2008年にドバイ(UAE)にて日系企業/投資家をビジネス支援するコンサルタント会社"Y's Consultancy"をたちあげた筆者。日本生まれ日本育ちだが海外居住はかなり長い。なので漢字が苦手。楽器オタク。

This blog is written in Japanese. But I sometimes write in English when I feel like it.

2017/11/16

ついにVAT(付加価値税)詳細が姿をあらわした。

来年2018年から始まると発表されていたUAE初の本格的な税制度、VAT(付加価値税)だったが、詳しい内容、特にフリーゾーン法人のビジネスにどう関わってくるか、についてはExecutive Regulation待ち、という状況が続いていた。

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本来は「10月に発表される」という予定だったが、結局VAT開始の1ヶ月半前のここに来て、いよいよドラフト版が公開された。

そんなわけで、内容をさらっと確認し、特に日本人が行うビジネスに該当するであろうと思われる幾つかの条項について解説したいと思う。
(私は法の専門家ではありませんので、ここに書く内容にてついては保証しません。各自でご確認をお願いします。)

まずVATの大枠について


先月からFederal Tax Authority(無理やり日本語にするなら連邦国税庁?)に登録する様に、と各方面で告知がなされていた。実は弊社もすでに申請は済ませており、登録を待っている状態だ。この登録義務には条件があり、それは以下のようなものだっだ。

  • Taxable Supply (Goods or serivice)の売上がAED150 Million以上の法人:10月末まで
  • Taxable Supplyの売上がAED10 Million以上の法人:11月30日まで
  • Taxable Supplyの売上がAED375,000以上の法人:12月4日まで

そこで疑問は "Taxable Supply"とはなんぞや、ということだと思うが、ぶっちゃけこれはほぼすべての物品(やサービス)が入ると考えてしまって良い。Taxable Supply以外はExempt Supplyと言うが、これに相当するのは、

  • 土地
  • 居住不動産賃貸価格や、ディベロッパーから直で購入する不動産
  • 公共交通
  • 金融業の一部

などであって、殆どの日本人が行うビジネスはこれらに入らないからだ。

だがTaxable Supply全てに5%のVATがかかるか、というとそうではなくて、その中にはStandard_Rated(5%課税)とZero-Rated(0%課税)の2種類があり、特にフリーゾーン法人の立場も相まってその内容がはっきりしなかったのだが、今回のERの内容によると、カスタマーがGCC諸国に属している場合は5%の課税、それ以外の場合はZero-Ratedというのが大枠での考え方のようだ。

そこで当初言われていたことと違った内容もある。

ゲートで仕切られたフリーゾーンでもローカル会社やゲートの無いフリーゾーンと同様に課税される


日系ビジネスの多くはフリーゾーンにてビジネスを行っている。

巷では、ゲートで仕切られたフリーゾーン、例えばJAZFAやDAFZA(特に日系大企業が多い)、それからシャルジャのSAIF Zoneなど、は非課税になるのではないか(よって税制面で有利)。一方、DMCCフリーゾーンやインターネット・シティなど、ゲートで仕切られていないフリーゾーン法人はローカル法人と同様に課税されるのではないか、と言われていた。

だがその噂は外れ、ゲートで仕切られたフリーゾーン内の法人でも課税の対象となる。結局フリーゾーン法人でもローカル法人でも、かつどこで設立されたフリーゾーン法人でも同様の課税対象となる、ということだ。

これにより「同じUAE内の法人への課税」という点ではフェアだと言えるが、アクティビティ(業務)によってはかなりグレーであった「フリーゾーンでできるビジネスとローカル法人でなければできないビジネス」の境界線がいっそうグレーになり、なおかつ政府 もそのグレーな部分は想定内にした感がある。

それはさておきExecutive Regulationの内容から目についた部分をピックアップしたい。特に日系ビジネスにとっては自身のサービスが"Zero-Rated Supply"(=0%課税)に該当するのかどうか、という所に関心があるだろうと思う。

