシャツ」を買う層ではないし、雇い主がユニフォームを支給するのが通常だ。<br />
労働者をけっこう酷使するアラブ系/南アジア系の会社では、雇い主が機能性シャツを従業員へ渡して生産性アップ・・・などとは考えない。 <br />
<br />
というわけで、「値段が高く機能性であるが、ブランドが知られていないワイシャツ」はターゲットとニーズがちぐはぐになってしまう。 <br />
<br />
実は日本の「モノづくり」に典型的な、「名前は知られていないが品質が良く、値段が高い」というコンシューマー・グッズは非常に難しい市場なのだ。 <br />
<br />
高いモノを売りたいのであれば、ゼロからのブランド創りに尽力しなければならない。
<br />
<br />
<br />
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<br />
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Unknownnoreply@blogger.comDubai - Dubai - United Arab Emirates25.2048493 55.27078280000000624.2844128 53.9798893 26.1252858 56.561676300000009tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-10110151502929806682015-09-11T10:08:00.000+04:002018-09-21T11:37:41.571+04:00ドバイ不動産展示会 シティスケイプ2015レポート9月8日から10日まで、中東最大の不動産展示会、"Cityscape Global 2015"がドバイのワールド・トレード・センター(コンヴェンション・センター)で開かれた。<br />
<br />
今年に入ってからドバイ不動産市場はスローダウンしているが、オフプランプロジェクトのローンチは衰えを見せていない。会場は熱気に満ちていた。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj3HEgLoeHmKSp-8owLd-TzQDB0lyjVr1vrVWaOGjTGZjY_BBo1KlYjbHm_mzNjmKyNx6uSzupOR8AhWLBuA_Hdg9AwlR58H6DRDsJ5LSjMcSrgqOCobnEeLgTAG3mByBVvSSfMsZ_kwak/s1600/Cityscape20152.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj3HEgLoeHmKSp-8owLd-TzQDB0lyjVr1vrVWaOGjTGZjY_BBo1KlYjbHm_mzNjmKyNx6uSzupOR8AhWLBuA_Hdg9AwlR58H6DRDsJ5LSjMcSrgqOCobnEeLgTAG3mByBVvSSfMsZ_kwak/s320/Cityscape20152.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhDP0rjiHhbd-w-vGlleO-aEkeha89FSK6jCrs8nbjW6xJo1yQ1gfBTEay0Cq3kQ6tUbcjIoS1JysMu4FhbYVxVug5eCHfECaYudNdqZP87mJU9GixzYxhJt308-mqqQODiqcoYo5G9LY/s1600/Cityscape20154.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhDP0rjiHhbd-w-vGlleO-aEkeha89FSK6jCrs8nbjW6xJo1yQ1gfBTEay0Cq3kQ6tUbcjIoS1JysMu4FhbYVxVug5eCHfECaYudNdqZP87mJU9GixzYxhJt308-mqqQODiqcoYo5G9LY/s320/Cityscape20154.jpg" width="239" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">Maydanによるプロジェクト"Maydan One"</td></tr>
</tbody></table>
各ディベロッパーが上の写真の様な模型を見せ、現在販売中のユニットを投資家に販売していく。<br />
どのディベロッパーも大規模なプロジェクトのローンチを発表しているが、実際にこれが全部完成したらかなり過剰供給となる。<br />
<br />
最終的には、中止になったり、規模を縮小するプロジェクトも出てくるので、とにかくオフプラン物件の購入は気をつける必要がある。絶対完成させるディベロッパーもあれば、責任感の無いディベロッパーもあるからだ。<br />
<br />
それでは気になったデベロッパーの様子をいくつか挙げたいと思う。<br />
<br />
<br />
<b>MERAAS</b><br />
<br />
