2008年にドバイ(UAE)にて日系企業/投資家をビジネス支援するコンサルタント会社"Y's Consultancy"をたちあげた筆者。日本生まれ日本育ちだが海外居住はかなり長い。なので漢字が苦手。楽器オタク。

This blog is written in Japanese. But I sometimes write in English when I feel like it.

2017/04/25

ドバイ ナーサリー(幼稚園/保育園)事情

今月(4月)から1歳4ヶ月になるムスコがナーサリーに行き始めた。

ナーサリーとは日本の幼稚園/保育園の様なところだ。日本と違うところは国のお金は全く入っていないので、当然のことながら値段が高くなる。

ちなみにうちで通わせているところは3ヶ月でAED12000程度。日本円でおよそ36万円強。 よって年間でおよそ150万円弱かかる。

別にうちでは名門幼稚舎に入れてるわけではない。どこもそんな値段設定なのだ。

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日本では国民が公共サービスを安価に、かつ当たり前の様に受けるので、やれ保育園に子供が入れなかったから日本死ねとか、年5万円の給食費を払いたくない(払えない?)とか、「は?」と思うニュースを目にするが、実際医療や教育などは、ドバイに住む外国人の様に全て自費で賄うとなると非常にコストがかかる事がよくわかる。

よって自分で全てを払っている分、何にどれだけコストがかかるのかが非常に実感しやすい。

ただしその代わりドバイでは税金は無いので、給与のうち可処分所得は一般的に多め、その所得をどう使うかは本人次第、というシステムなのだが。

一方、日本ではどれだけコストがかかるかは税金によって賄われるのでよくわからず、そのコスト感を実感する事なく国民が当たり前の様に公共サービスを受けるので、当たり前にサービスを享受する国民の手前、いつまでも赤字国債を発行し続けてしまう、という状態になっているのだろう。

ちなみにドバイのナーサリーだが、これだけ払っても至れり尽くせりではない。昼食やスナックは用意して持たせなければならないし、時間は午前8時から午後3時まで。(もちろんもっとお金を払えば午後6時ごろまで面倒見てくれる)

クラスの内容も1歳児だから、遊ばせたり音楽を聞かせたりとか、バウンサーの上でリラックスしたりとか、まあ教育というほどのものではない。

早速ナーサリーの洗礼を受ける


ナーサリーに行き始めると途端に病気にかかる、という話は聞いていたのだが、1週目を終えた週末、早速ムスコは手足口病にかかる。

実はナーサリーに通わせ始める2〜3週間前に、ナーサリーからのお知らせメールで、ベイビークラス(ムスコが入る予定のクラス)で手足口病が出たので、症状がある子供は絶対ナーサリーに来させない様に、というお知らせメールが入っていた。(手足口病は伝染病)

よってナーサリーで移されて来たことは明らかで、行き始めたばかりだというのに2週目から7日間を休ませる羽目になった。金返せという感じだが。

しかもムスコの手足口病が私に移り、仕事が忙しいにも関わらず40度近い熱が出て2日間寝込むという始末。足には手足口病の変なブツブツができるし。

そしてナーサリーに復活したその次の週末。今度はカゼの様な症状をもらって来たらしく、また高熱をだす。
そして次は妻に移って妻がダウン。

そんな感じでてんやわんやの1ヶ月目です。

ジーナ式崩壊


うちでは生後すぐにジーナ式(ねんねトレーニング)を実践し、10週目からほぼ毎晩夜泣きすることなく寝ることは、実に自慢げに過去のコラムで書いたのだが、

ジーナ式寝かしつけを導入してみた/ジーナ式子育て①
ジーナ式寝かしつけを実践してみた/ジーナ式子育て②
ジーナ式子育てその後(現在生後4〜5ヶ月)
ジーナ式子育てその後(現在9ヶ月〜10ヶ月)

これがナーサリーに行き始めてすっかり夜泣きが定番になってしまった。それまでは夜泣きに無縁だったのが、今は2〜3日に1回は夜泣きするのだ。

どうもナーサリーに行くという大きな環境の変化で、1歳児の頭の中で色々考えるところがあるのだろう。

しかも昼間も抱っこしていないとすぐ愚図る様になった。ジーナ式でほぼ完璧に「手のかからないご機嫌の赤ちゃんが完成した」と思っていたが、ナーサリーに行く、という大きな変化でこれは完全に吹き飛んでしまった。

まあ成長に従ってまた違う問題が出てくる、という事なのだろう。
ここは暖かく見守ろうと思う。

日本人のDNA(Gene:ジーン)について考える


皆さん、日本人と(例えば)欧米人との違い、と言ったら何を思います?(欧米人と一言で言っても北欧系と英米系は違いますが、ここでは英米系を例として)

私が日本人にとって非常にマイナスと思うことの1つは、日本人は失敗や批判を恐れてなかなか行動をしないのに対し、欧米人は失敗しようが、どれだけ下手くそだろうが、とにかくチャレンジする、人前で披露する精神が旺盛、という事。もちろん全般的に、という話で個人差はある。

これはもう日本の組織なんか見たら一目了然だよね。とにかくチャレンジしないで安定志向が一番得。よってイノベーションなし。

私はその精神は日本の教育が元凶に違いないと固く信じで疑わなかった。ところが・・・

こんな事があった。

ナーサリーに私がムスコを迎えに行くと、私を見つけたムスコは非常に嬉しそうな顔をし、よちよち走りでこちらに向かって来た。そしたら机の脚につまづいてコケる。そこで保母さん2人に大笑いされ、すっかり自信喪失したムスコはすっかり歩かなくなってしまった。なんか失敗したという事実が非常に嫌だった様子。

他にもうちのムスコは1歳児にもかかわらず結構人目が気になる様子でやたらと空気読もうとする。私も妻も海外生活は長いので、ノーマルな日本人に比べそんなに空気読まないのだが。

そしてムスコはすでにかなり歩けるのだが、ナーサリーではなかなか歩こうとしない。なんかこう、完璧に自信がつくまでは無理にチャレンジしない、という態度なのだ。

そんな事を教えた覚えはないのだが。

そこで思った。

失敗を恐れ、完璧に自信がつくまで中々外で披露しないのは、日本人のDNA(ジーン)にもともと入っているものなのではないのだろうか、と。

まあ、ムスコがそういう性格なだけかもしれませんけどね。ちょっと考えすぎですかね。

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