グッズの輸出


UAEを含むGCC諸国以外への輸出はZero-Rated。もちろんこれを証明するエビデンス(B/L)などは保管しておかなければならない。

例えば私(ドバイ居住者)がディーラーから車を買ったら課税5%だが、私の日本の友人が車を買って日本へ輸出されれば0%。

サービスの提供


弊社のコンサルティング費などもこれに相当するが、これは「サービスが提供された時点で、サービスの受け手がGCC諸国以外の場合はZero-Rated」とある。

なので弊社が日本の法人相手に「ドバイ市場リサーチ」などを行う場合は0%VATということになる。

だが例外があって、それはGCC諸国の不動産やアセットが絡む場合。例えば「不動産売買時のコミッション」などは、たとえ顧客がGCC諸国以外であっても5%の課税対象、といえる。

テレコミュニケーション・サービス


インターネットの発達により、日本以外から日本へ向けてインターネットで何かを配信して大儲け、などというのも珍しくない。そんなテレコミュニケーション・サービスのZero-Ratedは以下だ。

  • UAEを含むGCC諸国のIT法人から、それ以外の国の法人へのサービス
  • UAEを含むGCC諸国のIT法人から、それ以外の国に住む個人へのサービス

よってドバイから日本へ向けてのITビジネスは今までと同様に税制メリットを謳歌できる。

プレシャスメタル(金など)


インベストメント・クオリティ(99%ピュア)の貴金属はZero-Rated。
なので、金の原石や砂金など純度99%に満たない貴金属の売買には5%の課税、と考えられる。

その他のビジネス


細かいガイドラインは省くが、ざっくりと以下のビジネスはZero-Ratedだ。

  • 教育
  • ヘルスケア

以上だが、地域特性として「実際に法が施行されたが実はビジネス慣習では違うやり方が一般的」などということも起こり得る。

例えば、ドバイの不動産売買時の不動産局登録料は、法律では買い手と売り手が2%づつ折半することになっているが、実際には買い手が4%を払う。

そんなこともあるので、VATが施行されてしばらくの間は混乱もありそうだ。

話は変わるが、以前「UAEでVAT(付加価値税)を導入しても、消費意欲旺盛なドバイでは、日本の消費税導入時の様に一気に景気が冷え込むような事はないんじゃないか」と書いたことがあるが、正直言ってどうなるかは予想がつかない。

実は今のドバイ/UAEはけっこう景気が悪い。(だが地元の新聞などはそのように公には書かないのだが)
なのでさらに5%の税金がかかる、となると、例え購買意欲旺盛なドバイ居住者であっても消費の落ち込みは避けられないような気がしないでもない。

このVAT導入で、ドバイ/UAEを始めとするGCC諸国の財政も安定していく、という方向だが、今までまったくありとあらゆる税金が無かったドバイに住んでいたので、移民の増加と共に街の規模が拡大していくにつれ「ここもついに普通の国になっていくのか・・・」としみじみ思う今日このごろです。

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2017/08/27

我が家の空気清浄機選び〜ヨーロッパ製vs日本製〜その結末は・・・

我が家では空気清浄機を買うことにした。

かれこれ18年飼っている猫の抜け毛がひどく、1歳8ヶ月のマイサンの鼻タレが止まらないのだ。

ちなみにマイサンはその他のアレルギーは大したことないが、よりによって猫アレルギーが最高レベル。私と18年間苦楽を共にしてきた猫を手放すわけにもいかない。(しかも手放すにしろ、糖尿病で毎日のインスリン注射が欠かせない老猫を誰がもらってくれるだろうか・・・)
よって掃除機ロボットRoombaで毎日部屋の中を掃除をするなど、何とか対応していた。 

だが今は猫の抜け毛シーズンらしく、さらなる対応が必要になったのだ。

というわけで・・・

空気清浄機購入のリサーチを開始

最近Amazonに買収された、ドバイではNo.1ネットショッピングサイト、souq.comを物色する。

調べ始めると早速行き詰まってしまった。空気清浄機ほど各商品の違いがわからない電気製品はほかに無い。
何しろ、空気がどれほどキレイになっているか、どれが効くのかは数値で表せないため客観的に判断するのが難しく、どれを選べばよいかまったくわからない。

今日の我が家の環境 in Dubai
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しかもドバイで空気清浄機を販売しているのは、日本製では日立、パナソニック、シャープとよく知られたメーカーだが、日本以外のメーカーはよく知らないメーカーが多い。
商品の良し悪しの前に、どこの国のメーカーで、そして信頼に足るメーカーなのか調べたいので、それだけでかなりの労力が必要だ。