JBRのザ・ビーチや、Al Waslロード沿いのCity Walkなど、コンテンポラリーで洒落た商業施設を手がけるメラーズ・ホールディングスは、古いアラブ風建築のブースで落ち着いた雰囲気。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhIXIU3z4_WkiAwbRSrUBGyd2zPA_QTAE0EaeBJ48gYJQXhhZHH3gb-BvRErMcybs3bdv-uxCN8T4A6BMkLvRFy5kzVB9K7_FffoJ5t2cMJcAbr0yjPwFELV9Q_1Iv89f5CsykWnQlGOUQ/s1600/Cityscape201516.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhIXIU3z4_WkiAwbRSrUBGyd2zPA_QTAE0EaeBJ48gYJQXhhZHH3gb-BvRErMcybs3bdv-uxCN8T4A6BMkLvRFy5kzVB9K7_FffoJ5t2cMJcAbr0yjPwFELV9Q_1Iv89f5CsykWnQlGOUQ/s320/Cityscape201516.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEher8FYkPzKer9ZMuLn92lYCqQWlvrbq1vC0cemerGKiru_51e49CmWKNjZxXUEy-_LiLk_MLgV5HEOUWihUVkXQSJ89NSUl9DwMBLlZGK4VFBlDUJrFeCdUob8eptb9hXjOWFRYSGdFBY/s1600/Cityscape20156.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEher8FYkPzKer9ZMuLn92lYCqQWlvrbq1vC0cemerGKiru_51e49CmWKNjZxXUEy-_LiLk_MLgV5HEOUWihUVkXQSJ89NSUl9DwMBLlZGK4VFBlDUJrFeCdUob8eptb9hXjOWFRYSGdFBY/s320/Cityscape20156.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
これが何のプロジェクトか確認しなかったが、最近バールドバイ寄りのドバイクリーク沿いで大規模な工事を行っているので、おそらくこのプロジェクトなのだろう。あれもメラーズだったのか。なかなか期待の持てるコマーシャル・プロジェクトだ。<br />
<br />
<br />
<b>EMAAR</b><br />
<br />
オフプラン物件を買う場合、とにかく外したくなかったらエマールを買えばよい。と断言でできるほど、ドバイのディベロッパーでは最も規模の大きい、そして最も評価されているディベロッパーだ。<br />
<br />
オフプラン物件価格のベンチマークとなるのもエマールのプロジェクト。<br />
ただし不動産市場が過熱している時には、買うことすら難しい。<br />
<br />
まず新規プロジェクトのローンチがあると、セールスイベントに参加するために抽選されなければならない。ちなみにこの時点では価格は公表されない。<br />
<br />
そしてセールスイベントで間取り図を見ながら自分の順番が回ってくるのを待ち、順番が回ってきたところでセールスマン/セールスレディと話して価格を知ることができる。<br />
<br />
そこで買うかどうか、買うならどのユニットを買うかを即決。その場で物件価格の20〜30%を小切手で支払う。<br />
<br />
小さい物件(1ベッドルーム)でも今のレートで4000万円近くするから、1000マソ以上の現金払いを即決しなければならない。<br />
<br />
というわけでエマールの物件を買うには、慣れとスピード感が必要で、日本人には苦手なスタイルだ。<br />
だがモタモタしていると、いいユニットはどんどん売れてしまう。そしてセールスイベント当日(というか午前中)に全て完売してしまう。<br />
<br />
今年のCityscapeでエマールが力を入れていたのが、クリーク沿いのThe Lagoonsというプロジェクト内のDubai Creek Harborとその周辺のビルディング、工事が引き続き行われているダウンタウンのプロジェクト、それから前述のMeraasとのジョイントベンチャーであるDubai Hills Estateだ。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgFJm2Ml92D6OGyoUIqH6TjauYnNUT2iusTsCdUXqYu1y3Pzo5qT4nJqAKNao-vUsuGs9s4nhjz-elp8tx2n9XQL3guHbnpB5daCMu9ibBnXh-wmN0buedY5X7iLyMpWNu8e42cvvHPnFo/s1600/Cityscape20157.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgFJm2Ml92D6OGyoUIqH6TjauYnNUT2iusTsCdUXqYu1y3Pzo5qT4nJqAKNao-vUsuGs9s4nhjz-elp8tx2n9XQL3guHbnpB5daCMu9ibBnXh-wmN0buedY5X7iLyMpWNu8e42cvvHPnFo/s320/Cityscape20157.jpg" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ダウンタウン</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjCWwyp6xg74bm0eQQSD9Yvw4-XrdBdM_CZVyCY1BM-kVP5OpCTCmwXiKNQ6BWKCD0Se3116KcYh3pw4TMvtH_jRF4F8fibMGshQ_4DSb8xPd2F8ES1cR6sC7b34CmPQh73pb6RgYGTJAA/s1600/Cityscape20158.