2008年にドバイ(UAE)にて日系企業/投資家をビジネス支援するコンサルタント会社"Y's Consultancy"をたちあげた筆者。日本生まれ日本育ちだが海外居住はかなり長い。なので漢字が苦手。楽器オタク。

This blog is written in Japanese. But I sometimes write in English when I feel like it.

2015/09/24

「アラブ人男性はスイーツがお好き」と市場を知る事の重要性

先日、妻が行きたいというので、ダウンタウンにあるパンケーキ屋、 “Clinton Street Baking Company(クリントン・ストリート・ベイキング・カンパニー)”に行った。

本店はニューヨークにある有名店らしい。その名の通りクリントン・ストリートにあるのだろう。
私はNYに長いこと住んでいたが、行ったことはなかった。特にパンケーキ好きでもないし。

でもこのパンケーキは厚みがあってもちもちしていて非常に美味しい。ただしパンケーキはデカいので、全部は食べられなかった。





当然、有名店なので東京(青山)にもあるようだ。

感覚として「青山のおしゃれ目なパンケーキ屋」といったらどんな客層を思い浮かべるだろうか・・・・

女性
若いカップル
ママ友グループ

なんてとこかな。おじさん1人ではなかなか行かないよね。

それではドバイ・ダウンタウンのパンケーキ屋(週末午前中)ではどんな客層だったかというと・・・

欧米人風の奥様グループ
欧米人風の家族

といった日本と同様な層に加え、欧米人風のおじさんお一人様、そして意外にも客の半数程度を占めていたのが、20代、30代とおぼしきアラブ人男性2、3人組のグループだ。そう、アラブ人女性ではなく、アラブ人男性グループだ。
ドバイ人口の多くを占めるインド人、パキスタン人など南アジアの人は全く見かけなかった。


日本のおしゃれなパンケーキ屋に20代、30代のヒゲの濃い男性客が沢山・・・

っていうのはあまり想像できませんよね。

スキンヘッド&ヒゲに筋肉モリモリマッチョのアラブ人男性2人組が、本日おすすめの特大ワッフル+フルーツ&ホイップクリーム大盛りなんか食べているところを見るとなんか微笑ましい。

じつはドバイを含むGCC諸国のアラブ人は、宗教の関係(イスラム国家)でお酒を飲まない人が多く、とにかく甘い物が好きな人が多い。

そして(多分その結果)糖尿病の発症率も非常に高い。中東スイーツとしてはバクラヴァなどのレバニーズ・スイーツが有名だが、暴力的とも言える強烈な甘さに圧倒される。(でも美味しいですよ)

そんな感じでスイーツに限らず、実は日本から想像するのとはちょっと市場が違う、というケースは多々存在する。

日本のテレビでドバイのネタ見ると、とにかく「金持ち」「セレブ」を連呼するので「高い物でも何でも売れる」と思っている人が結構いるが、実はそう単純ではない。

金持ちはもちろんいるが、単純に金持ちの数なら圧倒的に日本の方が数が多いし、「高いモノ」なら何でも買ってしまうほどここの消費者はバカではない。

オイル以外、自国でほとんど何も生産しないUAEは、ほぼ全ての物品を世界中から輸入している。日本製品(メード・イン・ジャパン)では自動車や産業機械といった分野で強い。

ただし日本からのコンシューマー・グッズは非常に苦戦している、と言わざるを得ない。

なぜなら、世界中からグッズが集まるドバイでは、

  • 安い商品は他のアジア勢に押され劣勢(家電などが代表的)
  • 高い商品はヨーロッパ製品のブランド力に敵わない(衣類、バッグ、時計等々)

からだ。

UAEは親日国ではあるが、「メード・イン・ジャパン」が有利だった時代はすでに終わっているし、東南アジアと違い「憧れのベクトル」はヨーロッパに向いている。
市場を理解する、という点ではたとえばこんな話がある。

日本から、日本伝統のある高級素材を使った非常に涼しい、そして日本製なので値段の高いワイシャツがある、と言う。(特に知られたメーカーでは無い)
社長はドバイに来たことは無いが、とにかく「ドバイで売れるに違いない」と断言している、という。