というわけで、最初のうちは安心の日本製:日立、シャープ、パナソニック、の3社に加えて、うちでも掃除機を愛用しているダイソンの中からどれかかな、という感じだったが決め手を欠いていた。

ドバイではPM2.5はさほど脅威では無いし、湿度は乾燥していないので、特別ハイパフォーマンスである必要も、加湿機能が付いている必要もない。だが猫フケなどアレルゲンは最低限除去してほしい。というわけで、

  • 予算AED2,500(74000円程度) 
  • アレルゲンを除去する性能だというHEPA フィルター搭載 
  • あまりインテリアを害さない(大きくない方がよい) 
  • よって必ずしも部屋全体を清浄する必要はない

あたりが条件となった。もちろん中国製、韓国製は除外だ。

ちなみに日本に比べ、同等の空気清浄機でもドバイでは価格が高い。例えば日本で5万円程度で売られている商品がドバイでは7〜8万円する、というイメージだ。

ところでさらに物色を進めると、スイス製のスタドラー・フォーム(Stadler Form)という聞いたこと無いメーカーの空気清浄機(「ロバート」と言う)がインテリア的にオシャレで気になった。

ヨーロッパ製品 vs. 日本製品の様相に


仕事柄、日本製品をドバイでマーケティングする、みたいな話は時々あるが、その際に私がいつも話をするのは「ドバイ市場ではブランド力で勝るヨーロッパ勢とのガチンコ勝負になります」という事。

私の経験上、中身もなくセレブを連発するテレビの影響からか「中東では金持ちばかりだから日本から商材を持っていけば何でも売れるはずだ」と根拠もなく間違った理解をしている人が多い。
「アラブ人男性はスイーツがお好き」と市場を知る事の重要性
だが実態は、ヨーロッパ製品にはブランド力で負け、中国・韓国勢には安さで負け、と日本製品にとっては非常に苦戦を強いられる市場なのだ。

私の空気清浄機購入計画も「ヨーロッパ製品vs日本製品」のガチンコ勝負へと突入。

このヨーロッパ製品。ダイソンのピュアクールといい、このスタドラー・フォーム・ロバートといい、実にオシャレ。
空気洗浄機もインテリアの一部だ、と考えればヨーロッパ勢のアプローチは納得できる。

一方の日本製。性能は多分文句なしなんだろうが、いかんせん「空気清浄機デス!」とうルックスがどうもモサい。

昔よりオシャレめではあるが、どうも「空気清浄機」という観念から抜け出せないルックスなのだ。この辺ははっきり言ってしまうと申し訳ないが、どうしても「守りに入った日本の大企業サラリーマンが造った」香りが商品デザインからプンプンと滲み出ており、今ひとつ趣味に合わない。

ところでオサレ度では文句なしのヨーロッパ製だが、ダイソンのピュアクールは空気清浄機付き扇風機という立ち位置で、肝心の空気清浄機の作りはいたってシンプルそう。だがその割に価格は高い。「ダイソン」というブランド名に金払っている感じ。

そしてスタドラー・フォーム・ロバートは、HEPAフィルター使用ではなく「水で洗浄」という方式で、どこまで信頼できるかが未知数で、それなりの金額を払うには若干不安。souq.comでしか売っていないので現地代理店があるのかもわからず、それも不安。そして加湿機能も必要無い。

一方日本製は、前述したデザインの好みはさておき、日本メーカー各社の製品が入門〜高級まで3〜5種類ほど幅広くラインナップされているため、逆にどれを選んでよいかわからない、という状態に陥ってしまった。

顧客重視からくる従業員の涙ぐましい努力によって、様々な機能を持つ様々なランクの商品を親切に出しているが、それが仇となってどれを選べばよいかわかりにくい、という結末になっていないだろうか。しかも日本の電気屋さんの様に、違いをしっかりわかっていて説明してくれる店員さんもドバイでは皆無。

その辺ダイソンもスタドラー・フォームも空気清浄機は一品しかないので迷うことがない。

機能充実で信頼の日本製か、はたまた機能は省いてもデザイン重視のヨーロッパ製か。悩ましい・・・

そんなことを考えながら、ダイソンを買い物カゴに入れてキャンセル、日立を買い物カゴに入れてキャンセル、ってな感じでどうにも選べないまま毎日数時間を無駄に過ごし、完全にドツボにハマってしまった。