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjCWwyp6xg74bm0eQQSD9Yvw4-XrdBdM_CZVyCY1BM-kVP5OpCTCmwXiKNQ6BWKCD0Se3116KcYh3pw4TMvtH_jRF4F8fibMGshQ_4DSb8xPd2F8ES1cR6sC7b34CmPQh73pb6RgYGTJAA/s320/Cityscape20158.jpg" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">The Lagoons</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEip0p-UOpp9MTqiAcakMkUqCwT4MM_N3lgw9QaaLA_p2l_2A3zpE7HOJW5SoaZrbnX3Skbwl9bIa6izxqdeCD2tY3glJRHPH7k6FWwWMztqanqQAaiXiaQRB9G3OORD7E8XJSJkpfjnfGY/s1600/Cityscape201510.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEip0p-UOpp9MTqiAcakMkUqCwT4MM_N3lgw9QaaLA_p2l_2A3zpE7HOJW5SoaZrbnX3Skbwl9bIa6izxqdeCD2tY3glJRHPH7k6FWwWMztqanqQAaiXiaQRB9G3OORD7E8XJSJkpfjnfGY/s320/Cityscape201510.jpg" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">Dubai Hills Estate</td></tr>
</tbody></table>
<br />
このDubai Hills Estateは良いものができるのではないかと期待している。なぜなら私自身、その中のアパート物件を買ってしまったからだ。完成まであと3年。<br />
<br />
<div style="text-align: right;">
<a href="http://realestate.ys-consultancy.com/search/label/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AB">エマールの物件を見る</a>>> </div>
<br />
<br />
<b>NAKHEEL</b><br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrlqCQx6-DliXvP_3qTBbAa9U0eZ5j6mB0xIXU2EJanZyWKWGONwpraaXTRGkHL3pIJipKZybrgsqcK3AnrS-33R6FHiF-Xi36OKyRKFT3YynivfymGOT5LDG10EGhZM0V7i-j2If36Ag/s1600/Cityscape201512.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrlqCQx6-DliXvP_3qTBbAa9U0eZ5j6mB0xIXU2EJanZyWKWGONwpraaXTRGkHL3pIJipKZybrgsqcK3AnrS-33R6FHiF-Xi36OKyRKFT3YynivfymGOT5LDG10EGhZM0V7i-j2If36Ag/s320/Cityscape201512.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
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</div>
<br />
<br />
ドバイショック時には会社の存続すら危ぶまれたナヒールだが、リストラクチャリング(企業再構築)を経て今のところ順調な様子だ。<br />
<br />
ドバイ不動産バブル崩壊直前の2008年のCityscapeでは、ブルジュハリファ以上に高い1200メートル級のタワーを発表してド派手だったが、今回は出してるプロジェクトはおとなしめ。<br />
私の目についたのは、私の家の目の前にあるイブン・バトゥータモールの拡張モデルくらいか。<br />
<br />
Cityscapeには出展していなかったが、最近のナヒールはパームジュメイラの商業施設(と付帯するレジデンス)に力を入れている。<br />
<br />
<div style="text-align: right;">
<a href="http://realestate.ys-consultancy.com/search/label/%E3%83%8A%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AB">ナヒールの物件を見る</a>>> </div>
<br />
<br />
<b>DANUBE</b> <br />
<br />
最近は、2008年までの前回の不動産バブル時には存在していなかった新興ディベロッパーも登場している。このDANUBEもその1つ。元々は建築資材貿易の会社だ。<br />
<br />