「真夏の気温45度に達する金持ちの国ドバイで、涼しい特殊素材を使ったワイシャツ。ただし値段は高い。」

なんか一見すると売れそうですよね。

しかし実はそんなに単純では無い。

ドバイに夏場ビジネスで来たことがある人はご存知と思うが、外は気温40度を軽く超えているというのに、スーツの上着だけならまだしも、ご丁寧にネクタイまでしているビジネスマンがけっこう多い。

ここでは英国の植民地だったことで、正装文化があるのだろう。アメリカ式のカジュアルさとはちょっと違う。

ドバイでお金を持っているのは、こういった業界で働く層が多いし、またはカンドゥーラという地元の民族衣装を着ているGCC諸国のローカル達だ。当然カンドゥーラを着る層に機能性ワイシャツはいらない。

そしてオフィスの中は冷蔵庫のように冷え冷え。

とにかく寒くて上着が必要なのだ、外は40度だと言うのに。こうなるとシャツの機能性で涼しい、というのはどうでもよくなってしまう。日本のように節電だ、エコだ、など無いのでちょっと暑ければ室内温度を0.5度下げればよい。

そして同じ高い値段を出すなら、機能性よりもアルマーニなどブランドシャツを選ぶ人が圧倒的に多い。アルマーニのシャツが多少暑くても室内温度を下げれば良いのだ。

日本のように「暑さに自分を調和させる(エコ)」のではなく、暑さを「豊富なエナジーを使って自分に調和させる」のがここのやり方だ。

一方、外で作業をしなければならない層というのもいる。

こういう層はとにかく過酷な暑さの中での作業を強いられるが、こういった職業につく人は「高級ワイシャツ」を買う層ではないし、雇い主がユニフォームを支給するのが通常だ。
労働者をけっこう酷使するアラブ系/南アジア系の会社では、雇い主が機能性シャツを従業員へ渡して生産性アップ・・・などとは考えない。

というわけで、「値段が高く機能性であるが、ブランドが知られていないワイシャツ」はターゲットとニーズがちぐはぐになってしまう。

実は日本の「モノづくり」に典型的な、「名前は知られていないが品質が良く、値段が高い」というコンシューマー・グッズは非常に難しい市場なのだ。

高いモノを売りたいのであれば、ゼロからのブランド創りに尽力しなければならない。



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2015/09/11

ドバイ不動産展示会 シティスケイプ2015レポート

9月8日から10日まで、中東最大の不動産展示会、"Cityscape Global 2015"がドバイのワールド・トレード・センター(コンヴェンション・センター)で開かれた。

今年に入ってからドバイ不動産市場はスローダウンしているが、オフプランプロジェクトのローンチは衰えを見せていない。会場は熱気に満ちていた。


Maydanによるプロジェクト"Maydan One"
 各ディベロッパーが上の写真の様な模型を見せ、現在販売中のユニットを投資家に販売していく。
どのディベロッパーも大規模なプロジェクトのローンチを発表しているが、実際にこれが全部完成したらかなり過剰供給となる。

最終的には、中止になったり、規模を縮小するプロジェクトも出てくるので、とにかくオフプラン物件の購入は気をつける必要がある。絶対完成させるディベロッパーもあれば、責任感の無いディベロッパーもあるからだ。

 それでは気になったデベロッパーの様子をいくつか挙げたいと思う。


MERAAS

JBRのザ・ビーチや、Al Waslロード沿いのCity Walkなど、コンテンポラリーで洒落た商業施設を手がけるメラーズ・ホールディングスは、古いアラブ風建築のブースで落ち着いた雰囲気。



これが何のプロジェクトか確認しなかったが、最近バールドバイ寄りのドバイクリーク沿いで大規模な工事を行っているので、おそらくこのプロジェクトなのだろう。あれもメラーズだったのか。なかなか期待の持てるコマーシャル・プロジェクトだ。


EMAAR

オフプラン物件を買う場合、とにかく外したくなかったらエマールを買えばよい。と断言でできるほど、ドバイのディベロッパーでは最も規模の大きい、そして最も評価されているディベロッパーだ。