だれかヨーロッパデザインの中に日本製品の中身を入れてくれないだろうか・・・

伏兵現る


結局、そんな感じでどれか一つを選ぶ事ができず、

あ〜!もういい。普通の機能で安いのでいい!(安ければ使い物にならなくて捨てても後悔しないから)

というわけで、もうちょっと安い価格帯を見てみると・・・

Mi Air Purifier 2 というミニマルデザインの空気清浄機、AED675(20000円弱)という商品が目に入る。安いが私のニーズを結構満たしている。

どうもインドで売れているらしい。デリーの強烈なPM2.5にも対応できているらしい・・・・

メーカーはiPhoneそっくりで有名なシャオミ(小米)だった。

中国製の電気製品か・・・

一瞬抵抗があったが、これ以上空気清浄機選びに時間を費やしたくなかったのでさっさと購入。そして次の日にデリバリー。速い。そして苦痛の商品選びから開放された喜び。

ところで購入後に知ったのだが、このMi Air Purifier 2は日本のバルミューダというベンチャー企業がデザインした空気清浄機に酷似していてパクリと言われているらしい(少なくとも日本では)。

日本製品をパクって、まだ日本製品が進出していない第3国でさっさと大量に売る・・・
これぞ中国流。

Mi Air Purifier 2とは


これが結構良さげ。やすかろう悪かろうと馬鹿にできない、中々のクオリティ。

作りは至ってシンプルだが、システムは3倍以上の価格がするダイソンのピュアクールに似ている。下の円形HEPAフィルターで洗浄し、上の扇風機で出す。違いはダイソンが羽なしイノベイティブな扇風機なのに対し、これは普通の扇風機が乗っかっているようだ。

正直なところ部屋の空気がキレイになっているのかはよくわかりません。

でもスマートフォンからコントロールできるのは結構便利だ。ペアレンティングコントロールもついているので、本体ボタンをすぐ押してしまうマイサンがいても大丈夫。

なかなか気が利くじゃないっすか。

猫の抜け毛はさらにエスカレートしているが、マイサンの鼻タレは徐々に収まってきており、結構効果もでているようだ。顔の発疹などは出なくなった。(空気清浄機の効果かはわからないが)

日本人の私にとっては「やすかろう悪かろう」がいつまでも頭から抜けない中国製品の評価だが、パクリ疑惑はさておき、今回はけっこう満足な買い物だったことを付け加えなければなるまい・・・

2017/08/22

最近のバイク増加とドバイ飲食業界

 最近町中を運転していて感じることがある・・・

以前に比べやたらとバイクが多いのだ。

夏真っ盛りのドバイでは気温50度近くに上がることも多く、夏はレジャーでバイクに乗るなどあり得ず、真夏にバイク乗りを見ることなど殆ど無かった。

だが今年はバイクがやたらと多い。

というのもレストランからのデリバリー・バイク(出前のバイク)が今年はやたらと増えたのだ。そして今までのようにレストランに所属したデリバリーバイクが増えたのみではなく、デリバリー専門業者というのが登場したのがその原因の様だ。

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ドバイレストラン(飲食ビジネス)事情


ドバイのレストランに行くと、結構お客さん少なくスカスカ、これでよく営業していけるなぁと思うことがよくある。
UAEではビジネスに対する法人税はないが結構家賃は高い。(VAT=付加価値税は2018年より導入予定。)

ドバイ/UAEでVAT(付加価値税)導入が発表された

人件費はある程度安いが、あまりにもお客さんが入っていないとちゃん営業していけるのか心配になる。

さらにドバイでは、お酒が出るレストランというのは「お酒を扱う」ライセンスを持つホテルに入居しているレストランに限られ、普通の町中の飲食店はお酒を振る舞えないため「お客さんがお酒を飲むことによって客単価を上げる」という安易な儲け方ができない。

当然のことながら、レストランビジネスでは調理する手間のかからないお酒で儲けられれば効率がよい。

そんなドバイの飲食業界において、誰もが知っている人気店は別にして、昔からコストを抑えて成功する1つの戦略として挙げられるのは、店舗は小さめにしてスタッフも最小、店への集客はそれほど力を入れず、デリバリーを主要なビジネスに育てる、というものだ。