南アジアのイイ男と、とにかく「1%」を全面に押し出した、まるで建築資材販売店の様なブース。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiEnTVGB3GGxtkxh5igps5n8Syd7H8UhfmUsS8oPmGPyoyKN0VSJLy1MFeV89aPGPa237E-b5Vjb4WhBdknjsDHok-zzGoK1p62gVvtyYCyqxVX24CnkZryzWy7WRdIzEJ-lqF4nxx4-Hc/s1600/Cityscape201517.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiEnTVGB3GGxtkxh5igps5n8Syd7H8UhfmUsS8oPmGPyoyKN0VSJLy1MFeV89aPGPa237E-b5Vjb4WhBdknjsDHok-zzGoK1p62gVvtyYCyqxVX24CnkZryzWy7WRdIzEJ-lqF4nxx4-Hc/s320/Cityscape201517.jpg" width="239" /></a></div>
<br />
この手の新興ディベロッパーは完成させた物件がまだ無いので、模型/図面で買うと、どの程度の完成度なのかがわからず非常に不安だ。<br />
<br />
なにしろ模型ほど立派に造らないディベロッパーが結構あるのだ、中小のディベロッパーは。<br />
<br />
ただし価格は安い。そして大手ディベロッパーと違い、支払いに関してもフレキシブルなのが特徴で、このDANUBEでも毎月1%の支払いでOKを謳っている。<br />
<br />
完成物件のクオリティさえ「まあ、こんなもんか」と言えるレベルであれば、お得な買い物になる可能性は大いにある。実際、結構売れているらしい。<br />
<br />
他に今回は見当たらなかったが、NSHAMAという新興ディベロッパーもある。<br />
<br />
こちらは元エマール社のエグゼクティブが起こした会社だが、このディベロッパーは"Town Square"という結構規模の大きいプロジェクトを発表している。<br />
<br />
支払いもフレキシブルで、完成物件のクオリティがそれなりであれば非常に面白い不動産プロジェクトだ。<br />
<br />
<br />
<b>DAMAC</b><br />
<br />
セールスマンの数ではとにかく他を圧倒しているダマック。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRauOvYkVPH3Fh-h0mQogwTJ4hCGRAvszkliI1uz1G3WLa4J0eQVXWUO8rve5dubOAnnWRa5d_s8ImHF56fUuCac9HjFh9M8apa27Ot0a9hU1gz4uHBnQl5v8BfqvdC6mVL-fIsHdyuVs/s1600/Cityscape201514.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRauOvYkVPH3Fh-h0mQogwTJ4hCGRAvszkliI1uz1G3WLa4J0eQVXWUO8rve5dubOAnnWRa5d_s8ImHF56fUuCac9HjFh9M8apa27Ot0a9hU1gz4uHBnQl5v8BfqvdC6mVL-fIsHdyuVs/s320/Cityscape201514.jpg" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ブースまわりをがっつり固めるセールスマンたち</td></tr>
</tbody></table>
<br />
ブース廻りを歩いているだけで次々に声かけられた。(他のブースでは資料や模型を食い入る様に見ていても、ほとんど声かけられることはなかったんですが。 )<br />
<br />
特に複数の中国人セールスレディから「アーユー・チャイニーズ?」と。<br />
<br />
違うよ、あなたたちの嫌いな日本人です。<br />
<br />
中国人のセールスパーソンを何人も雇っているなんて、ドバイ不動産への中国人の投資もすごいんだろうね。<br />
<br />
ダマックは政府の資本が入っていない完全な民間ディベロッパーだったと思うが、資本力はかなりある、というのが私の見立てだ。<br />
<br />
このダマックはとにかくセールスには力を入れる。<br />
<br />
FENDIやパラマウントの名前で「ブランド」を全面に出し、その分割高に売るのも特徴だ。
そして「ドバイのビバリーヒルズ」が彼らのキャッチフレーズ。そしてペントハウスを買うと「もれなくランボルギーニをプレゼント」なんてのもダマックの得意なパターンだ。<br />
<br />
個人的にはそのランボルギーニの代金でドアの材質でも向上させて欲しいが。<br />
<br />
ダマックのプロジェクトは、間取りや施設など特殊で面白いプロジェクトもあるので、セカンダリーマーケット(中古市場)で完成物件の質など確かめてから買うのがベストだと個人的には思う。<br />
<br />
<div style="text-align: right;">
<a href="http://realestate.ys-consultancy.com/search/label/%E3%83%80%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF">ダマックの物件を見る</a>>> </div>
<br />
私の評価ではそんなダマックだが、資金力はあるのでプロジェクトが遅れるといった心配は無い。<br />