オフプラン物件価格のベンチマークとなるのもエマールのプロジェクト。
ただし不動産市場が過熱している時には、買うことすら難しい。

まず新規プロジェクトのローンチがあると、セールスイベントに参加するために抽選されなければならない。ちなみにこの時点では価格は公表されない。

そしてセールスイベントで間取り図を見ながら自分の順番が回ってくるのを待ち、順番が回ってきたところでセールスマン/セールスレディと話して価格を知ることができる。

そこで買うかどうか、買うならどのユニットを買うかを即決。その場で物件価格の20〜30%を小切手で支払う。

小さい物件(1ベッドルーム)でも今のレートで4000万円近くするから、1000マソ以上の現金払いを即決しなければならない。

というわけでエマールの物件を買うには、慣れとスピード感が必要で、日本人には苦手なスタイルだ。
だがモタモタしていると、いいユニットはどんどん売れてしまう。そしてセールスイベント当日(というか午前中)に全て完売してしまう。

今年のCityscapeでエマールが力を入れていたのが、クリーク沿いのThe Lagoonsというプロジェクト内のDubai Creek Harborとその周辺のビルディング、工事が引き続き行われているダウンタウンのプロジェクト、それから前述のMeraasとのジョイントベンチャーであるDubai Hills Estateだ。

ダウンタウン

The Lagoons

Dubai Hills Estate

このDubai Hills Estateは良いものができるのではないかと期待している。なぜなら私自身、その中のアパート物件を買ってしまったからだ。完成まであと3年。



NAKHEEL





 ドバイショック時には会社の存続すら危ぶまれたナヒールだが、リストラクチャリング(企業再構築)を経て今のところ順調な様子だ。

ドバイ不動産バブル崩壊直前の2008年のCityscapeでは、ブルジュハリファ以上に高い1200メートル級のタワーを発表してド派手だったが、今回は出してるプロジェクトはおとなしめ。
 私の目についたのは、私の家の目の前にあるイブン・バトゥータモールの拡張モデルくらいか。

Cityscapeには出展していなかったが、最近のナヒールはパームジュメイラの商業施設(と付帯するレジデンス)に力を入れている。



DANUBE

最近は、2008年までの前回の不動産バブル時には存在していなかった新興ディベロッパーも登場している。このDANUBEもその1つ。元々は建築資材貿易の会社だ。

南アジアのイイ男と、とにかく「1%」を全面に押し出した、まるで建築資材販売店の様なブース。


この手の新興ディベロッパーは完成させた物件がまだ無いので、模型/図面で買うと、どの程度の完成度なのかがわからず非常に不安だ。

なにしろ模型ほど立派に造らないディベロッパーが結構あるのだ、中小のディベロッパーは。

ただし価格は安い。そして大手ディベロッパーと違い、支払いに関してもフレキシブルなのが特徴で、このDANUBEでも毎月1%の支払いでOKを謳っている。

完成物件のクオリティさえ「まあ、こんなもんか」と言えるレベルであれば、お得な買い物になる可能性は大いにある。実際、結構売れているらしい。

他に今回は見当たらなかったが、NSHAMAという新興ディベロッパーもある。

こちらは元エマール社のエグゼクティブが起こした会社だが、このディベロッパーは"Town Square"という結構規模の大きいプロジェクトを発表している。

支払いもフレキシブルで、完成物件のクオリティがそれなりであれば非常に面白い不動産プロジェクトだ。


DAMAC

セールスマンの数ではとにかく他を圧倒しているダマック。

ブースまわりをがっつり固めるセールスマンたち

ブース廻りを歩いているだけで次々に声かけられた。(他のブースでは資料や模型を食い入る様に見ていても、ほとんど声かけられることはなかったんですが。 )

特に複数の中国人セールスレディから「アーユー・チャイニーズ?」と。

違うよ、あなたたちの嫌いな日本人です。

中国人のセールスパーソンを何人も雇っているなんて、ドバイ不動産への中国人の投資もすごいんだろうね。

ダマックは政府の資本が入っていない完全な民間ディベロッパーだったと思うが、資本力はかなりある、というのが私の見立てだ。

このダマックはとにかくセールスには力を入れる。

FENDIやパラマウントの名前で「ブランド」を全面に出し、その分割高に売るのも特徴だ。 そして「ドバイのビバリーヒルズ」が彼らのキャッチフレーズ。そしてペントハウスを買うと「もれなくランボルギーニをプレゼント」なんてのもダマックの得意なパターンだ。