完全車社会のドバイでは、ちょっと近所に行くにも車に乗るケースが多く、デリバリー(出前)の需要も大きい。
シンガポールなどと同様に夫婦共に働いている人々も多いので、シンガポールの様にレジデンスにホーカーセンター(フードコート)のようなものが隣接していないドバイでは、デリバリーのニーズも多いと思う。

とは言っても、デリバリー戦略もけっこう大変なところがあって、例えばデリバリーバイクやデリバリー社用車を用意するのみならず、低所得労働者はそもそもUAEの運転免許証を持っていないことも多いため従業員に免許を取らせないといけない。そしてせっかく免許取得をサポートしてあげたのに、その免許取得を利用して直ちに他社に移ってしまった、というのはよくある苦労話だ。

デリバリー専用ビジネスがレストラン業界をブーストするか


そんな中、食事のデリバリーを専門に行う業者が現れ始めた。

これによって今まではデリバリーをしていなかったレストランがこれらの業者を使うようになったことで、私の家族にとっても様々なレストランから出前を頼むことが可能になった。

代表選手はオーストラリア発というDeliveroo(デリバルー)と、さいきん親会社がなにかと逆風下にあるUberEats(ウーバーイーツ)の2社だ。

この2社は結構評判も良い。

今までのドバイの出前は、オーダーした後何時に来るかわからない、といった状況も多々あったが、これらの会社はオーダー時点で何時頃にデリバリーされるかお知らせしてくれ、かつデリバリーがどの辺に来ているのかをリアルタイムで知らせてくれる。

空腹状態で待っているお客さんにとってみれば、非常に親切で便利なのだ。

レストランにとってみても、自前でデリバリー部隊を揃えなくてもデリバリーで収益を上げることができるのは大きなプラスだろう。

だがドバイの道路はいっそうデンジャラスに


ドバイの運転が荒くて危ないことは以前にも書いた。

例えば、

  • 主要道路は片道7車線位あるが、追い越し車線を圧倒的な遅さでマイペースで走るおっさん
  • 車線の線上を走るケララ出身の人々(数年前に行ったケララでは皆この走りをしていた) 
  • 本来追い越され車線である車線を高級スポーツカーで爆走する兄ちゃん 
  • ウィンカーを出さずに(そもそも使い方を知らない)車線変更するタクシー 
  • 脇道から本線に車が来ていることも確認せずに侵入してくる不注意者
  • 前に赤信号が見えているのに、全力疾走で追い抜き一つ前に無理やり入ろうとするあわてん坊や

などなど。ドバイの道路には危険がいっぱいなのだ。

わたしもドバイに10年住んでいるが、軽くぶつけられるなど過去に4回事故に遭っている。すべてマイナーで済んではいるが。

そんな不注意なドバイバーが多い中、隙間にはいって進もうとするバイクはドバイの道では非常に危ない。すでにバイクが絡んだ自動車事故の話が新聞などでよく目につくようになった。

特に道路インフラが整っていて相対的にハイスピードで走るドバイの道においては、うだるような強烈な暑さの中、バイクを運転するのも命がけなのだ。

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2017/08/11

日本帰国 2017(ベビー連れで)その②

マカオに行く(ベビー連れで)
香港 2017(ベビー連れで)その①
香港 2017(ベビー連れで)その②
日本帰国 2017(ベビー連れで)その①

アベノミクス効果(?)で私の地元、長野県岡谷市でも若干景気良さげ?


もうかれこれ20年位前から実家に帰る度に活気を失っていく街を見てきたような気がするが・・・

今回帰ると旧アピタ岡谷が「レイクウォーク岡谷」というモールに一新。

中にはスタバやユニクロが入居していた。
ソフトバンクの店も出ていてペッパーもいた。

平日だと言うのにけっこう活気がある。スタバもほぼ満員だったし。

スタバにもけっこう若い人たちが来ていて、岡谷でこの活気を見たのは大人になって初めてのような気がしました。

実はレイクウォーク岡谷の存在を知ったのは帰る前の日で、前日までにわざわざ松本まで行って必要な物を買い物したのだったが、その必要はなかった。買いたいものは全部レイクウォーク岡谷で足りた。

地方でも、人気店が入る(?)、話題性がある(?)と結構人があつまるのか、と実感。今後も続いていってほしい商業施設です。

白樺湖と蓼科牧場へ

平日だからかいつもなのか、まったく人がいない白樺湖

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蓼科牧場では動物とふれあえる、とあったのでぬいぐるみ好きなマイサンにモノホンの動物を体験させるべく連れて行ってみる。





平日だからかうちの家族以外誰もいない・・・





非常に閑散としていて人も動物らしきものも見当たらないが、牛舎のようなところに行ってみると・・・

動物が居た!