2020年のドバイEXPOへ向け、エクスポ会場近辺のプロジェクトの計画もちらほら始まったところだが、資金力にモノを言わせるダマックはまわりに何も無いのにすでにホテルの建設を始めてしまった。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh85Epapda_2D8U2U4p10sYH8h9C6Abayia8TsEk-SpkY1V6PXyEmH3X6E5LiqG8lLHmdQ0epFUV5-LMp8IJnRjUruj6Kers5myHJ8CmiZknjKmZaR6gTts-cCEniuWeA2ejPcUVJQ2PwU/s1600/DAMAC_Tenora.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh85Epapda_2D8U2U4p10sYH8h9C6Abayia8TsEk-SpkY1V6PXyEmH3X6E5LiqG8lLHmdQ0epFUV5-LMp8IJnRjUruj6Kers5myHJ8CmiZknjKmZaR6gTts-cCEniuWeA2ejPcUVJQ2PwU/s320/DAMAC_Tenora.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
まわり数キロ(いや多分10数キロ)ほんっとに何もありません。ここに泊まってどうすればいいんでしょうか??ドバイの市街地からは遥かに遠いし。<br />
<br />
DWC(ドバイ・ワールド・セントラル)といえば、Dubai Southというディベロッパーが25ビリオン・ディルハム(USD7ビリオン)プロジェクトの”The Village”を発表。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgMm37V0hSVFa-lq9R9gmE17-i7ShXra3ktc0WknlCCH0p2-Vy_CjAKxSqS5R8o9EJcTcVDQgy62tiHEJfoqJti0-wv6E8ytDcY6B1HJHj7Q3_uXPQXSR9QDgxvdwGuSY4q5ITXC3rVP08/s1600/Cityscape201515.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgMm37V0hSVFa-lq9R9gmE17-i7ShXra3ktc0WknlCCH0p2-Vy_CjAKxSqS5R8o9EJcTcVDQgy62tiHEJfoqJti0-wv6E8ytDcY6B1HJHj7Q3_uXPQXSR9QDgxvdwGuSY4q5ITXC3rVP08/s320/Cityscape201515.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
ここだけで100万人が住み、500,000人の雇用を創出するとのふれこみだが・・・・<br />
<br />
実は私はDWCのプロジェクトには懐疑的だ。<br />
<br />
DWCのエアポートが現在のドバイ国際空港に取って代わるのは相当先(20年後とか?)だろうし。<br />
<br />
エリアは今のところ何も無い。<br />
ドバイの市街地からは相当遠い。<br />
<br />
エクスポの会場エリアではあるが、エクスポ施設に関しては、会場だけ作って取り壊しになるのでは無いかと思う。<br />
<br />
といわけで、今年の不動産展示会シティスケイプのレポートでした。<br />
<br />
<br />
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Unknownnoreply@blogger.comDubai World Trade Centre - Dubai - United Arab Emirates25.2256011 55.28774190000001525.2220101 55.282699400000013 25.2291921 55.292784400000016tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-52753933725724470472015-08-03T22:15:00.000+04:002018-09-24T09:13:35.733+04:00UAEのガソリン価格値上げと物価上昇日本から来訪者が来ると、大体いつも聞かれる事が「ガソリンって安いんですか」という質問だ。<br />
<br />
こちらが先月までのガソリンとディーゼル価格(1リッターあたり)。<br />
<br />
<ul>
<li>スーパー98(ハイオク): AED 1.83 (=USD 0.50)</li>
<li> スペシャル95(レギュラー):AED 1.72 (=USD 0.47)</li>
<li>ディーゼル:AED2.9 (=USD 0.79)</li>
</ul>
<br />
というわけで、レギュラーガソリンの場合、リッターあたり56円程度だったので結構安い。ただしサウジアラビアやクウェートなどでは20円もしないので、GCC諸国の中ではUAEのガソリン価格は最も高いものだった。<br />
<br />
折しも世界的にはオイル価格は下落の一途で、それによりガソリン価格も下降中・・・<br />
<br />
だがUAEでは世界的な流れに逆らって8月から値上げだ。<br />
<br />
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<br />
