2008年にドバイ(UAE)にて日系企業/投資家をビジネス支援するコンサルタント会社"Y's Consultancy"をたちあげた筆者。日本生まれ日本育ちだが海外居住はかなり長い。なので漢字が苦手。楽器オタク。

This blog is written in Japanese. But I sometimes write in English when I feel like it.

2015/07/27

ゆるキャラ、アメリカ上陸

海外に住んで17年経つが、外から見ると「日本って変」と思う事がいくつもある。

それは労働市場の新卒採用であったり、Kawaii文化であったり、CCメールになぜか上司が入っていたりと様々だが、中でも特に日本特有であり、頭を抱えてしまうほど変な文化だと思うのが「ゆるキャラ」だ。

まあ、マスコット自体はディズニーやアメリカのプロスポーツチームにも存在するが、自治体や企業がゆるいマスコットを創造して大々的にPRし、それがまた全国的なブームになる、という状況は日本でしか考えられない。

日本はマスコットを完全にアナザーレベルに引き上げてしまった。トヨタがカイゼンによってマニュファクチャリングを変えたように。

全国の自治体や企業の会議で、マスコットをどうするかで真剣な議論が交わされているのかと思うと笑ってしまう。
これも日本人の「こだわり」が成し得た業(わざ)でしょうか。

そんな時にこんな動画を見つけた。
アメリカのコメディ・ショーで日本の「ゆるキャラ (Japan Mascots)」が取り上げらている。


いや〜。腹を抱えて、しかも涙を流して笑ってしまいました。
英語のわかる人にはぜひそのまんま見てもらいたいビデオです。

英語のわからない人にかいつまんで説明すると、まずショーホストのジョン・オリバー氏が、日本では政府機関や公共サービスが民衆を引き込むために「典型的に日本」な方法を使う=それはマスコットだ、と説明。

そこで、ゆるキャラグランプリ(?)の映像が流れ日本では1500ものマスコットがいると説明され場内がどよめく。
その後、刑務所マスコットの”カタコリチャン"が紹介され、名作映画”Shawshank Redemption(ショーシャンクの空に)"の刑務所シーンに”カタコリチャン”が登場していたら、まったく違う映画だっただろうと笑いを誘う。

そして人気のくまモンは2年間でUSD1.2ビリオンも稼ぎ出した事が紹介され、くまモンのプロモビデオが流される。


くまモンダンスを見て開いた口が塞がらないオリバー氏の反応・・・

「もう人間と関わるのは止めた。僕に話すときはくまモンのアウトフィットをつけるか、それができないなら出てってくれ(Get the F--- Out!)」

でもくまモンは実は最もポピュラーなマスコットではない。それはふなっしーだ。
でっかい梨であるふなっしーは、記者会見も行えば、非常にインプレッシヴなテレビ出演も行う。その1つがこのビデオ。

(ここで爆弾から逃げるふなっしーのビデオが流される)


またまた開いた口が塞がらないオリバー氏。
「こんなすごいビデオが存在していたら、他のショウなんて誰も見ないヨネ」

そしてマスコットは政治の世界にも及び、イスラエル大使館ですら、マスコット「シャロンちゃん」を発表。


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そして圧巻なのが、夕張のマスコット、怒ったクマがメロンを被った「メロンクマ」だ
メロンクマが小学校を訪問し、子供を恐怖に落とし入れる。


いや〜、すごいね。日本のゆるキャラ。

多分外国人の反応はオリバー氏と同じく「完全に違う世界にイっちゃっていて開いた口が塞がらない」。でも同時に単なるマスコットをここまでにした日本人に対して畏敬の念を抱いている、という感じかな。

よく日本人は生真面目だと言われるが、いわゆるガラパゴス商品と同じで、行き過ぎちゃった時のハズレっぷりが凄まじく、時に楽しい。

そんな日本を僕は誇りに思います。



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