個人的にはそのランボルギーニの代金でドアの材質でも向上させて欲しいが。

ダマックのプロジェクトは、間取りや施設など特殊で面白いプロジェクトもあるので、セカンダリーマーケット(中古市場)で完成物件の質など確かめてから買うのがベストだと個人的には思う。


私の評価ではそんなダマックだが、資金力はあるのでプロジェクトが遅れるといった心配は無い。
2020年のドバイEXPOへ向け、エクスポ会場近辺のプロジェクトの計画もちらほら始まったところだが、資金力にモノを言わせるダマックはまわりに何も無いのにすでにホテルの建設を始めてしまった。


まわり数キロ(いや多分10数キロ)ほんっとに何もありません。ここに泊まってどうすればいいんでしょうか??ドバイの市街地からは遥かに遠いし。

DWC(ドバイ・ワールド・セントラル)といえば、Dubai Southというディベロッパーが25ビリオン・ディルハム(USD7ビリオン)プロジェクトの”The Village”を発表。


ここだけで100万人が住み、500,000人の雇用を創出するとのふれこみだが・・・・

 実は私はDWCのプロジェクトには懐疑的だ。

DWCのエアポートが現在のドバイ国際空港に取って代わるのは相当先(20年後とか?)だろうし。

エリアは今のところ何も無い。
ドバイの市街地からは相当遠い。

エクスポの会場エリアではあるが、エクスポ施設に関しては、会場だけ作って取り壊しになるのでは無いかと思う。

といわけで、今年の不動産展示会シティスケイプのレポートでした。




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2015/09/07

ドバイ観光みどころ(オヤジ向け)その2

前回のドバイ観光みどころ(オヤジ向け)その1からの続きです。

パームジュメイラ&ザ・ワールド


両プロジェクトともにドバイの人工島。パームジュメイラへは車で簡単にアクセスできます。

一方、ザ・ワールドでは最近ビーチクラブがオープンしており、専用のボートで行くことができるようになっています。

でもやはりこれらの人工島を見るのに最も適した場所は空からです。
お金持ちならヘリをチャーターして空からドバイの数々の不動産プロジェクトを眺めるのも楽しいのではないでしょうか。






それからビーチリゾートであるドバイでは各種クルーズ系もお勧めです。
ドバイマリーナからダウ船のクルーズが出ているし、クリークサイドからもダウ船クルーズがあります。




 

中古車マーケット


車好きのオヤジならAl Aweerの中古車マーケットに高級スポーツカーのみを扱う店舗が幾つかあります。
フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、ロールスロイス、ベントレーなどなど。



ただし最近は、特に高級な車両(価格にして3000万円以上の車両)を扱うショールームは、ドバイの中心地を通るシェイクザイードロード沿いに移動しつつあります。

食事(セレブシェフ系) 


ドバイにはヨーロッパのセレブシェフ系レストランが多数出店しています。でも高いですが。

食事(ローカル系) 


一般的にアラブ料理と言えば、実はレバノン料理が代表的。
ドバイのいたるところにレバノン料理店はあるし、ホテル内でライセンスを持っているところではお酒を出す店もある。

他にUAEの地元料理というのがあり、これは結構南インド料理に似ている。
南インド料理は当然カレーなのだが、UAEの郷土料理はカレーが辛くなくなったシチューのような感じ。
旅行客が行くのであれば、ドバイとアブダビに数カ所あるAl Fanar Restaurantが入りやすいし、地元のUAE人も多いのでドバイに来た雰囲気が味わえる。ただしお酒は出ない。

それからローカル食と言えば、基本的にインド人、パキンスタン人が人口の半分以上を占めるドバイでは、これらの国々のレストランも多い。

基本的にはカレーであるが、実は地域によってそれぞれカレーは違う。

バターチキンなどの北インドの料理(カレー)や、Calicut Paragon等で食べられるシーフードを中心とした南インドのカレー。RAVIレストランのパキンタンカレーなど。

それぞれ違うのでカレーフェチの人はドバイで様々な国/地域のカレーを試してみるのも面白いかもしれない。

灼熱のドバイ魚市場で売られているこいつでサメカレーでもいかが?
  