というのも、UAEを始めとするこの辺りの石油産出諸国は、その時々のオイル価格によって国家予算が決められている。(と一般的に言われている)<br />
<br />
アラブの多くの産油国では、オイル価格が1バレル:USD10~20程度で利益が出る、というのが一般的な見方で、多くの人は例え 1バレル:50ドル程度の現在でも大儲けだと思うだろう。<br />
<br />
ところが国家予算は1バレル:80ドル前後を見込んで組まれていると言われており、過去数年と同程度の予算を組むのであれば、赤字補填するか、オイル以外の歳入を増やさなければならない。<br />
<br />
ドバイショックで世界を揺るがしてしまったこの国では、日本のようにスーパー打出の小槌(=赤字国債)を振り続けるわけにはいかない。 <br />
<br />
そういう事情でガソリン価格を上げます。とはUAEエナジー庁は言っていないのですが・・・<br />
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<br />
多分そういう事情なのだろうと察してしまう今月からのガソリン価格は以下のとおり。<br />
<br />
<ul>
<li>スーパー98(ハイオク): AED 2.25 (=USD 0.62)</li>
<li> スペシャル95(レギュラー):AED 2.14 (=USD 0.59)</li>
<li>ディーゼル:AED2.05 (=USD 0.56)</li>
</ul>
<br />
レギュラーがリッターあたり71円。なんと25%近くのアップ。<br />
<br />
日本よりはまだまだ安いが、日本と違い車社会のドバイでは余裕で倍以上のマイレージを走ります。例えば私の家から旧市街地の誰かに会いに行くだけで、行き帰り70キロ走る。<br />
<br />
よってガソリンの減り具合、という感触ではあまり日本と変わらなくなるのかもしれませんね。<br />
<br />
UAEエナジー庁曰く、環境の為、そして車両を減らす為、資源を大事にする為、と言ってますが結構豪快な上げっぷり。<br />
<br />
そもそも今までのガソリン価格には、UAE政府からの援助が入っていたため、これを廃止して世界のガソリン価格に準拠し、他の産業なり事業なりに資金を回す、ということらしい。<br />
<br />
オイルマネーでリッチなどともてはやされるUAEでも、人口が増え、だんだん普通の国になりつつあることを実感します。<br />
<br />
UAEではランクルやハマーやレンジローバーなど、やたらとでかい車(SUV)に乗りたい人が多いですが、このガソリン価格の上昇を機に燃費の良い車が売れ始めるかもしれません。<br />
今までドバイではほとんどお目にかからないプラグインハイブリット車や、電気自動車。それからディーゼル価格が下がり、ガソリン価格と逆転した事から、クリーンディーゼル車なども流通し始めるかもしれない。<br />
<br />
一方、最近発表された'2015 Mercer Cost of Living Survey'(世界中でエクスパットの生活コストが高い都市ランキング)によると、ドバイは23位(アブダビ:33位)で、前年比から44スポットもアップだ。<br />
<br />
上位には香港(2位)、シンガポール(4位)といったコスト高でお馴染みの都市や、上海、北京などの中国勢がトップ10に入り、東京は11位、ニューヨークは16位となっている。<br />
<br />
これを見てもドバイが物価上昇により、かなりの勢いで住み辛い都市へと変貌しつつある事がわかる。<br />
それは普段生活していても明らかで、食品は毎年値上がりしているし、景気が相対的に良い時は、すごい勢いで家賃が上昇する。外食なんて日本円で考えるとびっくりするほど高い。<br />
<br />
特にドバイでコスト高と思われるのが家賃で、 市街地から外れた、ドバイで最も家賃の安いエリアに最も小さいスタジオ物件(ワンルームタイプ)を借りても、月に10万円以上してしまうのが実情だ。<br />
<br />
だがホワイトカラー労働者の実質賃金も比較的簡単に上昇する傾向もあり、デフレ脱却で苦戦する日本にとっては羨ましいところだろう。<br />
<br />
弊社でも「<a href="http://ys-consultancy.com/ijyuu.html" target="_blank">ドバイに移住する為の情報</a>」というページを作ってはいるが、実はドバイへの移住はコストがかかり、最初からリッチでなければあまりお勧めしない。<br />
<br />
例えば「年金生活者が生活費を切り詰めつつ、物価の安い海外で居住したい」という「守りの移住」コンセプトでドバイに来たら、家賃と生活費だけであっという間にお金がなくなってしまう。そういう移住の場合はタイやマレーシアなど東南アジアの方が向いているだろう。<br />
<br />
ドバイへの移住を考える場合、どちらかといえば、もともと元手があってそれを運用して利益を上げつつ居住する、言って見れば「攻めの移住」が向いており、それは不動産購入であったり、投資商品での運用であったり、税金がまったく無い事も相まってそういう面ではドバイには優位性があるのだ。
<br />
