2008年にドバイ(UAE)にて日系企業/投資家をビジネス支援するコンサルタント会社"Y's Consultancy"をたちあげた筆者。日本生まれ日本育ちだが海外居住はかなり長い。なので漢字が苦手。楽器オタク。

This blog is written in Japanese. But I sometimes write in English when I feel like it.

2009/02/09

ブッシュ元大統領に靴を投げた記者に最高15年!!の求刑

Iraqi shoe thrower faces 15 year jail term - reports

ブッシュ元大統領の最後のイラク訪問時に起きたこの事件。2月19日に裁判が行われ、靴を投げたイラク人記者に対して最高15年の求刑がされているとのリポートだ。


ブッシュ氏のよけっぷりがお見事な現場ビデオ

アラブでは「靴を投げつける行為は相当な侮辱」とされ、イラクの法律では「外国要人に対する暴力行為は重罪」であると解説している。だから最高15年なのだとか‥‥

ところで私を含め靴を投げたイラク人記者に対して同情する人も多いのではなかろうか?ブッシュ氏に靴を投げたい人は世界中にたくさんいると思う。ブッシュ元大統領の間違った外交政策のせいで命を落とした人々がたくさんいる。これはイラクの人々だけでなく、戦地で亡くなったアメリカ人も含めてだ。しかもアメリカ人にはブッシュ氏を選んでしまった責任があるが、われわれノンアメリカンにはその責任はない。(アメリカ大統領は影響力が大きすぎるから、世界中で投票して選んでみてはどうか?)

最近のイスラエルのガザ侵攻でもそうだったが、戦争となるといつも被害を被るのは末端の人々だ。戦地で人が死ぬという事実に対して、行動を決定した政治家の責任というのはあまりにも軽すぎる。

と書き出したらムカついてきたので話題を変えて‥‥

もう一つアラビアンビジネスからのニュース。ドバイでのビザ発行数はキャンセル数を上回っている、というドバイ政府からのオフィシャルな話。

Dubai issues more work visas than it cancels - official

最近メディアでよく取り上げられていた「世界不況のあおりでドバイを出て自国へ帰る人が増えている」というニュースに敏感になったドバイ政府が反論したいのだろう。1月にはキャンセルする数1000件に対して発行数1000件と言ってるから、まあ帰る人、来る人プラマイ0ということでそんなもんだろうとは思う。

なにかと臭いモノには蓋をしがちなドバイ政府だけど、とくに最近は「不況のドバイを脱出する人が急増して街がゴーストタウンになっている」などど完全に間違った話もあって「もはやドバイ・バッシング」の域に達しつつあったから、これからは情報を開示して理解を深める方向になってくれれば良いと思う。

ところで私が住むのはドバイ南西のいわゆるニュー・ドバイ地区だが、移民者が減ってきたのと市場に出る物件が増えたことで賃貸住宅の需要と供給が逆転し、家賃が下がってきたことがうれしい。不況になることは悪いことばかりでもないのだ。オフィスやモールなどの賃料が下がることによって、これからは中小企業のドバイ進出もやりやすくなっていくと思う。

さて。いろいろ言われるドバイ経済ですが、おそらくドバイは大阪府やカリフォルニア州と同じように資金繰りが難しくなっているということではないかと思う。(もちろんドバイ政府は言わないが)
完成した不動産プロジェクトの支払いが元締めの政府系ディバロッパーから回ってないという話を聞くからだ。まあ、開発の規模がデカすぎたのが原因だろう。

大阪府やカリフォルニア州と違うのは国自体には金があるということですかね。日本やアメリカは借金泥沼に入りそうですが、アラブ首長国連邦はけっこう立ち直りが早いのではないかと思います。

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