飲む


アルコールはご法度なイスラム教国であるが、ドバイにはヨーロッパ系のバーやパブがホテル内に多数出店している。

例えばベルギービールを出すBelgian Beer Cafeやドイツビールを出すHofbrauhausなど。
他にもアイルランド系パブを意識したIrish Villageもある。もちろんイギリス系パブも。

空港前のメリディアンホテル内のWarehouseなどもドラフトビールの種類が多く、ドラフトビール好きにはお勧め。

シーシャ (水タバコ)


私、タバコは随分前にやめましたが、シーシャは家にもセットがあってたまに吸います。
普段タバコを吸わないので結構効き、そしてリラックスできる。

そしてその夜はニコチン効果からか寝れなくなります・・・

シーシャはドバイの多くのバーや、シーシャカフェ、アラブ系レストランで体験でき、お勧めですが、1回のシーシャ・セッションでタバコ(シガレット)1箱位の悪影響があるらしいので、吸いすぎないように注意しましょう。




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ドバイ観光みどころ(オヤジ向け)その1

最近、たまたま「ドバイに観光に行くんだけど、オススメな見所は?」と聞かれることがあったので、ここにまとめてしまおうと思う。

ドバイは歴史的建造物など全く無いので、ローマやイスタンブールなど世界の見どころ満載の有名な観光地に比べ、そういう意味では見るべきところが少ない。

よって短時間に忙しくスケジュールびっしり観光名所を入れたい昔ながらの日本人の観光旅行にはあまり向かない。
高級ホテルのビーチ&プールで、ビールでも飲みながらのんびり本でも読んで過ごすヨーロッパ人的ヴァケーション・スタイルが、もともとドバイに合っている旅行スタイルだ。

ただし近年のドバイ経済の発展により、歴史は無いものの新しく造られた見所が多数完成してきている。

まあドバイの観光は、「ビーチ&プールでのんびり」と共に、そこに住んでいる感覚でショッピングや食事を楽しんだりするシンガポール的旅行に近いと言えるだろう。

では以下に、私が思うドバイの見所を箇条書き。

デザートサファリ



何と言っても外せないのがデザートサファリ。

デザートサファリとはトヨタ・ランドクルーザーなど4輪駆動車で砂漠へ行き、砂漠をジェットコースターのように走った後、キャンプ地へ行ってアラブ風の食事やベリーダンス/ラクダ乗りといったアクティビティを楽しむイベントだ。

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業者も沢山あるが、イスラム教というお国柄もあって結構お酒を出さない業者が多い。
そこで、私を含めた多くのオヤジ達に欠かせない、お酒を出すデザートサファリとしてまず挙げられるのがエミレーツ航空系列のArabian Adventures(アラビアン・アドヴェンチャーズ)だ。

アラビアン・アドヴェンチャーズは規模が大きいだけあって、砂漠の施設も同社専用のもので、キャンプ地の雰囲気も良い。お酒も出る。
そして数あるデザートサファリのうち価格が最も高い。

ただ私、個人的にはこの業者はあまり好きではない。

たまたまかもしれないが、前回はドライバーの人間性がイマイチで、日本人の独身の若い女の子なんか参加していると明らかにナンパしたそうだった。
そう、とにかくこの辺りの男達は日本人の女の子が大好きで、ナンパは日常茶飯事。それをそのまま仕事に持ち込んでくる奴もいる。

そしてアラビアン・アドヴェンチャーズの運転は、(ガソリン代をケチっているという噂があり)ちょっとおとなしめだ。

そこで私がオススメしているのは、Arabian Nights (アラビアン・ナイツ)という業者。

運転が非常に豪快なので十分サファリを楽しめる。

豪快に走るのでランクルの性能をフルで体験できます。そうか、ランクルとはこういう為に造られた車なのか、と。(豪快なので車のピラーに頭をぶつける事もあるので気をつけたい)