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Unknownnoreply@blogger.comDubai - Dubai - United Arab Emirates25.2048493 55.27078280000000624.2844128 53.9798893 26.1252858 56.561676300000009tag:blogger.com,1999:blog-6064273829267435935.post-38044102614263966552011-01-26T09:31:00.003+04:002018-09-27T21:04:14.193+04:00Arab Health 2011(アラブ・ヘルス)ドバイでは中東最大の展示会が数多く行われています。<br />
<br />
1月24日〜26日まで、医療、介護、ヘルスケア関連の展示会<a href="http://ys-consultancy.com/arabhealth_exhibition.html" target="_blank">Arab Health(アラブ・ヘルス)</a>がドバイ・ワールドトレードセンターにて行われました。<br />
<br />
このアラブヘルスは数あるドバイの展示会でも規模の大きな展示会で、去年新しくできたシェイク・ザイード・ホールを含め、すべての会場を埋めるほどの出展者が参加していました。<br />
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5tMsUs5qS0w9L4sO4F_UTHd_LOUCAS4vl8F_AVe8KATyl_g6SA3SZUrl3Duuw7hik65rIPdUUkqkL1BxyyW3hB7vtrrl4sWWBWfhpYZlyW5MUTDocuzdhPn7jUsDevjY_rdl0nxofB_o/s1600/AH-LOGO-tn.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5tMsUs5qS0w9L4sO4F_UTHd_LOUCAS4vl8F_AVe8KATyl_g6SA3SZUrl3Duuw7hik65rIPdUUkqkL1BxyyW3hB7vtrrl4sWWBWfhpYZlyW5MUTDocuzdhPn7jUsDevjY_rdl0nxofB_o/s1600/AH-LOGO-tn.jpg" /></a></div>
<br />
JETROが主催する日本のパビリオンを始め、独自に出展する日本企業もいくつかありました。<br />
<br />
今回バイヤー側の立場で会場を回ったんですが、効率的に見て回るには難点がいくつかありました。<br />
基本的に会場は国ごとのパビリオンと企業独自のパビリオン、7:3ほどの割合で分かれていますが、自分の興味がある商材がすでに頭にあるバイヤーにとっては、このスタイルだと希望の商品を見て回るのに効率が悪いと感じます。ジャンルごと(例えば歯科エリア、介護エリア等々)に分かれていると商品が効率よく探せ、商談もしやすいだろうに、というのが率直な感想です。<br />
<br />
たとえば自分は「介護」の分野で働いており、車いす等介護用品を探したい、という場合。<br />
商品やジャンルごとに分かれていませんから、国別パビリオンも企業パビリオンもすべてを回らなければいけなくなり、それだけで疲れてしまいます。特に海外から長旅で来られた方は巨大な会場を回るだけで疲れ果ててしまうでしょう。<br />
<br />
ところで、やはり他の展示会と同じく最も大きなパビリオンを構えている国はヨーロッパの技術大国ドイツでした。中東地域でのドイツ商品の強さを感じますね。まあどの展示会でもそうですが。<br />
<br />
それからやはりドバイの展示会ではヨーロッパの出展者が多いですね。もちろん中国を始めとしたアジアの出展者もありますが。<br />
<br />
日本は製造業が盛んな国ですから、「日本からドバイ(中東)へ」というとほとんどは「日本の商材を売りたい」という方向ですが、「ヨーロッパの商材を見たい、買いたい」というバイヤーの方々にもドバイの展示会は有意義でしょう。
<br />
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農水省は、今月末のガルフード(Gulfood:ドバイの食の展示会)に合わせてまたこの「おいしい」プロジェクトのイベントをドバイで行おうとしているらしい。<br />
<br />
ドバイ在住の方々はすでにご存知と思うが、この「おいしい」は数年前からSpinny's(スピニーズ)というスーパーなどでやっている。<br />
<br />
「おいしい」リンゴ"1個"がAED50ディルハム・・・・<br />
<br />
<b>高けぇ・・・・</b><br />
ちなみにドバイのスーパーに売ってるリンゴは"1キロ"あたり7ディルハム。産地はフランス、アメリカ、ペルー、中国など様々。しかも普通にとてもおいしい。最近ではAED2.95/KGの激安中国産などもあって、これもフツーにおいしい。(私は長野県出身だから一応リンゴの美味しさは知ってるつもりだ)<br />
<br />
というわけで「おいしい」のリンゴは値段的にとてつもなく高く、想像の域を超えている上、ジョークの域にすら達しつつあり、地元の人からは「え?このリンゴは宇宙から落ちてきたの???」という声すら聞こえてきそうだ。<br />
<br />
はっきり言ってしまおう(自分のブログだから)。「おいしい」の 物品、絶対売れない。<br />
<br />
たまに「やれ最高級メロンが最高級リンゴがドバイで売れて・・・」 という記事をインターネットで見るが、そんなの全部ウソ。売れるわけがない。<br />
<br />