小さい馬とミニ豚とうさぎと羊。

動物はオリに入ってはいるが、管理する人すら居ない。



誰も来ないからか超リラックスしているうさぎ。

その後蓼科第二牧場へ移動して「牛乳専科もうもう」という店でソフトクリームを食べる。

これがうまい。

しぼりたて牛乳は1歳時にも大丈夫だというのでマイサンに飲ませてみると、どうも違いがわかるようでマイサンも満足げ。

我々が住むドバイではとにかく緑と山が無いので、本人はわかっていなさそうではあるが良い経験だったと思う。

地元の産品を食す


私の地元長野県岡谷市では昔から馬刺しを食べる。

以前馬肉のすき焼きを、馬だと言わずに内緒で福岡出身の妻に食べさせたらプチショックを受けていた。

そんな私の地元、諏訪地方だが、今回近所の「道の駅」ではジビエと称して獣肉がけっこう売られていた。

そういえば何かのテレビ番組で「ジビエブーム」だと地元近辺の話が出ていたな。

今回食したジビエは、


鹿肉スライスサラミ風。癖が無く普通に食べられる一品。普通にサラミだ。けっこううまい。

鹿肉でないといけない理由は何も感じなかったが。

それから岡谷市隣の塩尻市は複数のワイナリーが所在する日本有数のワインの産地だ。(たぶん)

そこでフレンチ白ワインでは基本のソーヴィニヨンブランを買ってみる。「地元農園産のブドウを使用」と期待が持てる触れ込み。

だが味は・・・残念。

こんなことを言うと申し訳ないが、なんかワインに到達しきれていないワイン、という感じだった。色も薄い。

歴史が浅く、まだまだなのかな。

それとも欧州品種のソーヴィニヨンブランだからいまいちだったのか・・・

次回はもともと地元で採れる品種で作ったワインを試してみたいと思う。

何かとマーケティング過多な日本


「地元農園産のブドウを使用してます」で思い出したが、今回色んな所で感じたのは、「北海道産の生乳仕様」とか「鹿児島産の黒毛豚」だとか、そんな表示で選んだ食はことごとくイマイチだった。ブランドマーケティング手法にすっかりやられてしまった。

ちゃんと「北海道産(だけど大したことない)生乳仕様」とか「鹿児島産(だけど安めの部位の)黒毛豚」とか書いてほしいもんだ。

何も表示されていない普通の食事の方がよっぽど美味かった。

感じ良かった日本人


今回日本に来る前、私がツイッターでフォローしている海外在住日本人の間で、いかに「日本人は街中でたまたま出会った人と話をしない(他人と話をしない)」社会か、が議論されていた。

私も特にその意見には反対ではなかった。

だが今回、日本の人々も結構フレンドリーなことを体験。

私の息子は、人懐っこいのか単にオツムが弱いのか、レストランやカフェなどで食事をしていると、ちょろちょろ〜っと隣のテーブルに行って、笑顔を振りまいたり、変な顔してみたり、睨んでみたり、とにかく他人のリアクションをもらうのが大好きなのだ。

これはきっと子供に対してはほぼ100%何らかのリアクションが返ってくる、超フレンドリー社会のドバイで育っているからなのだと思う。

だが意外なことに、日本でも結構リアクションがあった。とくにおばちゃんは最強だし、同様にちっちゃい子供を持ったお母さんからはかなりの確率でリアクションがあった。

もちろん完全無視される事もあった。特に大人の男性には。

それはともかくとして、海外に住んでいるとなぜか「いかに日本が子育てに冷たい社会か」という様な話やニュースばかり目につくので、ああ日本ってそんな感じだよね、という雰囲気になってしまっていたが。

結局マスコミやそれを読んだネット民がそんな話ばかりを取り上げているだけで、実際は同じ日本人でも色んな人、色んな生き方、考え方、があって、マスコミでステレオタイプ化されているより実態はまともなのだろうと思う。

そんなに悪くないよね、と思った今回の日本帰国でした。

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