追加料金ながらお酒も飲めます。キャンプはアラビアン・アドヴェンチャーズほどお洒落ではないが、必要十分だ。


ドバイモール&ブルジュ・ハリファ&噴水


この辺はお約束ですね。オヤジ的に特筆すべきことは無いかな。

ブルジュ・ハリファに登る場合、ドバイでは雨が降って天気が悪いという事はまず無いですが、風の強い(特に春に多い)日には砂が舞って視界が悪いことも結構あります。

現在の高い位置に展望台が移動してからは、私もまだ登っていません。
通常料金で登りたい場合はこちらのサイトで要予約です。

 http://www.burjkhalifa.ae/en/


旧市街


ダウンタウン・ドバイ、ドバイ・マリーナ、パームジュメイラなど新しいドバイを見るのもいいですが、旧市街地を歩くと全く違うドバイを見ることができます。

単に「セレブ」「金持ち」ドバイとは違う、汗臭い、かつスパイス臭いドバイを見ることができるでしょう。

店員がやたらとしつこいオールドスークから、アブラに乗って対岸に渡り、スパイススークでヴァイアグラのパチモンを物色した後、ゴールドスークへと歩けます。

ゴールドスークは夜に行くのが良いかな。金でギラギラ。


ジュメイラビーチ、またはJBRのザ・ビーチ


近年遊歩道なども整備されたので、のんびり散歩などするのも良いでしょう。(涼しい時期、11〜4月限定。夏に行くと死にます。)


バブ・アル・シャムズ 


バブ・アル・シャムズは砂漠にあるホテルです。
ホテルに泊まらなくても食事やドリンクだけでも砂漠の景色を楽しめます。


シェイク・ザイード・グランドモスク/ヤス島(フェラーリ・ワールド)/アブダビ・コーニッシュ/エミレーツ・パレスホテル




これらはアブダビ観光では欠かせない場所です。

アブダビはドバイよりもローカル色が強く、ドバイとはまた違った雰囲気のある街です。コーニッシュはよく整備されています。

アブダビへはドバイから車で約1時間半〜2時間。

続きは次のエントリー: ドバイ観光みどころ(オヤジ向け)その2へ。



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2015/09/01

オリンピックエンブレム問題から妄想する日本文化

今日、しばらく(日本で)世間をお騒がせしていた佐野研二郎氏のオリンピックエンブレムが撤回されるとのニュースがあった。

パクリ問題があったとは言え、私個人的にはこの最終案のエンブレムは結構好きだった。
現代作品風でモダンかつAmbiguousでありながら主張も感じられる。

などと偉そうに言ってみたりして。

この一件、もともとシンプルなロゴデザインなんだから、似てしまう事なんていくらでもあるだろう、と思っていたのだが。

ネット民の凄まじいリサーチ力によって暴かれた内容を見ると、やっぱりパクって簡単に仕事を片付ける体質があったのかなあ、と思ってしまう。(本当にパクったのかどうか、ネット民の言ってる事が真実かどうかは結局わからないのだが)

 オリンピック組織委員会から許可取ってないがパクって写真を載っけてしまおう。


パクリ体質が問題なのは佐野氏個人なのか、広告アート業界全般なのかよく知らないが、やれアート(芸術)だとかクリエイティブだとかにビジネスが絡んでくると基本的にろくなことが無い。

音楽もそう。私は音大を出ていて音楽には造詣が深い(と思いきって言ってしまおう。この際。)が、それで食ってる所謂「プロ」と言われる人の作品であっても、

何じゃこりゃ?
アーティスト?
クリエーター?

アホか。
と一蹴してしまいたくなるブツが多い。そりゃ〜もう、ひどいもんだ。

これは個人的な意見だが、音楽を始め芸術といわれるモノの本当の良さはその芸術をよく知っている人間にしかわからない。批判を恐れず言ってしまえば、結局一般の人々にはアート(芸術)はわからんのだ。

例えば、普通の人にグレン・グールドとジュリアード音楽院ピアノ科の学生、両者のバッハの演奏を聴かせたらどっちがどっちか、どっちが良いのか、なんてわからないだろう。ジュリアード音楽院の学生だってそれなりのレベルだから。結局そういうもんだ。