以前カルフール(スーパー)で売られていた日本のリンゴが、最初50Dhs/キロ→30Dhs→15Dhs→11Dhsと下降していったのを見かけた。販売元はアメリカの食品会社"Dole"の中東支店だった。<br />
その後たまたまあるパーティーでドールの幹部に会ったのでこの件について話をすると、実は30Dhs/キロ以上で売らないと利益が出ないので完全な赤字だったそうだ。<br />
<br />
「おいしい」も間違いなく赤字だろう。<br />
<br />
不思議なのは、成功しないのになんで毎年同じコンセプトで予算を組んでやりつづけるのだろうか?売れるわけないのに。もちろん食の進んだ国(フランスとか?)ならやる価値あるだろうがドバイではだめだ。<br />
農水省から予算が出てイベント企画会社がそれをいつもと同じく実行。別に売れないけど、また来年予算がでて実行。<br />
<br />
これではまるで無駄遣い公共事業だ。<br />
<br />
まあ100歩譲ってそれはよしとしても・・・・<br />
<br />
この「おいしい」をやることによって逆にネガティブ・イメージになりはしないかと心配だ。<br />
仕事で日本人以外に会うとだいたい「日本の景気どう?」みたいな話になる。それから「日本の景色はきれいだ」とか「日本は良い国だ」等々。そして日本の最新技術、テクノロジーはすごいね・・・と。<br />
その後必ず出るのが「日本の製品は品質はいいけど高いよね・・・」 という話。<br />
「日本製品の品質がいいのはわかってるけど高いから中国製、韓国製を買うよ」というのが残念ながら彼らに共通した意見だ。本当は低価格で高性能/高品質な物も日本には沢山あるはずなのに。<br />
<br />
ある意味「日本製品は高すぎてダメ」というレッテルを貼られて苦戦している市場に、とてつもなく高価で普通の人には理解できない物品を持ち込んで宣伝している、と言える。<br />
これでは「日本人はいったい何を考えているんだ?」となってしまうんじゃなかろうかと非常に心配です。<br />
<br />
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<br />
ことの発端は25日にドバイ政府が系列投資持ち株会社のドバイ・ワールドとその不動産部門ナヒール社の債務返済を来年5月まで延期してもらうよう各金融機関に要請する、という発表だった。<br />
この発表はイスラム諸国で26日から始まるホリデーの前日、そしてアメリカではサンクスギビング・ホリデーの前日、11月25日の夜10時をねらって行われ、できるだけ発表後のダメージを少なくしようとしたようだ。<br />
<br />
このニュースはアメリカのCNBCでは速報として東部時間午後1時に発表されたが、その日のアメリカ株には全く影響を及ぼさなかった。<br />
ところが次の日、まずアジアで株価がダウン、そしてヨーロッパでダウン。地球を一周回った後に休日明けのアメリカでダウン、と結果として世界中の株価に影響をもたらした。<br />
<br />
大方の専門家は今回のドバイ・ショックを次の金融不安/株安の始まりと見るよりは、"Buy Opportnity"ととらえているようだ。<br />
アメリカ株は3月を境にずっと上昇しているが、最近は景気の動向に比べ株価が上がりすぎでは?という懸念があった。ところが雇用以外は特別悪いニュースがないままずるずると株価が上昇していた。そんなタイミングでたまたま今回のニュースだ。<br />
できるだけネガティブPRをおさえようとUAE国内の報道機関に圧力をかけるなどしてきたドバイ政府にとってはまさしく"Ouch!"といったところか。世界中に「ドバイの破綻ぶり」を露呈してしまった。<br />
<br />
ドバイでは以前から、メトロを完成させた日本企業に代金が支払われていないとか、政府系ディバロッパーからイギリス系下請け会社に代金が支払われないので法的手段に出るだとか、ドバイ政府がお金を払わないのでドバイのプロジェクトにはもう手を出さないとイギリスの建設関連会社が言っている等々、そんな話ばかりだったので在ドバイの人々にとっては「あ、やっぱりお金無かったのね。」という程度の反応だろう。<br />
<br />
さて、今後ですが。<br />
<br />
以前もドバイのバブルが弾けた時にはやれ「ゴーストタウン」になったとか、何かと間違った報道があったけど、たとえドバイ首長国が破綻してもゴーストタウンにはならない。(税金制度を導入したらゴーストタウンになるかもしれないが‥‥)<br />
夏以降明らかに人口は増えているし、不動産部門を除けば2009年はGDPもプラス成長だ。<br />
結局のところ、ドバイ・ワールドが世界各地に持つ不動産等を売却した上でアブダビがBail Outしてあげる、ということになるのだろう。ドバイの不動産価格はさらに下がる可能性が高いので「プール付海外別荘」を買いたい人には投げ売り物件を狙ってみるのもよさそうだ。<br />
<br />
ところで‥‥<br />
<br />
今回もそうだけど、世界で何か不安が起る度に;<br />
<br />
セーフヘブンで円買い。→円高で日本の輸出業に打撃。→輸出にたよる日本経済は大打撃<br />
<br />
という構図は日本にとって痛い。結局アブダビが助けてOKなドバイと違って、輸出一辺倒で経済活動がワン・ディメンショナルな日本は何とかしないといけないんじゃないでしょうか??<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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