だけどこのアート(芸術)がビジネスとして成り立つためには、一般の人がわかる代物でないとビジネスとして成り立たない。

そんなわけで才能あまり無いビジネス上手な「なんちゃってアーティスト」「なんちゃってクリエーター」が多数産まれてしまう。そしてこの「なんちゃって」が業界の大物になり、さらなる「なんちゃって」を発掘し、業界自体がなんちゃっての巣窟になっていく・・・

ちょっと言い過ぎか。

ここで問題なのは、本当に才能のある、スポットライトの当たるべき人にライトが当たっていないのではないか。ビジネス優先のために埋もれていく才能の持ち主が沢山いるのではないか、という事。

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ところで最近の日本は、佐野研二郎氏のパクリ問題を始め、偽ベートーベンこと佐村河内守氏やSTAP細胞の小保方晴子氏など、グローバルレベルの問題児が出てきてなかなか楽しい。

佐野氏は佐村河内氏や小保方晴子氏の様な謝罪会見は行うのだろうか。会見するならどこまで本当のことを言うのだろうか。

というのも日本のこの手の会見はいつもあやふやな会見に終始してすっきりしない。謝罪しているような言い訳しているような、なあなあにしてことを荒立てずに批判の波が消え去るのを待とう、みたいな・・・

一方、謝罪と言えば思い出したのが、米国のオプラ・ウィンフリーの番組でのランス・アームストロングの薬物使用の告白だ。

自転車競技でレジェンド的な偉業を成し遂げてきたアームストロングが長年否定し続けてきた薬物使用をついに番組で認めた。涙を流しながら「もう洗いざらい全てを告白します」って感じだったと思う。(まあオプラ番組のマーケティングと合致してビジネス臭いが)

それらを思い出すうちに、こんなことを考えた。 欧米を始めとするキリスト教圏の人たちは、「罪、失敗、恥などをすべて告白することで自己救済を得られる」と考えるようだ。

昔 10代の頃、アメリカ交換留学時にホームステイさせていただいた家庭が敬虔なモルモン教徒で、日曜日はいつも教会に行ったのだが、そこでは週ごとに1人ずつ壇上に上り懺悔(罪の許し)をする、というイベント?(儀式?)が行われていた。細かい内容は忘れてしまったが、皆の前で罪(犯罪まで行かなくても単に悪いと思われる事柄、恥など)の告白をし許しを請う、というものだったと思う。

一方、日本人はどうだろう。たぶん「恥は自分と一緒に墓場へ持って行く」文化ではないかと思う。

ビジネス界でもオリンパス問題にしろ東芝問題にしろ、残念ながら自浄作用がなかなか働かないのが日本の文化だ。

そう考えると、明日(9月2日)は連合国側から見た日本ーアメリカ間の終戦記念日なのだが、日本の謝罪がいつまでたっても受け入れられないのもなんとなく合点が行く。

よく「ドイツと違い日本は謝罪が足りない」と言われる。

 個人的には、これは単に「周辺国がオトナで許してくれる土壌があった」ドイツと、「周辺国があんなんでいつまでも許してもらえない」日本の違いだと考えていたのだが、違う見方もできそうだ。

ナチスが何をやったのか徹底的に調べて全てを告白したドイツに対し、日本軍が行った蛮行(例えば南京事件とか)に関しては、いつまでもうやむやで本当に何があったのか、そもそもあったのかどうか、あったのならどれだけの規模であったのか、なんかうやむやでよくわからない、というのが多くの日本人の印象だろう。
(だがかつて見たBBCの南京事件ドキュメンタリーでは元日本兵士が複数出演して告白しており、何らかの蛮行があったのは間違いなさそうだ。 )

かつての兵士が「告白して贖罪」の文化であるドイツと、「罪、恥は墓場へ持って行く」文化で実際何があったのか表に出て来ない日本、という違いも影響しているかもしれない。

そして、日本人の謝罪会見はいつも、

 謝罪しているような言い訳しているような、なあなあにしてことを荒立てずに批判の波が消え去るのを待とう、みたいな・・・ 

そんな感じ。

というわけでまったく話が脇道へそれてしまったが、佐野研二郎氏には業界ひっくり返すくらいの潔い全告白を期待したいと思ってます。




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